- ベストアンサー
「しょうがない発言」何がいけないの?
「しょうがない発言」何がいけないの? 久間防衛相の反省のない辞任という幕引きに終わるようですが、報道当初から疑問なのは 「仕方がなかった」という米への肯定的な発言のどこが問題は分からない点です。 詳しくはありませんがその理由を書いておきます。 当時の日本政府は ・米の降伏勧告を無視 ・特攻・沖縄人民を時間稼ぎに利用する等国民の人命軽視 ・中国への侵略 ・731部隊の人体実験 ・東アジアでの出兵でも食料強制現地収集により現地住民を餓死させる ・日本兵による殺害被害者2100万人(非戦闘員含む) ・日本兵死者300万人のうちが死者が200(100?)万人が餓死者 ・思想弾圧による国家的殺人 ・ナチスドイツとの同盟 と原爆よりも多大な国内外の人民を犠牲にした当時の日本政府は本土決戦を行うつもりでした。 当然本土での戦闘となれば 日本・アメリカ共により多くの国民が犠牲になったでしょう。 また、過程はどうであれ当時の日本政府を選出したのは国民であり、 民主主義的観点から見て政府の行いは最終的には国民に責任があると思います。 その意味で当時選挙権のあった国民は非戦闘員であっても、 戦争責任は皆無とは言えないのではないでしょうか? 非人道兵器の使用を考慮しても 結果的に双方の犠牲者が少なくて済んだことは明白ではないのでしょうか? 仮に当時の日米の立場が逆だったら、日本政府は原爆の米本土への投下をしなかったでしょうか? 戦勝国となった日本国民が「しょうがない」発言にそれほど腹を立てるのでしょうか? どんな意見でも結構ですので書き込みを頂けたらと思います。 まとめてレスいただける方は主な疑問点は下記のようになります。 1.結果的に双方の犠牲者が少なくて済んだのではないか? 2.当時の日米の立場が逆で、米本土へ原爆投下した場合 戦勝国となった日本国民が「しょうがない」発言にそれほど腹を立てるのでしょうか? 3.当時選挙権のあった日本国民は戦争責任はないのか? お断り:当質問は非人道兵器・侵略・虐殺・戦争等を肯定するものではなく、 太平洋戦争前の歴史及び、現在の日本での戦争認識を知る事が目的です。
- みんなの回答 (20)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
1それは誰にも分らないです。 2どれを取ってもハリボテだった当時の日本の力では ありえなかった様に思います。 3選挙権はあっても、操作された選挙権なら意味は 無かったのではと思います。 結局、何がいけないってそれだけの地位の人間が 認めてはいけない事なのではないでしょうか? それに、実際に被爆体験をした方や身内を亡くした方、 現在に至っても保障されずに苦しむ老人を知っていて 仕方ないとは情けないじゃありませんか。 戦争の事は詳しく分りませんが、あの発言に対する国民の 怒りは歴史がどうのこうのではなくもっと泥臭い物です。 心底苦しんだ底辺の人間を侮辱して尚緩んだオエライの 薄ら笑いは見るに耐えないです。 そんな配慮も出来ない人は上に立つものとして相応しくないと 言う事ですよね。 でも、そんな事よりどちらがどうだから悪い・・ではなく 戦争自体が、人を傷つけ殺す事自体が仕方ないでは済まない 事だと思います。 的を得てなかったらスミマセン。
その他の回答 (19)
- green1957
- ベストアンサー率32% (68/209)
