ベストアンサー 波数(k)を用いた空間座標表示を導入する意義を教えて下さい 2007/06/17 21:11 金属結晶中の電子の状態について波数(k)を用いた空間座標表示を導入する意義を教えて下さい みんなの回答 (6) 専門家の回答 質問者が選んだベストアンサー ベストアンサー PAM123 ベストアンサー率54% (12/22) 2007/06/21 01:04 回答No.6 私もかつて金属電子論を勉強しはじめに、なぜこんな恣意的な表示をするのか?と悩んだことがあります。そのとき私が最終的に納得した答えを書きます。これだけが理由ではないかもしれませんが、私は以下のように考えて納得しました。 まず、仮にkでなく、単純に位置で表示することを考える。 すると、ある位置に対して電子のエネルギーを、横軸位置、縦軸エネルギーのグラフにプロットすることになる。 しかし量子力学では、位置固有状態が、かならずしもエネルギー固有状態ではないので、位置とエネルギーを同時に決定できない。 したがって、「ある位置にある電子のエネルギー」という上記のようなプロットは不可能。 では、どうしたらいいか?答えは、エネルギーと同時に固有状態になるある物理量を横軸に選び、縦軸エネルギー横軸???という形でプロットをすればいい。 仮に、結晶でなくただの一様な空間だと平面波がエネルギー固有状態で、 運動量と同時に固有状態になるので、この運動量あるいは、これをプランク定数(2πでわったもの)でわった波数kを横軸に選べばいい。 じゃあ、一様な空間でなく結晶の場合は?その場合でも実はエネルギーと 同時に固有状態になる物理量が存在する。それは結晶運動量でこれをhbarで割ったものが波数kになる。この存在を保証するのがブロッホの定理。 したがってkを横軸にとるとそのkのときのエネルギーとして、E-Kのプロットを作れる。 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 その他の回答 (5) kk0902 ベストアンサー率75% (6/8) 2007/06/19 01:34 回答No.5 金属結晶に限らず、並進対称性を有する場における物理量のエネルギー固有状態は、波動となります(ブロッホの定理)。 つまり、ある実数ベクトルkを用いて、lだけ離れたサイト間の物理量には、 u(l)=exp(ik・l)u(0) が要請されます。 さらに、周期境界条件を用いると、第1ブリルアンゾーン内のkの値を用いれば、kに対する全ての物理量を適切に表現できることが分かります。 よって、無限に広がる結晶中において、アボガドロ数程度も存在する電子の状態を1つ1つ指定しなくても、第1ブリルアンゾーン内の波数kだけで指定できるのです。 電子状態をkで指定する意義はここにあると思います。 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 kenojisan ベストアンサー率59% (117/196) 2007/06/18 14:18 回答No.4 固体物理学において、非常に多くの物理現象が波長の関数になっているのですが、回答1に述べられているように、波動の運動量やエネルギーが波長の逆数=波数の関数とした方が単純な形式となるため、ほとんどの表式は波長では無く波数で現すことになります。従って、電子のバンド構造や、回折現象などを考えるには、実空間では無くて波数空間で考えた方が理解しやすくなるからです。 こういう基本的な疑問で有っても、回答3で述べられているように、何故そうなのか?を考えることは大事で、盲目的に勉強を進めるよりは何故かを理解してから勉強する方がはるかに身につくと思います。 ただ、回答2のアドバイスも無理からぬところが有りまして。固体物理の初学者には、実際に波数空間を使う具体的御利益が見えないのが普通です。通常の固体物理の参考書は、演繹的に固体物理が理解できるような順序で学習項目が並んでいますから、最初にいきなり波数空間の話が来ちゃうんですよね。なんで、こんなことを考えないといけないのか分からないままに無理矢理進むと、その後で具体的な物理現象の解説が出てきて、そこでようやく波数空間の必要性が分かってくるという感じですよね。 本当は、何か物理現象の具体例を出してくれて、波数空間の必要性を示してくれればピンとくるのですが。 