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久間大臣の「原爆しょうがない」発言、何が問題?
久間大臣が「原爆投下はしょうがなかった」と発言した件について、一国会議員・閣僚の発言として何が問題なのでしょうか? 「原爆投下を容認したかのような発言」が問題だとされていますが、WWIIでの原爆投下について政府の歴史見解は否定・抗議の立場なのですか? 宜しくお願い致します。
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・ご質問者は、日本が戦争を始めことが原爆が落とされた一因だというようなことを仰っていますが、戦争を始めたことが一般市民に原爆を落として良いという根拠にはなりません。 原爆だろうとなんだろうと一般市民を殺すのはダメだと国際法に明確にされています。 しかもアメリカは警告しないで原爆を落としました。これはどう考えても悪意があると思います。 軍港があったとのことですが、実際の爆心地は軍港でしたか?アメリカの攻撃目標は「広島中心部」、「長崎市中心部」です。 ご質問者は、「自分の家の隣が武装犯罪組織のアジトであったとしたら、自分の家を標的に街ごとふっ飛ばされても仕方ない」、と思うのでしょうか。 ・日本が中国大陸で大虐殺したというのは何を根拠に仰っているのでしょうか? 南京のことでしょうか? たとえ大虐殺があったとしても、それならば「中国」が日本に復讐という意味で原爆を落とすならまだ分かりますが、アメリカが原爆を投下しても良いという根拠にはならないと思います。 そして、そもそも中国にとっては実際に大虐殺があったかどうかはどうでもいいことなんです。中国にとっては歴史は政治だからです。偽ディズニーランドでもおわかりでしょう?本当かどうかなんてどうでもいいんです。 外交カードとして有効だから騒いでいるだけです。 ・確かに、日本はアメリカの大戦争犯罪を責めることはしませんでしたし、それについて日本人は批判をしていなかったかもしれません。このこと自体は反省するべきだとは思います。 しかし、だからと言って、今回の発言を批判することが変だとはなりません。 別問題だからです。
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- takato-k
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NO8です。 >日本に非がないかは疑問ですが、アメリカが原爆を落とした裏事情はわかります。 ⇒アメリカが原爆を落とした裏事情を知っていらっしゃれば、「日本に非がないかが疑問」とは思わないのではないのかなと、私は思います。 よろしかったら、原爆投下について、日本にどのような非があったのか教えてください(ただ知らないので知りたいだけです)。 私はソ連が参戦する事はヤルタ会談で決めていた事だと思っていました。 つまり、ソ連の参戦をアメリカは知っていたどころか、一枚噛んでいたのではないでしょうか。仮に知らなくても、なぜわざわざ日本の民間人を20万人以上原爆で殺す必要があったのでしょうか? 広島と長崎ではなく、ソ連を攻撃すればいいのではないでしょうか? つまり、(マスコミの発表を前提にすれば)久間さんの発言は原爆を落としたアメリカの言い訳を擁護してしまったのではないのかなと思います。 そして、そもそも原爆は初めから民間人を狙ったもので、もはや戦争自体とは関係のないことだと思っています。 戦争は軍と軍だから戦い争えますが、軍と民では一方的なリンチになってしまいます。 当時の国際法にも違反します。 余計なことかもしれませんが、「アメリカはなぜ原爆を落としたのか」、よければこちらをご参照ください。↓ http://blogs.yahoo.co.jp/tkfmk1102 >今後アメリカに謝罪や賠償を求めて欲しい、国際的な歴史認識として原爆は間違いだったと認められたいという気持ちがあるということなのでしょうか? ⇒日本国民一般あるいは久間さんの発言に反発した全員がどうなのかは分かりませんが、私にはあります。 >「日中戦争はしょうがなかった」とも言ってはいけないことになるのではないでしょうか? ⇒日中戦争と原爆投下は違うのではないでしょうか。 とはいえ、政府としては、現在の日本はアメリカのポチですから、明確な否定には立てないのではないのかなと思います。
お礼
たびたびご回答ありがとうございます。(ハルノートなどの問題はありますが)戦争を始めたのは日本であり大陸では大量虐殺などもしてきました。長崎や呉には軍港があり、国際法上そこへの原爆投下が明確な違反とされるかは微妙とされているのではないでしょうか。歴史判断において敗戦国というレッテルに邪魔をされている部分は多分にあると思いますが、事実として今まで政府は原爆投下に対してけしからんともしょうがないとも言ってきませんでした。そういう意味で「日本にも非」と書かせていただきました。 日中戦争につきましては、中国からすれば大量虐殺もあり侵略もあったので今でも反発が強いですよね。でも政府としては「しょうがなかった」と言いたい部分もあると思うんです。私なんかも「しょうがなかった」と言って欲しい派です。 しかし、大量虐殺につながったことを理由にその判断を否定するのであれば、原爆を落としたアメリカも、日中戦争を起こした日本も、否定されなければならないのではないでしょうか? と言いいたかったのですが、すいません、ここらへんはわかりづらいたとえ話になってしまったので忘れてください。 ご回答者様は理路整然とされていて、筋が通った否定派だと思います。でも、今回の報道を見る国民の多くが、ご回答者様ほどの知識を持っていないまま報道によって反感を抱いてしまうことことが怖いです。自民党に勝ってもらいたいわけではありませんが、メディアと左翼系勢力が結託して選挙前に国民の印象操作をしているように感じてしまうのです。全員が回答者様のような知識を持って反発してるなら、野党は「アメリカに謝罪させます」と公約に入れるべきじゃ…と思ってしまうのですが。でも、そんなことをする党も出てこないでしょう。非常に気持ち悪い感じがします。
- 63ma
