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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:セタラス・パラバス的な問題について(wooldridge))
ceteris paribusとは?WooldridgeのIntroductry Econometricsを読んで
このQ&Aのポイント
- WooldridgeのIntroductry Econometricsを読み始め、第一章で出てくるceteris paribusの概念に関して質問があります。
- ceteris paribusとは、学歴以外の条件をすべて同じにする必要があることを意味します。
- 計量経済学においては学歴の条件をランダムに選べばceteris paribusが成り立つとされますが、実際には完全にランダムに選ぶことは難しいとされています。なぜ前者はOKで後者がNGなのか、その線引きについて詳しく知りたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
「1万人をランダムに選んでこいつに大卒、こいつに高卒の学歴を与えて…そして後々の賃金を比較すればOKなのだが、そういうことは実際は無理だ」 これって、この調査をするために、人間を実験台にするってことですよね。確かに無理だ。 実験は無理ですが、成人1万人をできるだけサンプル数の多いデータから無作為に抽出して、そのデータから相関を見るということならOKです。でも実際にそんなデータが手に入るかというと非常に難しいです。 「大卒の人をランダムに選んで、高卒の人をランダムに選んで…という形で1万人を選んだ」 これも同じ母集団からランダムに選ぶのならいいのですが、リストが別々の場合は偏りが出る恐れがあるってことですね。 極端な例ですが、東京の大学出身者のリストと沖縄の高校が最終学歴の人のリストからサンプルを選んで比較しても、学歴から差が出たのか、地域差が出たのか分からなくなるということですね。 とにかく母集団が同じかどうかというのがポイントだと思います。 まあ細かく言うと母集団自体の問題もありますが。(例:一つの会社を母集団にすると、その会社の給与体系が決定因になっている場合がある。)
お礼
私のわかりにくい質問にもかかわらず非常に丁寧に答えてくださいまして、誠に有難うございます。 大変参考になりました!!ありがとうございます。