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古文での日本語・敬語の乱れについて
高校1年です。 今、総合学習で日本語(敬語も含む)の乱れについて調べています。僕の担当は、古文の日本語の乱れについてです。 平安時代では、正しくない表現(乱れた表現)として扱われていたのに、後に、それは正しい表現(慣用)になったというような、例を探しています。 敬語や音便など、なんでも結構です。また、このようなことが書かれたサイトなどをご存じの方がおられましたら、URLも宜しくお願いします。 宜しくお願いします。
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たとえば「yahoo!辞書」で「はべり」を引きますと、 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%AF%E3%81%B9%E3%82%8A&stype=1&dtype=0 3 地の文に用いて、「ある」「いる」の意を、自己の経験・感想として慎み深く表す。読者を予想した表現ともいわれ、特に中世以降の文語文に多く、雅語的用法として定着した。 と、記述があります。1.2の用法が平安時代までの本来の用法だとすれば、こういうのも「みだれ」といえるかもしれませんね。(「変遷」 というべきかもしれませんが。) また、同じ「はべり」の項の最後に、 ◆(前略)平安後期から、丁寧語としての「さぶらう」さらに「そうろう」がこれに代わるようになり、中世になると「はべり」は古風な語として形式化した。 という解説もあります。すでにご存じの敬語や、古典・古典文法の教科書に載っている単語を、各種辞書で検索してみると、いろんなことがわかるかもしれませんよ。 それから、すみません。気になったもので。 「大辞林」 にょうぼうことば[―ばう―] 5 【女房▽詞】 室町初期頃、御所や仙洞御所に仕える女房たちによって使用され始めた一種の隠語。(以下略) 「大辞泉」でも「室町初期ごろから」とあります。
- 参考URL:
- http://dic.yahoo.co.jp/
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- tosembow
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言葉の「乱れ」ということは、ある程度の数の人が同じような形で、本来は正しくない言葉遣いをしている、という現象を挙げなくてはなりません。ある書物のここに間違いの例がたまたまある、というようなものでは、言葉の乱れの例として適切ではありません。 ご自身も挙げておられる「音便」はまちがいなくその一つでしょう。 また、平安朝の女性貴族たちは「女房詞(にょうぼうことば)」という独特の隠語を使っていましたが、これが現在に残っているものもあります。「勺(しゃく)」を婉曲に表現するために「しゃ文字」(しゃの字の付くあれ)といっていたのが「しゃもじ」という言葉で一般化した、などです。「女房ことば」で検索してみてください。
お礼
早速のお返事ありがとうございます。 できれば敬語に関する部分も挙げていただけれ幸いです。 よろしくおねがいします。
お礼
ありがとうございます。いろいろ調べていると、同じ「いらっしゃる」でも「おはします」と「おはす」があるなど、2段階で尊敬語が使われていたようですね。 また、具体例やサイトなどがありましたら、よろしくおねがいします。