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>久間大臣の「原爆しょうがない」発言<・・・・ この発言が、アメリカの歴史学者や軍人OBの言葉なら、何ら問題ありません。 但し、日本人の感性としては多いに問題ありですが。 今回の久間大臣は、日本の国を防衛すべく、防衛省の最高責任者としての自覚が皆無な発言として、問題視されてます。 だいたい、あの原爆投下は、戦争を終わらせる為の手段ではなく、アメリカの実戦人体実験だと思います。 何故なら、投下直後のアメリカ側の実地調査団が迅速に広島・長崎に入ってましたから。 戦争を終わらせる為の手段なら、そんなに迅速な対応はしないと思います。 建前上が終戦を早める為としてるに過ぎないのです。本音はあくまでも実験です。 不勉強な人は、軽率な発言をしない方がいいかと思います。
- kkattouu
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はじめまして。 実は、私もご質問者様と同様の疑問を持っておりまして、本件の回答を(言葉は悪いのですが)楽しみにしておりました。 他の回答者の方のご意見やニュース番組等から考えると、要するに「日本人としての感情の逆鱗に触れるような発言をしたことが問題」なのではないでしょうか。 私もご質問者様と同様に、久間防衛大臣の発言そのものは歴史的に(飽くまで私個人の見解ですが)間違っているとは言い切れない部分があると思います。 ですので、ご質問者様もそういう観点からするとこの発言の一体何が問題なのか?と思いこのスレを立ち上げたのだと思いますが(決して心が曇っているわけではない)、やはり感情的に許せないとの回答が多いようですので、議論が噛み合っていない印象を受けます。 今回のご質問の主旨とは外れますが、昭和天皇が「終戦の決断を促したのは原爆とソ連参戦」と仰っていたようですので(発言の背景等は不明ですが)、やはり原爆投下は歴史的にある程度の意味があることかもしれません。それによって広島/長崎で数十万の方々がお亡くなりになった(=虐殺)のは事実ですが。
お礼
ご回答ありがとうございます。また、客観的なご意見、たいへん参考になりました。やはり、原爆によって大量に民間人が無くなったことと久間大臣の発言を無理やりくっつけて悪意をもって報道されている気がします。発言の全部を先ほど読んだのですが、大臣の発言に原爆容認の趣旨はなかったと感じました。
- Liliy-white
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「原爆投下はしょうがなかった」とは発言していないと思いますが・・・・・・。どうなんでしょう? と言うのも、このニュースの第一報と1日付の新聞での「久間発言の要旨」の内容が微妙に違うからです。 私の記憶では、第一報は「“アメリカ国民が”原爆投下はしょうがなかった、と理解している、ということで頭の整理がついている」と報道されていたはずなのですが、1日付の各新聞では「“久間防衛相が”しょうがないと思っている」といったような書き方に変わっていました。 また、民主党の小沢代表の声明にも、「誤解を招くような言い方」とありましたので、現在の報道の正確性に疑問があります。 麗澤大学の先生方は講演を録音されているはずですから、それが公開されれば一番よいのですが・・・・・・、ならないでしょうね。 ちなみに、一国会議員・閣僚としては、短慮だと言えるでしょう。他党にどうとでも解釈できる内容や、メディアに揚げ足を取られるような内容を、選挙前のこの時期に、本音とはいえ、発言するのは“政治家として”好ましくないかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。私も質問をしてから、タイトルと質問での文章に偏りがあったと反省しています。「占領体制などアメリカの政策判断として、そういう選択肢があったことも理解できる」と言った内容だったようです。この時期に揚げ足を取られる発言はおっしゃるとおり短慮だと思いますが、メディアにつられて直感的にバッシングする国民の反応のにもかなり驚いております。
- montre
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どんな理由であれ、大量殺人を容認した発言は許せません。 力による支配が続く限り、このような惨事が繰り返されるでしょう。 下記が防衛省のアドレスです。 今後の日本のためにも、ぜひ防衛省に私たちの声をきいてもらいましょう。 infomod@mod.co.jp
お礼
ご回答ありがとうございます。単純に「大量虐殺容認とも取れる発言だから」ということなのですね。ただ、大臣の発言を全部読むと「ソ連が参戦すれば戦争が長引く、占領体制にも影響が出る。勝ち戦で使う必要があったかは疑問だが頭の整理でしょうがないな、アメリカの選択肢としてありえたのかなとは思っている。」と言っているだけです。相当にメディアの悪意的な印象操作が入っているような気がします。それでも国民の方も一緒に反発し、アドレスまで転載するほども抗議される方もいらっしゃる…。その反応の速さと直感的な反発力が私にはないものですごく疑問でした。
- takato-k
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「原爆投下はしょうがなかった」と言えるということは、それだけ無知で無神経ってことではないでしょうか。 つまり、原爆を落とされたことに日本には非がないことと、アメリカがなぜ原爆を落としたのかを全く知らないということ。 そして、あの原爆投下は初めから民間人を狙った明らかな大虐殺ですから、それを肯定するようなことは、人としてどうなのかなということではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。日本に非がないかは疑問ですが、アメリカが原爆を落とした裏事情はわかります。ただ、それを容認してはいけないと国民が怒るということは、今後アメリカに謝罪や賠償を求めて欲しい、国際的な歴史認識として原爆は間違いだったと認められたいという気持ちがあるということなのでしょうか?そこに反発するということは、「日中戦争はしょうがなかった」とも言ってはいけないことになるのではないでしょうか?