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 gyrocompas ベストアンサー率23% (24/104) 2007/06/18 10:30 回答No.3 物理学を学ぶのは、柔道や書道を学ぶのとは違います 疑問に思ったことは、何でも徹底的に追求するべきです 「習うより慣れろ」は物理学にとって邪道です。 余計なことを考えたから、ペニシリンも発見され 宇宙の背景放射も発見されたのです 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 wata717 ベストアンサー率44% (72/161) 2007/06/18 09:44 回答No.2 ”波数(k)を用いた空間座標表示”とは奇妙です.通常は波数空間といいます.あなたにとって今必要なことは何も余計なことは考えず,真面目に勉強することです.「習うより慣れろです.」何一つの仕事も習得せず,自分にあった仕事を探しつづけて年老いてしまうフリータとどこか似ています. ”花”は英語では”flower”です.何故そんな漢字をかくのか,何故そんなスペルになったのか考えることは余計なのです.ご質問の本質は数学的には群論とフーリエ変換に由来します.物理学としては量子力学が深く関係します.あなたが満足できるレベルに到達するには長期間にわたる絶え間ない努力が必要です. 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 e_beam ベストアンサー率40% (4/10) 2007/06/18 08:12 回答No.1 波数kにプランク定数h÷(2π)をかけると運動量pになります。 横軸にエネルギーEをとり、縦軸に波数kをプロットすると、それはエネルギーと運動量をグラフ化したものになります。 エネルギーEは角速度ωにh÷(2π)をかけたものですから、E対kの関係は、ω対kの関係を表したものともみなすことができます。位相速度vpはω/kですし、群速度vgはdω/dkで表されます。E対kプロットの原点からの傾きが位相速度を、接線が群速度を表していることになります。この関係が直線でないということは、速度が周波数で変化することを表し、いくつかの周波数成分から構成される波束が伝播する間に散りじりに分かれてしまう分散をこのグラフは示します。 また、波数kを結晶格子の実空間から求めることは、逆空間を求めることに対応します。これは、フーリエ変換をして直交して逆次元の新たな次元を導入することになります。 この考え方のメリットは、無限に続くある周期性を持つ結晶構造の中の格子振動(原子振動)を有限な空間に閉じ込めることができます。 さらに、電子線やX線などで結晶の回折パターンを観察し写真などに撮影すると、この映像がまさに逆空間つまりk空間を撮影したものになります。 勉強している時には、その奥深さが分からないのですが、一通り学んでみて後で振り返るとすごくおくが深いことであることにおき好きになられると思います。 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 カテゴリ 学問・教育自然科学物理学 関連するQ&A 固体電子論で波数kを導入する理由 固体電子論では波数kを導入して波数空間を空間座標系として用いると思いますが、なぜこんなことをするのでしょうか。 過去の質問などを拝見して、もしもxyz空間のように位置座標系を用いようとしても「位置固有状態が、かならずしもエネルギー固有状態ではないので、位置とエネルギーを同時に決定できない」ため電子のエネルギーを表すのが不可能であるから と書いてありました。 楽天での質問ですが → http://qanda.rakuten.ne.jp/qa3093234.html これは不確定性原理が元になっていると考えていいのでしょうか。 よろしくお願いします。 ブロッホの定理の波数kについて質問です! 周期Rで周期的なポテンシャルV(r+R)=V(r) (R:格子ベクトル) の中の電子の波動関数の関数形がΨ=Uk(r)*exp(ikr)となる というブロッホの定理ですが、誘導過程でなぜexp(ikr)が出てくるのかが疑問です。 「半導体の物理」(御子柴先生:産業図書出版)のP36に証明があるんですがそこでは|λ^2|=1なλならなんでもよく(exp(ikr)とする必要はなく)kになぜ波数としての役割を与えるのかが示されていません。導出の過程ではkは波数でなくてもいいはずです。