ANo.18の者です。 poipoi_saさん、僕はあなたの今回の質問の投稿内容は、元大臣のあの発言をに対して、単に批判だけを並べ立てるメディアより、よっぽど価値があると思いますよ。 だから、この質問を拝見して以来、色々な方の意見をずっと興味深く読んできましたし、投稿もさせてもらいました。 一つ一つの回答に、きちんと返答を返す姿勢も良いと思います。 でも、ANo.19の方への、その返答内容はいただけない。 広島や長崎の人たちは今でも、今までも本当に一生懸命に運動をされていますよ。 被爆者の人も、その遺族の方達も、二世、三世の人も、ただ広島や長崎に生まれただけの人たちも。 原爆症に苦しむ体を押してアメリカに赴き、「リメンバーパールハーバー」と罵声を浴びせられながらも、核兵器の恐ろしさを訴え続けた人がいます。 その体験を語り伝えるために、封印しておきたい恐怖の記憶と必死に向き合っている人も沢山います。(記憶と向き合うだけでも、戦争のことを何も知らない我々には想像を絶する苦しみのはずです。) 日々、拡散していく核の現実に、自分の無力さと戦いながら、核廃絶運動を続けている10代の子たちもいます。 様々な人が、様々な形で日々戦っています。 時折、そんな姿を目にすると、毎日の生活に追われるばかりで、日本人として何もしていない自分に疑問すらいだきます。 (poipoi_saさんだって、このような投稿をされているほどですから、彼らの活動を全く知らないわけではないはずですよね) 相手が大きすぎるんです。とてつもなく大きな相手と戦っているんです。 poipoi_saさんが普段、そういう活動をされている方なのかは解りませんけど、少なくとも、匿名でこんなところで、彼らの努力をないがしろにするような(そのつもりはなくても、そう受け取れるような)発言をしてはいけません。 軽々しく、そんな努力を彼らに要求してはいけません。
お礼
回答いただいた皆様、 予想を上回る大変多くの回答をいただきまして、真に有難うございます。 このような経験は初めてで、感激しております。 どの回答も一つ一つ様々な意見が見られ、 視点や着眼点、結論まで多岐に渡り大変参考になりました。 非核に関しては政治家も与党野党の壁を超え 超党派なうねりとなり、今回の辞任・内閣の支持率低下をもたらしています。 回答数の多さも、関心の高さゆえと思いますが、 ポイントは2名様のみしか振り分けることが出来ません。 本心としてもっと多くの方に差し上げたいと思いますが、 その点ご容赦下さい。 その2名は本来の質問内容である、仕方ない発言の問題点について 書いて頂いた方にさせて頂きました。 また、機会がありましたら気軽に書き込みをして頂ければと思います。 直接ではありませんが、私も今度は回答する側としてお礼を 兼ねて参加させて頂きます。 皆様回答有難うございました。
補足
回答ありがとうございます。 仰ることよく判ります。 ご指摘のように広島・長崎の方々の戦後の 核廃絶運動を否定するつもりはありません。 だいぶ言葉が足りなかったかと思います。 謹んでお詫びいたします。 しかし、否定はしなくとも、批判をしないつもりはありません。 努力の量や苦悩を結果が出る出ないだけで測ることは 当然出来ませんが、核が廃絶されれば他の非人道兵器には関心なしというのは、現世界の被害者数からすれば 先に使用禁止を求めるのはその他の非人道兵器かもしれません。 これは被爆者の方々の中でも意見が分かれる繊細な問題でしょうが 自分たちの活動に 「非核」を求めるのか 「同じような被害者の根絶」を求めるのか という問題かと思います。 あくまで個人的な意見ですが、 私は非核も勿論大切ですが、まず人がありき、同じような 民間人被害者が少しでも少なくなり、苦しみが無くす活動が 優先だと思います。 枯葉剤は公には使用しないでしょうが、不発弾を撒き散らすような 拡散型の兵器もその被害に遭う人々を見ると あまりの惨さに世界全体への怒りを感じます。 非核も大切ですが、そこに捕らわれるあまり目の前で増え続ける 非人道兵器の被害者に対して盲目になってはいまいかと危惧しています。(特に広島、長崎の方に限った話ではありません) 原爆症の方を否定するような文章になってしまったのは bigboss55さんの書き込みが、国家へ保障を求めるのみで、 他者への目が見られない印象を受けたからです。 ご本人が補足されている通り感情的になってしまったという ことですから本心ではない部分もあるでしょう。 