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シェークスピアの格調の高さとは何でしょうか
シェークスピアの文学はよく格調が高いといわれ、わたしも日本語の劇や詩を読んでいてそうだなあと思います。 でも原文(原典)で読むとどんな点が格調高いのだろうかと思いました。訳し方がうまいのか、でもそれだけじゃ古典として世界中で読みつがれてきませんよね? ソネット詩集を読んだとき原文が載っていたので比べてみたのですが、英語の古語などもあってよくわかりませんでした。 英検3級であまり英語に詳しくないので、どなたか具体的にやさしく解説していただければと思います。また関連サイトなどありましたら教えて下さい。
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- HANANOKEIJ
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新日本出版社「シェークスピアの人間学」小田島雄志著、まだ読んでいませんが、「世界中の人がみんな“シェイクスピア好き”になったら、この世界から戦争が消えるでしょう」このキャッチコピーを読んで、読みたい本のリストに入っています。 http://www.shinnihon-net.co.jp/catalog/product_info.php?products_id=1714
- deadwood
- ベストアンサー率58% (57/97)
シェイクスピアの芝居では、王から道化まで人物に応じてとにかく表情豊かな英語を話します。身分の高い人や正式な言葉を使う場面はリズムのある詩の韻律で書かれています。一方、くだけた場面や親しいもの同士の会話では、韻律のない会話体で書かれています。このような違いは翻訳を読んでもわからないので、オリジナルの英語を音で聞く必要があります。 シェイクスピアは使う単語の数の多さ、表現の豊かさで知られています。登場人物たちは「恋しい」とか「恐ろしい」とか言うことを詩的で、もってまわった大げさな言い回しで3行も4行もかけて語りますが、一方で、ひわいな話やだじゃれ等の言葉遊びもたくさん盛り込まれており、必ずしも「格調の高い」英語ばかりではありません。しかしこういう中に、彼が使い始めて今でも英語の慣用句となっている表現がたくさんあります。 しかし何にもましてシェイクスピアが今でも受け入れられているのは、芝居として面白い、ということだと思います。シェイクスピアの芝居は読むためではなく、声に出して演じるためにあります。 「ロミオとジュリエット」「夏の夜の夢」「十二夜」など、映画化されているものをご覧になるとよくわかると思います。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 >使う単語の数の多さ、表現の豊かさ は何となくわかります。比喩は数、種類がとても多いですね。 格調高いといっても登場人物によって、また会話の内容によって、そうとは限らないのですね。シェークスピアの魅力はいろんな面に現れているのでしょうね。一番はやはり仰るように劇の面白さ。それから人間の真実の姿を突いた表現にあるのだと思います。映画はロミオとジュリエットだけ見たことがあります。いろいろ教えていただけ良かったです。
お礼
本の紹介ありあとうございます。 目次を読みましたら面白そうな内容でした。小田島さんはシェークスピア翻訳と研究で有名な方ですね。参考にさせて頂きたいと思います。