数学的にすっきりとブロッホ関数が平面波×周期関数の振幅になることを導きたい! わからないんです!お願いします汗 不確定性 座標 x と、波の波数 k の二つの空間を考えます。 それぞれの空間での分布が f(x), g(k) とします。 これらはフーリエ積分でつながっていますが、 二つの分布の広がりの積、Δx×Δk の間にはどのような関係があって、それは何を意味しているのかを物理的に説明して欲しいです。よろしくお願いします 天文学のお話。日本ではどのように考えられていた? OKWAVE コラム 結晶面(h, k, l)について 結晶面(h, k, l)についての質問をさせて頂きます。 上記式をxyz空間で空間で記述したいのですがどのように座標を取っていいのか分からなく困っています。 ご回答よろしくお願いします。 バンド理論の初歩でつまずいています!! 以下、僕の理解を示すため、あと、質問に入るため、すこし長文を書きます。 以下が大体の僕の理解だと思ってください。一応、量子力学、統計力学は理解しているつもりです。 結晶中では原子や分子の単位構造が規則的に並んでおり、電気伝導においてはその規則的な構造の中を電子が動き回る。ここでは簡単のため、長さがLの1次元の結晶を考える。量子力学から、閉じ込められた自由電子の波数kとエネルギーEには E = (h_bar*k)^2/(2*m) ; k = ±2πn/L という関係にある。このため、通常であれば自由電子のエネルギーはこの式によって連続的であるはず。 結晶が単位構造が1原子からなり原子間隔がaであるとする。次の式が満たされるとき、波数kの電子の波動関数はブラッグ反射を起こして、その存在密度は散乱される。 k = ±π/a このため、結晶内で式を満たす波数k付近の波数を持つ電子は自由電子のようにはふるまえない。進行波は散乱され、電子の波動関数は定在波でしか許されない。1つの自由電子の波動関数ψの定常波はシュレーディンガー方程式から ψ(x) = Aexp(ik*x)+Bexp(-ikx) で与えられる。A,Bは任意の定数である。これよりこのモデル結晶での自由電子の波動関数の定在波は、 ψ(+) = exp(ik*x)+exp(-ikx) = 2cos(kx) ψ(-) = exp(ik*x) - exp(-ikx) = 2isin(kx) のどちらかの形をとると考えられる(☆)。 これにより2つのことなるエネルギーを取りうる。この差をバンドギャップという。この差によってエネルギーは連続性を失う。 ひっかかっているのは☆の部分です。 ・・・なんでこの2つの形が許されるのですか? 個人的には差をとっているψ(-)が大変気に食わないのですが・・・。波の重ね合わせの議論ならば、和のψ(+)で十分では? かなり考えたのですがもう泥沼です。助けてください。 AutoCAD 2010 ペーパー空間に表示されないモデル空間のオブジ AutoCAD 2010 ペーパー空間に表示されないモデル空間のオブジェクト いただいた図面にモデル空間には表示されているのに、ペーパー空間に表示されないデータがあります。 該当するデータのプロパティーを画層プロパティ管理で調べたところ以下の状態でした。 表示オン、フリーズなし、印刷あり、新しいビューポートでフリーズなし。 画層状態管理は設定なし。 このような状態でモデル空間にあるものがペーパー空間のビューポート枠内に表示されないのは どのような理由が考えられるでしょうか? ためしに画層状態管理で該当データのレイヤを非表示やフリーズにしてみると、その通り見えなくなります(モデル空間)おそらくペーパー空間でのみ見えなくなる設定をしているようなのですが、初心者ゆえ分からないのです。データの種類はポリラインでハッチがかかっています。 お分かりの方、宜しく御願いします。 シリコンの金属光沢 もしシリコン結晶を0〔K〕以下の温度にした場合、結晶中の自由電子が全てフェルミ準位以下に納まってしまうということですから、当然金属光沢もなくなるのでしょうか? 金属光沢のないシリコン結晶の写真などが掲載されているHPなどがありましたら是非教えてください。 よろしくお願いします。 フェルミ温度 現在、金属結晶におけるゾンマーフェルト理論を勉強しています。 そこで質問なんですが、N電子系で、T=0においてエネルギーが低い準位から電子を詰めて行き、一番大きなエネルギーを持つ電子のエネルギーをフェルミエネルギーとする。 