勿論後遺症で生活するだけで精一杯の方も沢山おられるでしょうが、 もし自分が 理不尽で、不条理な先天性でもない人災での原爆症であったなら、 やり場の無い怒りで一杯になるでしょう。 そして二度と起こさせない様社会に対して活動をしていくしか 自分を保つ方法は無いように思えます。 ただ繰り返しになりますがこの辺は 人それぞれ、誰もそんな義務も、彼らに活動を求める権利も ありませんから、自分の人生を満喫する権利を行使することを責めることは出来ません。 ですから、bigboss55さんへの書き込みは 軽々しく求めたというより、 green1957さんの言うように 他の頑張って活動されている 原爆症の方との相違を感じた所から書いた次第です。 今回は沢山の書き込みを頂き、様々の今後の おかげさまで、考えが至らなかった所や 自分への課題も見つかりました。 green1957さんのご忠告もありがたく頂戴いたします。
- bigboss55
- ベストアンサー率24% (12/49)
貴方の指摘された過去の歴史背景が、正しいか、正しくないか、については、述べません。単純に現在の国民感情から行けば,久間発言は絶対許せません!なぜなら、広島県民として、沢山の亡くなった人を見てきたからです。私も原爆症の認定を受けています。今尚被害に苦しむ多くの人の現状をなんと見ているのですか?_原爆投下はしょうがない!被害にあったのもしょうがないですか!ただただ、逃げ惑う中ピカドン1発で、60年いやこの先,死ぬまで、辛い思いで生きなければならないのです。それとも被害者は早く亡くなれ、そうすれば、原爆後遺症の保障もせずに済むとでも言うのですか?感情に走ってしまった様ですみませんが正直な気持ちです。
補足
回答ありがとうございます。 >早く亡くなれば原爆後遺症の保障もせずに済む そう考えている人も居るでしょうね。 勿論、私は違いますが、既に書き込んだ事ですが、 即死と後遺症に苦しむ生活を同じ 基準で測ってはいけないと思います。 現在も被害に苦しむ方々のことを思うと胸が詰まる思いで 一杯になります。 自分の生まれる前のこととはいえ、何故そうなったのか。 戦前・戦中に何があったのか、目をそらさずに学ぶ事が、 まず初めで自分に出来ることだろうと考えています。 >今尚被害に苦しむ多くの人の現状をなんと見ているのですか? 本来あってはならない事ですが、 現在の戦争は戦闘員・民間人の区別も無く 殲滅する恐ろしい兵器に溢れています。 ベトナムの枯葉剤・劣化ウラン弾なども 子孫に後遺症が残る非人道的な兵器です。 まだまだ世界で使われています。 失礼ですが、他の方も書かれているように 人類全体の利益的観点から言えば 広島・長崎の惨事で結果的にその後の核兵器を初めとした 非人道兵器の使用にブレーキがかかった点では 被害にあわれた方の犠牲も少しは意味があったのではと 考えています。 よって原爆症の方々は他の方以上に 何故そのような犠牲が生まれ、何故必要だったのか 考えねばならない業を背負わされていると思います。 これは60億を超える人類の中から原爆症の患者として生まれついた という偶然を必然と捕らえるかどうかと言う事です。 勿論そのようなことを忘れ自らの人生を 全うされることを否定しません。 そんな権利は誰にもありませんし、義務もありません。 しかし、原爆症の方は、 あのような大臣を生み出す与党に投票していないのでしょうか? 勿論主義思想は様々で、今回の件だけで、与党支持者全てを否定するつもりなど毛頭無いですが、全世界にあの発言が公表される事態になったことに、参政権のある国民として根源的な責任があると思います。特に当政党へ投票した方は重いでしょう。 極論をすれば大臣が悪いのではなく、 そのような大臣しか選べなかった我々国民が悪いと思っています。 人災による不合理な苦しみ・怒りをどう解消するのか、 酷なようですが、四六時中離れられない現実ですから 人生を全うする為必要な問いかけではないでしょうか? 