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テキスト?テクスト?
英語の text は本文、原文、原典くらいの意味だと思いますが、これをテキストと読んだ場合とテクストと読んだ場合に違いがあるということは、今日の常識でしょうか?
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>今日の常識 とは言えないと思いますが、大学教育、とくに人文科学系の場では テキスト:教科書 テクスト:原文・本文 と意識して使い分けることが多いと思います。 日常で「テキスト」と言う場合は、通常"テキストブック"の略、つまり教科書の意で使いますから、 それとの混同を避けるためです。 ですから 「テキストを読め!」と「テクストを読め!」では意味が違ってきますし、 「テキストは用いない。随時テクストを配布する。」 と言われても意味が通ります。 印象だけでものを言うのもアレなので、 平成X年度某大学『全学共通科目履修案内』(シラバス集)を引っ張り出してパラパラめくってみました。 語学科目では「教科書」=「語学教育用に原書を編集した冊子」である場合が多いので、 「テキスト」と「テクスト」の使い分けは必然的に曖昧です(「テキスト」としている場合が多い) それ以外の科目で「テキスト」を「原文・本文」の意で使っている例は少数です。 また、「テクスト」を「教科書」の意で使っている例は見当たりませんでした。 まぁ、狭い世界でのジャーゴンですから、知らないとどうこうっていうレベルの話ではありませんね。 「私立」をわざわざ「ワタクシリツ」と読んだりするようなものです。 余談ですが、このように外来語の意味を発音や表記で使い分ける例は他にもいくつかありますね。 horn(ホルン:楽器/ホーン:警笛) driver(ドライバー:運転手・ねじ回し/ドライバ:デバイスドライバ) ruby(ルビー:宝石/ルビ:振り仮名) strike(ストライク:野球用語/ストライキ:同名罷業)
- Ishiwara
- ベストアンサー率24% (462/1914)
あくまで英語として読むなら「テクスト」です。 日本語(外来語だが、日本語として定着したもの)としてなら「テキスト」です。日本語として「テクスト」は、おかしいです。 明治時代に英語がたくさん入ってきたときに、日本語訳が間に合わなくて、原語のままカナ書きになったものが、たくさんあります。その中で、母音に続かない「k」は、「キ」とされることが多かったようです。 例:インキ、ステッキ、ストライキ、ジャッキ、チッキ、ケーキ、ステーキ、ブレーキ、デッキなど
- OKAT
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text[tekst]は、発音記号でいえば「テクスト」に近いでしょう。 「テクスト」という、一つの理由はそういう意味で使うのでしょう。しかし、別の理由も考えられます。今ではPCで使う「txtエディタ」や、ワープロで入力された普通の文章を「テキスト」と呼ぶし、その拡張子「txt」を意味することも多いし、教科書類まで「テキスト」と言いますから、それとは違う、質問者のおっしゃる「本文、原文、原典」の意味を表すために使うのではないでしょうか。ただ、これには規則のようなものは無いと思います。 以上は、私の主観で申し上げました。
お礼
お三人にまとめてのお礼となりまして申し訳ありません。 ありがとうございました。 同じ漢字語でも仏教関係では読み方が変わって、それに従い意味も変わってくると言うことがあるらしいですね。 テクストに関連して新しい質問をしましたのでそちらの方へもよろしくお願いします。 もう少し開いておきたいと思います。