そして、それに伴ってフェルミ運動量、フェルミ波数ベクトル、フェルミ速度などを定める。 と、ここまでは理解できるのですがフェルミ温度ってのは何でしょうか? T=0の時の温度?? (1)これは、フェルミエネルギーが全て熱になったと仮定するときの温度という解釈でよろしいでしょうか? (2)フェルミ温度は約10000Kということですが、(1)の解釈が正しいとするとこのフェルミエネルギーは熱以外のどんなエネルギー形態になっているのでしょうか?T=0においても光の1%近くの速さで運動してるとか?でも、それだと結局膨大な熱を生み出しそうな気も。 (3)フェルミ運動量、フェルミ波数ベクトル、フェルミ速度についても、フェルミエネルギーを持つ電子の運動量、波数ベクトル、速度と単純に捉えてしまってよいのか? 混乱しているために質問がぼんやりしててスミマセン。1つでも分かる方よろしくお願いします。 座標をランダムに表示させてx座標順にソートするプログラムを考えています 座標をランダムに表示させてx座標順にソートするプログラムを考えています とりあえず、以下の様に決まった数の座標でソートすることはできたのですが、ランダムにするとなるとどうすればいいのかわかりません。 ------------------------------------------------- #include <stdio.h> int makepoints(int * pn, double * x, double * y){ double xp,yp; int k; int i,j; int n; n = 7; *pn = n; xp = 1; for(k=0;k<n;k++) { xp = xp/2; yp = xp*xp; x[k] = xp; y[k] = yp; } printf("初期座標列:\n"); for(k=0;k<n;k++) { printf("%f_%f\n",x[k],y[k]); } for(j=1;j<n;j++) { for(i=0;i<j;i++) { if(x[i]>x[j]){ xp=x[i];x[i]=x[j];x[j]=xp; yp=y[i];y[i]=y[j];y[j]=yp; } } } printf("整列後の座標列:\n"); for(k=0;k<n;k++) { printf("%d %f %f\n",k ,x[k],y[k]); } return 0; } ------------------------------------------------- なんとなくrand関数を使えばいいのかな、というのはわかるのですが、プログラミングに弱く困っています。 この後のプログラミング教えてくださる方いればよろしくお願いします。 波数ベクトルと波動関数 質問が続けざまですみません。 バンド理論でよく波数ベクトルkが出てきて、kが大きくなると、エネルギーEも大きくなるような図をよく見かけます。何故、波数ベクトルkが大きいとエネルギーEも大きくなるのですか?振動数ν=c/λ、λ=2π/kをE=hνに代入して、E=hck/(2π)となります。波数kが大きいと存在する波の数(エネルギー量子の数)が多くなるので、エネルギーEも大きくなるという考えで合っていますか? また自由電子などを扱っていますが、そもそも電子の何が波なんでしょうか。格子振動の章ではフォノンの振幅など振動子として扱うので波というのは分かりますが、電子の波動関数において波数ベクトルkが何を指しているかが分かりません。電子の波動関数とは電子の存在確率の大小が波のように広がっている事を表していて、その波の波数という事ですか?波動関数Ψ=exp(i k・r)が一体何を表してるのか、もしkが大きくなると電子はどうなるのか、イマイチ理解できません。 どなたかご教授してもらえないでしょうか。お願いします。 殻内電子はブロッホ状態? 伝導電子は波数kを所持しているのは分かるのですが、 殻内電子は端数kを所持しているのでしょうか? 半金属は間接型のみ? http://www-nano.nuap.nagoya-u.ac.jp/research/crest.html 半金属はCBとVBが重なっていると言われますが これは実空間で見たときには重なっているように見えても波数空間で見ると上記アドレスのようにバンドの頂点がずれていて間接遷移型になっているということなのですよね? つまり直接遷移型の半金属は存在しないということなのでしょうか? 