大臣を辞任に追いやるだけで問題が解決したかのような 今の政府対応に満足して欲しくないと思います。 元々私の感覚では「しょうがない発言」よりも もっと大切な怒ることがあるだろうと思っています。 例えば、話を核に限ってもいいでしょうし、 もっと広く非人道兵器そのものにNOをいう活動が 広島・長崎から出てきてもいいでしょう。 政府が動かないならNGOとして 働きかけていくことも出来るはずです。 カナダのNGOに地雷禁止の世界的な合意の取り付けで 先を超された事について広島・長崎の方は どうお考えなのでしょうか? (活動自体は先を超されて悪いことなど一つもないですが 口では唯一の被爆国と言いながら、 それを生かせていないことが歯がゆくて仕方ありません。) カナダ国民より訴求力が現被爆者にはあるはずだと思います。 今後bigboss55さんと同じような被害を受けるであろう未来の 人類に対して原爆症患者という立場から、どのような働きかけが出来るかを考え、それを基にした原爆症の方で無ければできない 動きが出てくればと思っています。
- green1957
- ベストアンサー率32% (68/209)
質問の内容からは外れる投稿になりますが、今までに見聞きしたアメリカの原爆投下にまつわるいくつかのエピソードについて、書かせていただきます。 アメリカが、最初から日本をターゲットとしていたのかについて。 マンハッタン計画が立案された最大の理由は、ナチスの原爆開発を恐れたためであり、対ナチス戦を想定したところからスタートしています。 また、1944年12月30日のルーズベルト大統領とマンハッタン計画の統括責任者だったレスリー・グローヴズ将軍との会談の中で、大統領の「最初の原爆はドイツに投下したい」という発言に対し、グローヴズ将軍は、仮にその原爆が不発に終わった場合、原爆の実物モデルがドイツに渡ってしまう恐れがあるとして、ドイツへの投下に反対したという記録があります。(ちなみに、ドイツの原爆開発の可能性を最後まで恐れていたのがグローヴズ将軍だったようです) さらに、オッペンハイマーが2つの原爆投下に成功したことについて、唯一心残りだったことは、ナチスの降伏までに原爆の開発が間に合わず、ドイツに投下出来なかったことだった、という話も残っています。 日本が投下目標と定められた後にも、次のような話があります。 マンハッタン計画に関するほぼ全ての決定はグローヴズ将軍よって為されており、当然広島と長崎を最終目標と定めたのも彼なのですが、1945年の春の時点では最初の投下目標リストのトップは京都でした。しかし、上官のヘンリー・スティムソン陸軍長官が「あれほど歴史が古く、人も街も洗練された貴重な街を破壊してはならない」として目標の変更を指示したことで、京都はリストから外されました。 以上のことから、ナチスに原爆開発の可能性が無いことが断定されるまでは、投下目標はドイツと日本の二国であり、原爆が実用可能となった時点で戦っていた相手が日本だけだったと考えるほうが自然だと思います。 もちろん、実践でのデータが欲しかったことや、ソ連への牽制も理由ではあるでしょうが、白人よりも有色人種に使用したかったからという話には疑問を感じます。 尚、質問の1.2.3のことについては、既に同じスタンスをとられている回答者の方がいらっしゃいますので、省略させていただきます。失礼いたしました。 あと、蛇足を一つ。 原爆投下後の長崎を記録するために従軍したカメラマン(名前は失念しました)が、そのあまりの惨状に衝撃をうけ、後に戦勝記念の式典に列席したトルーマン大統領付きのカメラマンとして参加した際、大統領になぜあのような兵器を使用したのかと尋ねたところ、大統領は血相を変えて「あれは私が決定したことではない」と言い放ったそうです。
補足
