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国全体のお金の流れを知りたい。
国全体のお金の流れがよくつかめません。 お金がどう生まれ、どこに行き、どういう理由でどこに与えられ、市場に投げられる(?)、などわからなすぎて質問もしづらいくらい分かりません。 よろしくお願いします。
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- fujic-1990
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(^_^; 回答する側も、何を知りたくてお尋ねなのか分からないので答えにくいですよ。私は文系ですが、経済専攻ではないし。と、いうことで参考程度に。 お金は、昔は大蔵省印刷局で印刷されていたんですが、今の札を見ると「国立印刷局製造」となっていますね。 そこから日銀の大金庫へ運ばれているはずです。なんたって、お札の正式名称は「日本銀行券」ですから。 ところで、 各銀行は、日銀に当座預金口座などを開いてお金を預けたり借りたりしています。日銀から一般銀行が借りるときの金利を「公定歩合」と言うのを習いませんでしたか? また、日銀に、保有する債券などを一定割合預けさせられています(その割合は日銀が定める)。 そこで、 一方、古くなったお札が銀行から回ってきますので、これと交換に新しいお札を出します。これは我々が銀行に預けたり引き出したりするのと同じですので、そのように考えて下さい。 さらに、例えば「景気が悪い」と判断したらお金を市中に出さなければならない、と日銀は考えます。で、一つの方法として、公定歩合を下げます。 一般銀行への貸し出し金利を下げるわけ。すると、銀行は安いお金で借りられるので、日銀から一杯借りて(このとき、印刷しておいた新札がたっぷり市中に出回ります)、企業にも安い金利で貸します。企業はそのお金で投資して人を雇ったり、原料・生産財を買ったりしますので、景気がよくなるのです。 また、銀行が持っている株や債券をこれまで以上に買い取ります。つまり、一般の銀行から株などを受け取って代金としてお金を払うわけ。このときも新札が市中に出回ります。(買いオペレーションと言います。反対は売りオペレーション) お金が入った銀行は、お金を眠らせておいても金利を産みませんから、企業に安く貸すわけ。余ってますから、高くは貸すことができないのです。そいで、公定歩合を下げたのと同様に景気がよくなる・・・ はずなのです。そう簡単にはいかないのですが。 とにかく、企業まで回ってきたお金は、給料として質問者さんの懐へも回っていく、はずであります。めでたしめでたし。
お礼
回答ありがとうございます。 >回答する側も、何を知りたくてお尋ねなのか分からないので答えにくいですよ。 そうですよね・・。丁寧に回答していただいて申し訳ないんですが、実は本当は、「国全体のお金の流れを知りたいが、いい書籍はありますか?」という内容で質問する予定だったのですが最後のその一文を忘れてしまいました・・。 ですけど、回答していただいて、とても嬉しいですし、勉強になりますいた。 もしよければ参考になる書籍など紹介していただきたいなと思うのですが・・。