日本史の転換点?:赤穂浪士、池田屋事件、禁門の変に見る武士の忠義と正義 OKWAVE コラム 結晶のバンド構造(電子のエネルギー分散) 不規則合金の電子状態について勉強しようと思っているのですが、それ以前の完全結晶(規則相)のバンド構造でつまずいております。 我ながらどこで引っかかっているのか把握できていないので、疑問に思った経緯を順に書きます。 長文をご容赦ください。(なお文中のh~は換算プランク定数です。) 純金属の電子のエネルギー分散図は細い線(バンド)が連なったものになります。 これに対してKKR-CPA法から計算した不規則合金のエネルギー分散をプロットすると、それぞれの線がにじんでしまったものが得られます。 この事について赤井久純/白井光雲「密度汎関数法の発展」では以下のように書かれています。 ”これは印刷の失敗でも汚れでも無くて、まさに不規則性の効果があらわれたものである。Niの場合は系が規則的なために結晶運動量h~kがよい量子数となって固有エネルギーを決定するのに対して、Ni0.85Mn0.15合金では系がもはや規則的ではないために結晶運動量h~kについて固有状態が得られずブロッホスペクトル関数が広がってしまうのである。” この文章を読んで一旦は「不規則合金では波動関数がブロッホ波で表せなくなるからエネルギーと運動量の同時固有状態が実現できなくなるのか」と納得しかかったのですが、よく考えれば規則・不規則は関係なく結晶中ではハミルトニアンと運動量演算子は交換しません。 そうか、ハミルトニアンと交換しないのか、、 http://teenaka.at.webry.info/200704/article_21.html もし「不規則合金では、波数とエネルギーが同時固有状態をとれないからバンド構造がにじむ」のだとすれば規則結晶であっても運動量とエネルギーは同時固有状態をとれないのだから、やはりバンド構造はにじまなければならないのではないでしょうか? おかしいなと思い(規則結晶の)ブロッホ関数に運動量演算子を作用させて、運動量の固有値が得られるか確かめてみたのですが、ポテンシャルを含む項が残ってしまい p=h~k と考えてよいのかどうかも分からなくなり、更に混乱してしまいました。 バンド描像 http://www.molecularscience.jp/research/4/4_3.html 上記URLでは”このように,結晶中の電子の運動量を考えると余計な項がついていて面倒に思えますが,実際の 散乱過程や,電場・磁場への応答を考える場合,h~kが運動量である,として話を 進める事が可能です.”と書かれていますが、これがなぜなのかもわかりません。 どうも「固有状態」「交換関係」「良い量子数」「運動量と波数の間の関係」といったものがすっきりと理解できていません。 (1)波動関数に運動量演算子を作用させたときにポテンシャルを含む項が残ってしまうにもかかわらず p=h~k と考えてもよいのはなぜか? (2)上記の関係は不規則合金でも成り立つか? (3)運動量とエネルギーが同時固有状態にならないにもかかわらず、規則結晶のバンド構造がにじんでいない細い線として表されるのはなぜか? 以上三点のうちどれか一つでも構いませんので教えてください。 また、全般を通してアドバイスがあればお願いします。 波数のイメージとその次元 題名の通り、波数のイメージとその次元がどうも食い違ってしまうと言いますか、ちょっと納得できないので質問します。 波数の定義は、k=2π/λ(または、本によってはk=1/λ)で与えられています。ここで、私は波数は2πという単位の長さを波長で割っているのであるから、これは単位長さ当たりの波の数だと考えました。大学の先生に聞いてもあやふやな答しか返ってきませんでした。(大学の先生はいろんなこと知っているけど、あまり考えていないの?(疑)) その後、いろいろ調べて「波数は空間周波数とも言える。」と書いてあるのを見つけました。普通、周波数と聞けば、単位時間当たりに何回振動するかだけど、これは時間ではなく空間で与えているだけかと思って納得してしまったのです。 でも、それでは波数の次元は無次元になってないとおかしいではありませんか。 しかし、本で調べたところ、波数の次元はm^-1ではありませんか。 波長の次元はmとして、2πの次元は無次元でないといけません。では、これは角度でradなのでしょうか? そうすると、先ほど納得したイメージではつじつまが合いません。2πを長さと考えてイメージを作ったのですから。 