回答ありがとうございます。 人種差別による選択ではなく、そのような経過があったということですね。おかげで勉強になります。 京都が外されたというのも、 やはり民間人を巻き込むことにはさほど 抵抗が無かったという事でしょうね。 当時の米軍首脳は非人道兵器として核の性質をさほど 重視していなかったのかもしれませんね。 大統領の発言は、原爆の凄まじさが明るみに出てから のものでしょうから、例え要職の役目とはいえ、 あのような兵器の使用責任を取るのは 良識ある人間には重すぎますね。 勿論、決定者は躊躇しないような 人選がなされるのでしょうが・・・・。
- riofoor
- ベストアンサー率50% (4/8)
質問者様はAnsNo.12への返信において、客観的な広い視野が必要であり一個人の立場からだけでは問題の本質は見えてこない、と説かれております。 それなのに一個人の立場からだけの書き込みになりますことを、先にお詫び申し上げます。 私は被爆2世です。年齢は30代。 爆心地から2.3キロ地点で被爆した祖母は、失聴し手と足の指が溶けてくっつき手袋のミトンのような手足をしています。 その祖母の胎内にいた母は、表面上健康そうですが血液や血管の病気を頻発し、手術を繰り返しています。 子供時分は学校で健康診断があると、その後米軍と白衣を来た外国人が団体でやってきて、1クラスから数人をピックアップし1日かけて色々な検査をされたそうです。 祖父は被爆して3年後に白血病で死んだそうです。 私も表面上は健康に見えますが、白血球の増加や骨の奇形と発育不良に悩まされた子供時代でした。病院へ行くと医者は「原爆症だ」と言います。 二十歳を過ぎたあたりから、あちこちに多発する腫瘍や血管腫に悩まされています。 怖いです。不安です。いつ発症するのかと思うと。 こんな人が広島・長崎にはごまんと居ます。老人ばかりでなく、今働き盛りの現役世代に、です。 どれほど核が恐ろしいのか、知っているのは日本だけです。 その日本の要職にある人が、自国民が今現在もこれほどにまで苦しんでいる主原因を「しょうがない」と言ってもいいのでしょうか? 核の恐ろしさを知らない人たちが苦しみながら実感する前に、ダメなんだ!と強く言うべき立場の人が核使用を認めてしまったらどうなるのでしょう。 1.いいえ。犠牲者は増え続けています。被爆者全員を断種するなりして子孫を滅しない限り。 2.勝てば官軍ですが、腹を立てる人もいます。現にアメリカのロバート・ジョゼフ核不拡散問題担当特使が発言していますが、これに関して怒っている米国人がいました。日本がこれに対して久間氏以上に抗議しない現状の方が不思議でなりません・・・。 3.あります。ありますが、特高に怯えながら暮らす中に選択肢はなかったようにも想像します。
補足
回答ありがとうございます。 >1 仰るとおり当時の被害者のみならず後遺症を考慮すれば 単純に犠牲者が少ないとは言えない事が良く分かりました。 ただ、当時の日本軍による民間人虐殺を受けた他国の感情を考慮したとき、「原爆投下もあれだけ同胞を殺したんだからしょうがない」 と言われてしまうのではないでしょうか? 原爆被害をその身に受けておられる方に言う言葉では無いですが、 言い方は大変悪いですが祖父やそのご兄弟は、他国で民間人を 殺していないと言い切れるでしょうか? 国単位での考え方をやめ、 個人として考えても「誰かの大切な物を奪えば自分も奪われる」 のはそれこそ「仕方の無い」ことではないでしょうか? 3.軍国主義の台頭の中、「仕方なく協力した」者もいたでしょうが 私が危惧しているのは、「進んで協力し戦後に反省していない」人々です。 例えば教師は戦後真逆とも言える思想的授業を手の平を返したように 仕事と割り切って行ったのでしょうが、その前の教育によって 何人の少年が戦地に赴く結果となったのでしょうか? その責任は本当に教師には無いのでしょうか? 日本兵による民間人犠牲者数と、 日本人の民間人犠牲者数(遺伝による後遺症を含める) を比べればどちらがより非道であったかは明白です。 ただ、即死と後遺症や何時来るとない死の恐怖を抱えての生活を 同じ非道行為で片付けてしまってはいけないと言う部分は 考えが足りませんでした。 