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フランスで何を学ぶの?
絵が好きな人で、フランスに留学する人がいますが、 フランスで何を学んで来るのですか?
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質問者が選んだベストアンサー
一言で言うと、フランス、ひいてはパリに世界で最も世に言う名画が集まっているからです。 ルーブル、オルセー、オランジェリー、ポンピドゥーなど世界に冠した美術館がそここにあるわけです。また、希望すれば美術館内の実物を目の前にして模写することも可能です。(サイズは変える必要がありますが) 本の写真を何度見ても得られない感動や、実物を見なければ気づくことが出来ない細かな技術なども実際に現地で見ることで得ることが出来るわけです。 料理は食べてみないと味が分からないように、美術も実際に見ないと本当のよさは分かりません。寿司を握りたいと思ったら、どれだけ努力してもニューヨークの回転すし屋では身にならないのと同じことです。 現代アートは今やアメリカの方が主流になってはいますが、あれは歴史が浅いアメリカがヨーロッパに憧れて自分たちで作ったジャンルであって、根の深さ、作品の深さで言えばやはりヨーロッパ、特にフランスはパリ、ということにならざるを得ないようです。
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- terupe
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#4です。 フランスでだけ学べることは知りません。今それほどフランスという場所に意味はありません。 ヨーロッパでというのならば、例えばデッサンひとつとっても 日本人がそれを技術向上のための描写の練習ととらえることが多いのに対して、ヨーロッパでは、描写にとどまらず絵作りの手段として考えることが多いようです。 ですからモデルのプロポーションなどを、ある種の法則によってデフォルメしたりするのですが、その法則性みたいなものはなかなか言語化するのが難しく、結果現地で直接指導してもらわないとなかなかわからない・・・といった類のことです。 あくまで一例で、誰もがそれを求めていくわけではないですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ことばで教えてもらうのが難しく、向こうへ行かないと分からないことを学びにいくのですね。 余談ですが、私は学校で絵を描かされるのが嫌いでした。 学校はただ描けというだけで、絵の描き方は教えてくれないんですよね。
- terupe
- ベストアンサー率42% (25/59)
日本画を学ぶのにフランスに行く人はいません。しかし洋画の本場はやはりヨーロッパで、行ってみないとわからないことはたくさんあります。 ここまではいいですね? で、なぜフランスか?ですが、あなたが思っている程フランスにばかり行くわけでもありません。 もちろん昭和の初期までは、フランスが圧倒的に多かった。 当時フランスは名実共に西洋芸術の中心であったし、今程自由に行き来したり、情報が入ってくるわけでもなかったので、とりあえずみんなが行くフランスに行こうということだったのでしょう。ほかに選択肢が無かったというべきかもしれません。 ですから箔がつく云々は結果であって、原因ではありません。 さて現在は例えば古典が学びたいならイタリアを目指すでしょうし、モダンアートならヨーロッパでなくてもアメリカという手もあります。 スペインやドイツ、オランダなどにも多くの美術家がわたっています。 余談ですが、ヨーロッパの中でも伝統的に美術文化の強いところとそうでないところもあります。私見ですが、イギリスはこと美術に関してはフランスよりぱっとしませんね。
補足
>行ってみないとわからないことはたくさんあります。 行ってみないと分からないことを、ひとつふたつおしえてほしいのですが。 それが質問なので。
- yerin
- ベストアンサー率30% (35/114)
西洋絵画の“本場”だから色々な意味で“環境”を求めて行くのでは? バレリーナはロシアに、楽器奏者はオーストリアに、オペラ歌手はイタリアに、野球選手はアメリカに・・・という具合に。 逆に最近はアニメーションや漫画を勉強しに外国から日本に来る人もいますよね。
お礼
ご返信ありがとうございます。 野球は、日本よりアメリカのほうがレベルが高いように、 絵画は、フランスのほうがレベルが高いのですかね。
- ikaihsot
- ベストアンサー率37% (289/771)
ヨーロッパで生活して15年目になります。両親が美術に関わる仕事をしていたのでなんとなく分かる気がするのですが、日本とヨーロッパはやはり違います。どちらが良いと比べるものではありませんが、空の高さ、建物の様子、食べ物の味、植物の色、細かなことまですべてが違います。 海外で勉強することによってその違いを肌で感じれば、絵を描く時に広がりがでるということは確かにあると思いますよ。もちろんその人によって何かを吸収できるかどうかは変わってくると思いますが、特にその人が好きな画家がフランス人であった場合、その画家が実際に何を見て何を感じながらああいう作品を作り上げたのかを自分の目で確かめたいと思うのは素直な気持ちではないでしょうか。 よろしければ "異国の窓から" という本を読んでみてください。この作品は宮本輝が "ドナウの旅人" を書くに当たって、実際にドナウ川に沿って旅をされた紀行をまとめたものです。百聞は一見にしかず、という言葉が本当によく分かる作品です。
お礼
ご返信ありがとうございます。 絵を描く時に広がりができる、というのはありそうですが、 フランスではなく、イギリス・イタリアではいけないのですかね。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
箔が付くのです。 きっと。 報道でも 「フランスで絵の勉強をして云々 なんて言うくらいですから。
お礼
ご返信ありがとうこざいます。 何かでそんなことを聞いたことがありますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私は絵の勉強というものをしたことがないので、分からなかったのですが(抽象画のよさも分かりません)、実物をみることによって、勉強になるのですね。