「波数を定義すると便利だから。」というのを聞いたことがあるのですが、波数のイメージはもてないのでしょうか?(波数っていうぐらいだから、波の数じゃないの?) 融点を超えた金属に電流は流れますか? 金属が導体であるのは、その結晶に自由電子が生じるからだそうですが、液体の状態でも電流はながれるのでしょうか? それとも、液体でも結晶なのでしょうか?? (高温で抵抗が大きくなるというのは予想できるのですが、別問題ですよね。) また、水銀はどうなるのでしょう? 金属中の自由電子を波と考えた時とその電気抵抗 電子の波動性で考えると電子は平面波exp(ik・r)として伝播しますが、これは電子の波がsin波の形で金属中を移動していくという事ですか?よくエネルギーEは波数kの2乗に比例していくと言いますが、波数の大きな電子の波というのが上手くイメージできません。波数の大きい(小さい)電子とは一体どういう電子でしょうか。拙いなりにでも私の考えは波数k=2π/λからkが大きい→波長λが小さい波。波長λが小さい→振動数が大きい、もしくは波の位相速度(群速度?)が小さい波の事なのかと思っているのですが。 また電気抵抗の事ですが、古典論では電子が電場で加速されては原子核に散乱されてそのエネルギーロスが電流の電気抵抗と学びました。一方、電子を波動として見ると電子は一体どこで波のエネルギーを失って抵抗として現れるのですか?アバウトなイメージですが海面を浮かぶブイのようにブイは海の波の進行の妨げになるとは思えないです(原子核は電子より非常に重いので電子波によって思うがままに揺らされてる訳ではないでしょうが)。それとも電子の波は原子核や原子間距離より遥かに小さいスケールであり、その波がイオン核の前まで来た際には衝突しない部分の波はそのまま進行し、イオン核に衝突した部分の電子波がその波の分だけエネルギーを失い全体の波のエネルギーロスになり電気抵抗となるのでしょうか。 どなたかご教授お願いします。後半の電気抵抗を理解するためにも特に前半部分を詳しくしてもらえるとありがたいです。 金属結晶の結合力の要因 金属結晶の結合の要因は自由電子が広い結晶中に存在し、不確定性関係により運動量が小さくなるためと解釈しております。 ・金属結晶の結晶間距離が長いのはなぜでしょうか? ・また、運動量が小さいからといって結合しているとみなすというのがしっくりしません。 そもそも私の解釈は正しいのでしょうか。 【金属の電気効率】銅は結晶構造を持つ金属ですが、電 【金属の電気効率】銅は結晶構造を持つ金属ですが、電気伝導性が非常に高いため、電気効率が良い金属で電気機器によく使われています。 またアモルファス金属は非結晶金属では結晶粒界がないため、電子の移動が抑制され、エネルギー損失が少なくなく電気効率が良い金属とされています。 では、銅とアモルファス金属ではどちらの方が電気効率が良いのでしょうか? 有効質量 こんにちは。大学四年の者ですが、研究室のゼミで発表をしていたところ、「有効質量」という言葉が出てきてさらっと流そうとしたら、 あいにく教授がドSなもので、「有効質量の物理的意味を誰でもわかるように詳しく教えてよ。」と言われました。 私が調べた限りでは、 「結晶中の伝導電子が持つ実効的な質量であり、固体内の電子は結晶の周期ポテンシャルの影響を受けて運動しエネルギーギャップをつくるので、自由電子とは一般に異なる。 結晶中の電子の波動関数は真空中のそれと違って、エネルギーと波数ベクトルが異なるので、結晶中の電子の運動に現れる質量は、真空中のそれとは異なる。」(引用:物理学辞典、理化学辞典) などと記述されておりました。 なんとなく分かるような気もするのですが、教授に突っ込まれても答えられるように理解を深めておきたいので、 どなたか「有効質量」について分かる方、どうぞよろしくお願いいたします。 波数kについて こんばんは。量子力学に関する質問です。 波数kを定義する意味が良くわかりません。 k=2π/λと定義しますよね。でも2πは定数なので,別にλのまま考えてもいいような気がします。 ただ,フェルミ球の体積を,(4/3)*πk^3表記したり, エネルギーをkで表記しているのをみると,やはり便利なのかなと思います。 やはり波数kの定義は必要不可欠なものなのでしょうか? 注目のQ&A 「You」や「I」が入った曲といえば? 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