riofoorさんのような方が居る国の大臣の発言として 問題がある事がおかげでよく分かりました。 riofoorさんが原爆を憎まれるのは当然でしょう しかし私も技術の進歩による恩恵を甘受しています。 それゆえに技術の一面である核兵器を作る力があるゆえの 豊かさを思うとき、なんとも言えぬ人類への絶望を感じます。 将来的に、5カ国のみの核保有と言ういびつで不公平な形は 今よりも更に崩れることは明白でしょうし、 核兵器の縮小も単に作りすぎた分を処分し、 スリムにした形だけのことと認識しています。 ただ、アメリカの行いを非難するのは 当時の日本政府・及び(言論弾圧前の) それを生み出した国民の責任 を抜きにしては行けないと申しているのです。 riofoorさんのような犠牲が何故生まれたのか 何故その犠牲が日本人に強いられたのか どこまでご存知でしょうか? 本当に悪いのはアメリカや核だけなんでしょうか? 2.この辺が非常に腹立たしいことでして、 他補足にも書きましたが、ベトナムでの枯葉剤使用なども どれだけの後遺症患者が発生しているか判りませんが、 日本政府は非核・非人道兵器反対の立場を取っているのでしょうか? 仰るようにアメリカでの動きも含め、今回の発言以上にこちらの方が問題として大きく扱うべきだと個人的には思うのですが・・・・。 http://ja.wikipedia.org/wiki/731部隊 http://blogs.yahoo.co.jp/imokokartoffel/12888566.html
- 49aruku
- ベストアンサー率15% (28/184)
原爆投下は大規模人体実験の側面も大きかったのですよ。 この認識があると「しょうがない」とは言えなくなるかも。 「同じ白色人種には人体実験できない」 「黒色人種いは過去の奴隷貿易等の問題があるため、 これ以上ひどいことは出来ない」 といった理由で、黄色人種の日本人が選ばれたとか。 原爆投下しなくても日本は負けたしいずれ降伏したでしょう。 当時の戦況は、アメリカ軍部にとって新兵器を試す絶好の機会 だったのですよ。 私は長崎生まれでも広島生まれでもありませんが、原爆投下 を容認するような発言を、日本の大臣がしたのは大きな失敗 だったと思います。 全ての工業製品に機会としての寿命があるように、武器弾薬 薬きょう核弾頭にも兵器としての寿命はあります。 日本が唯一の被爆国、ということは、核実験で使われた核兵器 以外の核兵器は使われずに残っていて寿命を終えることになる のです。 今後、世界に散らばる核が、 もったいないから「戦争を終わらせる」美名の下に使われたら どうなるでしょう? 唯一の被爆国として、また平和憲法を持つ国民として、未来の ために容認できない言葉というのは絶対あると思います。 1.「実験」されたことがイヤだから、犠牲者の過多は関係ない。 もっとも、胎内被爆や遺伝の問題を考えると、犠牲者が少ないと 言えるのかも謎。 2.たてない。勝てば官軍。(当時の日本に核融合の技術はなか ったからあまり意味のある質問とは思えません)。 3.ある。が、治安維持法下でどれほどの人が自己の良心に従って 行動できたか、かなり疑問が残る。 漫画で読むならアドルフに告ぐ・はだしのゲンあたりでしょうか。 はだしのゲンには米軍が投下後数年して被爆死した人物の死体を 集めるシーンがあります。
補足
回答ありがとうございます。 お勧めの漫画は共に保有し読んでおります。 特にはだしのゲンは初めて読んだのが 小学生低学年でした 非常に強い戦争への嫌悪・恐怖感が 刻まれたのを覚えております。 >もったいないから「戦争を終わらせる」ために核使用 日本人の感覚では信じられないような動機ですが、 世界各国ではどこまであるか分かりませんね。 こういった観点は初めて知りました。 廃棄費用も高額でしょうし今後世界的な問題として 扱われるようになりそうですね。 ありがとうございます >未来のために容認できない言葉 他の方も仰っておりますが、 この点が一番問題として大きいようですね。 現在の過剰報道ともいえる事態が、 この点から問題を捉えNoを突きつけているなら メディアに対し嬉しい気持ちになります。 ただ、気付いていない報道関係者は 異なる動機で報道しているのではないでしょうか? この辺のメディアにも疑念を持っています。