- agrippa
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アメリカが原爆投下はしょうがなかったと言った時、日本人は内心腹が立っても抗議は面と向かってしない。 同じ認識の立場をとって防衛大臣が”原爆投下はしょうがなかった”というと日本人の腹に溜め込んだ思い、本心は一気に噴出する。 久間防衛大臣がそれを言うことによって久間大臣を通してアメリカの原爆投下に対する認識に抗議していることと同じ意味を持ってくるのだ。 だから言いたい文句をありったけ言えばいい。 それを引き受けるつもりでいったのだろうから。 自らがアメリカ側の立場に立つことによって。 そういうことを思うと どうなんだろう。 本当にもう。。。
お礼
ご回答ありがとうございます。「本心」とは何でしょうか?たくさん殺されたという恨みや、使う必要がないのに使ったという思いでしょうか?自らアメリカ側の立場に立って抗議したのだとしますと、何ともまわりくどい方法で理解に苦しみます。選挙にも悪影響ですし…。
これは例のアメリカ下院での慰安婦決議に対する牽制で自民、民主で一芝居うったんだと思います。久間さんに発言させ民主が批判し、ついでにアメリカにも原爆投下に対する謝罪要求・・・。というストーリーだと思います。この後のアメリカ議会を注目しててください。
お礼
ご回答ありがとうございます。北の方の国のやり方に似ていて嫌ですが、そのためだったら一応納得ができます。ただ、そもそも批判するほどの内容だったかが疑問です。
- komimasaH
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イラク侵攻はまちがいだったなど、アメリカがかちんと 来るような発言ばかりしていたから、それを修復しようとの 発言では。多分自民党首脳からも言われていたのでは。 アインシュタインでさえ、ノーベル賞をもらった発見を取り消して 原爆投下ができないようにしたかったと言っていたのに。 http://www.yorozubp.com/0502/050228.htm
お礼
ご回答ありがとうございます。つまり、「原爆というものの使用自体、過去にも未来にも認めてはいけない」という気持ちから反発しているのでしょうか?少なくとも過去の原爆投下を認めない立場はいつ頃からできあがったのか疑問です。アメリカに謝罪や賠償を求めるわけでもなく、政府の公式的見解では「敗戦国としてしょうがなかった」という認識があるのだと思っていました。
- edoduki
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一般市民にあれだけの大量虐殺を行った原爆投下を容認すると、ジェノサイドを容認すると 発言するなんて、なんとも日本の政治家の質はどんどん落ちていっていますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。ジェノサイド否認の立場から、皆さん反発されているんですか?もちろんジェノサイドは認められませんが、原爆投下がジェノサイドに当たるかは国際的な歴史評価としては微妙ではないかと思います。連合国に謝罪や賠償を求めることもないですし、敗戦国になってしまい日本に非があったからとされているのではないでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。この問題は公人である久間大臣の発言です。私だって原爆には納得が行きません。アメリカの身勝手な大量虐殺だと考えています。しかし、本問題は大臣=政府の発言であり、今まで政府がどんなスタンスでこの問題を考えていたかということが重要だと思ったので、国際的な歴史認識や日中戦争を持ち出した次第です。悔しいかな、我々日本人が考えたい歴史認識と、世界の歴史認識は異なります。原爆投下が国際法違反による謝罪や賠償を世界的世論として認められないのもそのためです。そういった戦勝国の歴史認識に対して日本政府はこれまで我慢して折り合いをつけてきたのだと感じています。日本国民もそれを受け入れてきた(問題にしなかった)はずなのですから、前々から「政府の対応はけしからん」と言ってきた人だけが今回の発言を「それみろ!けしからん」と言えるのではないかと違和感を覚えます。 何よりこの発言自体そもそも「原爆=しょうがない」という発言ではないと私は感じておりますので、メディアの情報操作と原爆に対する直感的な拒絶反応が重なって、国民が方向を見失っているように思います。