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ワット数の違う豆電球の明るさの比較
- 家庭用の電源に直列につないだ40Wと100Wの豆電球の明るさを比較する問題があります。
- 直列につなぐ場合、電流は同じなのでワット数が大きいほど明るいと思われるが、実際には電圧が大きいほど明るい。電力の関係を考慮して解答すれば良い。
- 並列につなぐ場合、100Wの豆電球の方が明るいというが、同じ電圧で100Wの方が明るいので、抵抗が小さいと解釈して解答することができる。
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100Vでそれぞれつけると 100W/100v=1A 100V/1A=100オーム 40W/100V=0.4A 100V/0.4A=250オーム 直列につなぐと 100V/(100+250)=0.286A 100W電球の電力:I^2R=0.286×0.286×100=8.18W 40w電球の出力:I^2R=0.286×0.286×250=20.45w 予想に反して40W電球の方が明るいのです。 > 100Wの豆電球のほうが抵抗が小さいと判断して その通りです。
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- fitto
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典型的なだまし問題ですね。 計算式は皆さんにお任せするとして(単純 オームの法則ですから) 一般家庭の配線は、並列接続です。 各電球には、100Vが供給されています。 100Wの方が明るいですから、電流がたくさん流れます。 電流がたくさん流れると言うことは、抵抗が小さいと言うことです。 問題は、直列接続です。 100W+40Wに100Vが供給されるので、 100Wにも40Wにも同じ電流が流れます。 抵抗の小さい100Wの方が、電圧負担(電圧降下)は小さくなります。 流れる電流が同じであれば、抵抗の小さい100Wが暗くなります。 付録 直列接続では100Vにかかる抵抗は、100W電球+40W電球となります。 つまり、100Vに40W電球をつないだときより大きな抵抗をつなぐことになります。 40Wの時より電流が流れないので、40W単独の明るさに比べて、100W+40W合算した明かりの方が暗くなります。 オームの法則で計算して確認してみてください。 電力=電圧×電流 電流=電力÷電圧 抵抗=電圧÷電流 電流=電圧÷電流 電圧=抵抗×電流
お礼
何十年かぶりの理科で参考書と教科書ガイドを片手に 記憶をたどるのに四苦八苦でした。 あの時代にただ暗記していたことが今頃になって しっかり理解できよかったと思います。 感謝いたします。
- Mr_Holland
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まず、100W球の方が抵抗が小さいことを確認しましょう。 40W球が単独で100Vの電源に接続されたとき、 W=VI (W:電力、V:電圧、I:電流) ∴I=W/V=40/100=0.4 [A] の電流が流れています。 また抵抗値は、 W=V^2/R (R:抵抗) ∴R=V^2/W=100^2/40=250 [Ω] と求められます。 同様に、100W球が単独で100Vの電源に接続されたときのことを考えて、 I=W/V=100/100=1 [A] R=V^2/W=100^2/100=100 [Ω] と求められ、抵抗値を比べると100W級のほうが小さいことが確認できます。 さて、問題に対する答えですが、問題1は既に上で見てきましたように、40W級の方が電気抵抗が大きいことが分かります。 また、問題2ですが、直列接続のときは、2つの電球に流れる電流は共通ですから、電気抵抗が大きいほうが電圧が大きくなります。(オームの法則の V=IR です。) したがって、40W級の方が電圧が高いことが分かります。 問題3については、簡単の為に、明るさは電力に比例すると仮定しますと(本当は違いますが)、 W=VI ですから、電流が共通であれば、電圧が高い方が電力が大きくなります。電圧が高い方は、問題2で既に40W球であると得られていますから、明るくつくほうも40W球であることが分かります。
お礼
基本の豆電球のワット数の違いの意味がよくわかりました。 実際に数字を当てはめてみれば とてもわかりやすいです。 ありがとうございました。
- YHU00444
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この手の問題は基本に返って考えることです。(E=IR,W=EI=RI^2=E^2/R) とりあえず、直列なら電球1・電球2に流れる電流は一緒なので、E_i=I*R_i,E=E_1+E_2とでもおいていけば状況はつかめるはず。(これ以上は削除対象となるので省略)
お礼
もう一度よく勉強してみます。 ありがとうございました。
- rabbit_cat
- ベストアンサー率40% (829/2062)
>同じ電圧で100Wの方が明るいなら100Wの豆電球のほうが >抵抗が小さいと判断して解き始めたらよいのでしょうか? Yes 100Wの電球は、100Vで1A流れるということですから、100Ω 40Wの電球は、100Vで0.4A流れるということですから、250Ω てことで、この2つの電球直列につなぐと、 100Wの電球には、100 * 100/(100+250) = 28.6V 40Wの電球には、100 * 250/(100+250) = 71.4V の電圧がかかります。 流れる電流は同じなので、40Wの電球のほうが明るくなるはずです。 ただし、電球は非線形抵抗なので、それぞれの電球にかかる電圧は、本当は上の計算とは違います。
お礼
わかりやい明解をありがとうございました。 すっきりしてよく眠れそうです。
お礼
>100W電球の電力:I^2R=0.286×0.286×100=8.18W >40w電球の出力:I^2R=0.286×0.286×250=20.45w 明るさというのは電力をさすのですね。 数字で見ると、納得です。