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脳梗塞の研究で頻繁に用いられているラット中大脳動脈閉塞モデル(MCAO)について。
脳梗塞の研究で頻繁に用いられているラット中大脳動脈閉塞モデル (MCAO)について質問があります。現在MCAOモデルの作製として、ECA からICAへの3-0ナイロン糸挿入を検討しているのですが、ICAの位置が 把握できていないた先に進められません。 ・まず、ラットCCAからECA、ICAの分岐点が分かりません。参考になる ような専門図書を教えていただけないでしょうか。 ・MCAO作製法はKOIZUMIら、NISHINOら、Borlonganらが作製しています が、いずれの論文を読んでも細かい手技手法までは載っていないよう に感じます。何かMCAOについて詳しく記載された論文はないでしょう か。 以上よろしくお願いします。
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- grumpy_the_dwarf
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回答No.1
・分岐の話 内頚動脈の分岐は、ラットの頚部を切開すれば見えます。筋肉など は邪魔にならないようちょっと避けますけど、難しくはないです。 ウチでは釣り道具屋で買ったフックに細工をして、リトラクタの代 わりにしていました。 ・手技の話 そんなこたねぇだろと思ったので、小泉の原論文を探しました。 方法と考察を併せて読むと、かなり詳細な注意点まで書いてあると 思います。もちろん、あのとおりビシッとヤルには、かなりの手先 の器用さと経験が必要ですけどね。それでも歩留まり9割。不器用な 人がアレコレ工夫をしたら7割から8割ってところでしょう。ウチで 小泉の研究を引き継いだ人たち、結構苦労してましたよ。 ある程度安定した梗塞を作れるようになるには経験が必要です。本 を読むよりラットに向き合うことをお薦めします。
お礼
返信ありがとうございます!! まず、語弊があってすみません。小泉らの論文は手技手法まで詳細に 書かれていますね。血管に樹脂を流して作ったという、頚頭部の血管 模型は是非見てみたいですよ。 ただ総頚動脈から内頚動脈への分岐はどこ?ということになるとそこ までは書かれていないようです。分岐なんてあまりにも基本的なこと すぎて、書かれていないんでしょうね^^; 実際に切開した時の様子をお伝えいたしますと、 ラットを仰向けに、鎖骨上部から総頚動脈を追っていきますと、まず、 2.5cm辺りで、背部に垂直方向に走る分岐がありました。またそこから 1cm辺りに分岐(舌動脈でしょうか?)があり、さらに、カーブが0.5cm 続き、分岐がありました。 この中に内頚動脈はありますでしょうか?返信心待ちにしております。