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MOSのチャネル長変調効果

チャネル長変調効果係数λとチャネル長Lは λ∝(1/L) の関係にあり、Lが大きくなるとλが1/L小さくなりますが、 Lではなくチャネル幅のWが大きくなった場合はλに変化はあるのでしょうか? 宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • rabbit_cat
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回答No.1

理想的には関係ないです。 ただ、実際のモノだと、Wが大きくなるとゲートの周りの電界の曲がりこみによる寄生容量(Cgs,Cgd等)のチャネル幅に対する影響度合いが減るので、見た目上、チャネル長が微妙に長くなったように見えるような気もします。

buju12
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 さらに回答していただけばありがたいのですが、Lを大きくするとλが小さくなり出力抵抗roは大きくなり、トランスコンダクタンスgmは小さくなりますが、なぜ固定利得gmroは大きくなるのでしょうか?? 宜しくお願い致します。

その他の回答 (1)

  • rabbit_cat
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回答No.2

>Lを大きくするとλが小さくなり出力抵抗roは大きくなり、 >トランスコンダクタンスgmは小さくなりますが、 >なぜ固定利得gmroは大きくなるのでしょうか?? 単純に2乗則で考えると、λ=c/Lとして Ids = K/L(Vgs-Vt)^2(1+c*Vds/L) より、 gm = ∂Ids/∂Vgs = \!\(\(2\ K\ \((L + c\ Vds)\)\ \((Vgs - Vt)\)\)\/L\^2\) ro = ∂Vds/∂Ids = \!\(L\^2\/\(c\ K\ \((Vgs - Vt)\)\^2\)\) で、 ∂(gmro)/∂L = 2/{c(Vgs-Vt)} > 0 (飽和領域) となるんで、Lが大きくなるとgmroが増えることになりそうです。 実際には、さらに、チャネル長が短くなるとキャリアの移動速度が飽和するので、2乗則自体が成立しなくなって1乗に近づいていきます。 それを考えると、話がややこしくなって大変なんですが、それでも ∂(gmro)/∂L > 0 は成立すると思います。

buju12
質問者

お礼

なるほど。。。理解できました。 ありがとうございます。

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