- jamiru
- ベストアンサー率5% (170/3044)
私は3流の政治家です。証明してしまっただけでは。 一流の政治家ならば原爆を落とされた事を逆用します。 戦後の政治家が憲法9条を盾にひたすら自衛隊の海外派遣を拒んだように。 大衆感情が、許せない、しょうがない。に別れるのをどうするか? これを上手くまとめるのが仕事でなので、この発言は職務放棄としかいえないのでは? 原爆がどうのこうとか戦争認識なのではないですよ。 原爆の被爆国という発言が政治力に生かせれるというのに、 それを、「私は原爆を政治利用する気は一切ありません。」 という姿勢では利敵好意としか見なされませんからね。 こんな輩が防衛の官職では誰も納得しないでしょう? 1:犠牲者が減るのは「兵士」だけで「民間人」は増える。 2:どうであれ、一応同盟している以上、こんな政治力の低い人間を放置は出来ないと思います。 3:戦争責任という言葉はありませんよ。 戦争その物が犯罪行為なので、関わった人間は全て犯罪者。 こうでも見せしめなければ誰もが戦争を起したがるし、責任も取らない。
補足
回答ありがとうございます。 大臣としての資質に問題があるということですね。 鋭いご指摘で勉強になります。 武器となるはずの被爆国という歴史を活用しない点は 特に理解出来ます。 >戦争その物が犯罪行為なので、関わった人間は全て犯罪者 現実的には戦勝国の「犯罪者」は利益に預かりこそするが 見せしめなどはありえない行為ですので、 この点が戦前の日清戦争等での勝利等で 日本国民が戦争に盲目となったのが 軍国主義の台頭を止められなかった一因としてある気がします。 勝利が勝者を弱くする。順風に強い人間は少ない。 などの言葉が、ふさわしいと思いますが、 現在も日本が戦争を行うとすれば、同じように小さな勝利による 利益がまずもたらされ、 国民が徐々に結果による利益に傾倒していく線が最も危険な気がします。
- kukineko
- ベストアンサー率28% (81/286)
4です。 >>戦時中に起こった悪しきことはすべて否定されるべきであり容認されてはいけない >仰るとおりかと思います。 >ただこの場合の悪しきこととは >より多くの犠牲者が出ることとは考えられないでしょうか? >本土決戦や、そこまで至った日本の経緯を否定すべきであり >原爆投下を否定することはその後ではないでしょうか。 私の言いたい本質はどれが最重要で悪いことかではなく悪いこと全てが駄目と言うことです。 つまり、大の虫を生かすために小の虫を殺す。社会で通常行われていることですが、戦争や犯罪等の異常事態の中ではどちらも公平に悪いと認識するべきだと言うことです。どちらにも正義は無いのです。 そのような考えを持てれば戦争や犯罪が起きることは無くなるからです。 またまた、生意気言って又ご質問の回答から趣旨が外れてしまって申し訳ないですが、前の回答の真意が伝わってないかと思い再度回答させていただきました。
補足
再びありがとうございます。 >戦争や犯罪等の異常事態の中ではどちらも公平に悪いと認識するべきだと言うことです。 仰ることは非常によく判りますが、歴史は勝者によって作られると言われるように、現実には敗者は「勝者にも正義が無い」事を語る機会すら与えられません。 例えば、原爆投下し知っている国民でも、日本軍が行った蛮行について日本国民はどれだけ知っているのでしょうか? 公平に悪いことを認識できているとは言い切れない所 仰られるように問題の根本にある気がします。
あなたの家族や大事な人が原爆で殺されるのを想像してみてください。 ”しょうがない”では許されないとは思いませんか?
補足
回答ありがとうございます。 >あなたの家族や大事な人が原爆で殺されるのを想像してみてください。 人類の負の遺産・要素に関して仰られるような、一人間としての立場と、客観的な広い視野の両方が必要であると思います。 一人間としてお答えすれば、原爆で殺されるかどうかに関係なく 例え相手側が正当防衛であったり、事故であっても許せる物ではありません。 よって当問題を扱う際そういった観点を内在させることを 決して忘れてはいけませんが、それだけでは問題の本質は見えてこないように思えます。
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
戦争でも戦時国際法という国際法が適用されます。わかりやすくいうと「戦争だからってやっていいこととやっちゃいかんことがあるでよ」ということです。色々とありますが、有名なところを述べると非戦闘員への意図的な殺人の禁止、非人道兵器の使用の禁止、です。法的な拘束力があるわけじゃないですが、先に違反したら、相手から報復を受けてもそれこそ「しょうがない」のです。 さて、その点についていえば、原爆の使用は非戦闘員への虐殺と非人道兵器の使用の両方にひっかかります。ちなみに、東京大空襲を始めとした各都市への無差別爆撃も戦時国際法違反です。 しかし後にサンフランシスコ条約を締結するときに「もうそのことには日本からゴタゴタいいません」と約束したので表立って文句をいうことはありません。 ちなみに我が国はこの無差別爆撃を指揮したルメイ将軍に対して「勲章」を贈っています。違和感感じませんか?日本人を何十万人も殺した指揮官にこっちから勲章を贈ってるんです。「日本人を何十万人も殺し終戦を早めた功績により」ですかね(実際は無差別爆撃を日本からもう文句を言わない証拠として贈られたようです)。 なお、しょうがない発言ですが、もし韓国の国防大臣が「日本の韓国併合はしょうがない」といったらどうでしょう?これから日本は韓国政府や国民から日本の植民地政策を批判する声が出たときに「お前んとこの国防大臣が『しょうがない』って認めてるじゃん」と言い返すことができます。
補足
回答ありがとうございます。 >お前んとこの国防大臣が『しょうがない』って認めてるじゃん」と言い返すことができます。 非核の立場を取る上で、相手国に上記のように言われてしまっては 返す言葉が無くなってしまいますね。 そういった意味でも当発言の問題があるのですね。 ありがとうございます。
- komimasaH
- ベストアンサー率16% (179/1067)
原爆で殺そうが、拳銃で殺そうが、武器で殺すことには変わりありません。 そもそも強力な武器を持っていれば、まっさきにそれを使うのが戦争の論理です。 1.yes 明白です。 2.腹はたてないでしょう。自分の都合のいいように考えます。 3.これはノーでしょう。今の選挙で誰に投票しようが、 個別の選挙区では候補者はバカばかりです。それで投票した 責任は問えないのと同じです。 一般人は巻き込まないというハーグ陸戦協定に違反していることも 明白ですが、結局強いほうの論理で押し捲られます。 ところで、今の日本はアメリカの実質的な植民地です。 それでも昔の日本よりマトモなんだから情けない。
補足
回答ありがとうございます。 3以外は私の考えと同様です。 3ついても仰られる通り、国民一人ひとりに降ろしてくれば 限りなく無いに等しいと思います。 ただ0ではないと考えます。 少なくとも当時の政権与党に投票した国民の責任は その他の方より重いのではないでしょうか? あらためてkomimasaHさんにお聞きしたいのですが では、しょうがない発言の何がいけないのでしょうか? どうも理解できません。
- 1
- 2
補足
回答ありがとうございます。 >戦争自体が、人を傷つけ殺す事自体が仕方ないでは済まない 確かに仰るとおりです。 ここの国民感情というか人間の感覚が拒否をする発言と 言うことですね。 おかげで何が問題なのか大分理解出来ました。 現在も人類史上地球で戦争が無い日は一日たりとも無く、 過去の戦争をどうこう言うよりやるべき事があると 思う面もありますが、歴史から学ぶ物は多いです。