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アナログテスタの使い方(2)
以前、ご質問させていたいただいたのですが、その御回答の中で教えていただきたい事があり、質問させていただきました。 http://personal.okwave.jp/qa3056515.html 抵抗の0オーム調整はリード線を短絡させるのはわかるのですが、 電圧の0調整については、リード線を短絡させる。また電流の0調整についてはリード線を開放させると説明されたのですが、このようなことはあまり聞かないのですが、通常はどのようなやり方をするのでしょうか。 なお、電圧等の0調整も測定レンジにあわしてから0調整を行うのでしょうか。offのままでは当然意味がないですよね。 また、アナログ式でも最近は静電容量の測定も出来るものがありますが、これも0調整は電圧と同じようなやり方になるのでしょうか。 さらに、歪波交流というのはあまり見かけないのですが、どのようなところに使われているのでしょうか。 よろしくお願いたします。
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だれがそんな変な説明をしたのでしょうか。 アナログテスターのメーター部分は電流計です。それにいろいろな回路を組み合わせて、電圧や抵抗を計るようになっています。 まず、メーターに電流が流れていないときに針が0をさすように調整しなければなりません。これは一度調整したらそう簡単にずれるものではないですが。この0調整はテスターのレンジとは無関係です。 が、針がふらふら動かないように、OFFのレンジがあるならOFFで、無いテスターなら電流レンジでショートさせた状態で行えばいいでしょう。僕は、面倒なのでテスター棒を指さない状態(開放)でやっちゃいますが。 メーターの針の根元部分についている調整箇所をマイナスドライバーで回します。 抵抗の計測で0オームはメーターとしてフルに振れているところに相当するので、電池の消耗の変動のずれを補正するために0Ω調整を行います。0Ω調整ですから、0Ωの抵抗を計測している状態すなわち、赤と黒の棒をくっつけてショートしている状態で行います。 電流、電圧、抵抗以外も測定できるテスターではこれ以外に利用者が行う調整があるかもしれません。 最後に、たとえば10Vレンジで10Vを加えたときに本当に針が10Vをさすかどうかですが、これは利用者サイドでは調整不可能です。「校正」といって、メーカーに送って直してもらうしかないです。プロが使うテスターは年に一度とか校正しています。
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- frage
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●No.5の方の回答で尽きていますが、若干補足させて下さい。 ●抵抗測定での「0Ω」調整は、テスター内蔵電池の消耗(電圧低下)が原因の表示ずれを修正するものです。リード線を短絡した(ゼロオーム測定)状態でメーターが「ゼロ」を指すよう、テスターの「ゼロ調整つまみ」を調整します。抵抗測定の都度これを行います。 ●電圧・電流測定での「0V・0A」調整は、テスターのメーター(電流計)の、針と目盛の「ゼロ位置ずれ」を調整するものです。無電流・無電圧の状態で電流計の針の根元にある「ネジ」を回して、針が目盛のゼロを指すように針位置合わせます。抵抗測定での「0Ω」調整とは意味や目的が全く違います。また、「0Ω」調整との関連性もありません。メーターの基本調整のようなもので、「0Ω」調整より優先して行うべきものですが、最初に行えばOK。測定の都度行う必要は、殆どないでしょう。 ●電圧・電流測定での「0V・0A」調整でリード線を短絡させたり「OFF」位置にするのは、針の動きが敏感過ぎて調整しずらいことがないように、電流計にダンピングを効かせるためです。「0V・0A」の状態にするということではありません。 ●ダンピングとは、針の動きを緩慢にさせることで、No.6の方が「揺れを抑制」として、その原理も説明しておられます。一般に、電流計は無使用時は端子を短絡しておき、針が不用意に振れないようにすることになっています。 ●以上ご参考にならば幸です。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございました。
- a-saitoh
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デジタルテスタではそもそも調整箇所はありません(僕が見たことがあるような手頃なテスターでは). さて0調整ですが,ショートしようがしまいが,レンジが何であろうが,電流が流れていなければ針は0をさします.0を指してなければずれているので調整します. すでにお話ししたようにテスターのメーターは電流計です.テスターが揺れたりすると針も揺れます.ショートした状態では針が揺れた事によって発生した電流が磁力を発生し,揺れを抑制する方に働きます.電車などの回生ブレーキと同じ理屈です.つまり,針が電流0の時に指す方向で安定します. ただ,揺れてない机の上で針の振れが収まるまで待って調整したらそれで済むと僕は考えているので,僕は針をショートさせません. 感度の高いテスターで電圧レンジにすると,空中を飛び交ってる電磁波などを拾ってしまうかもしれないので,0調整には不適...と理屈上はなるとおもいます.ましてや,テスター棒の金属部分を手で持ってると人間の体から電流が流れ込むので0調整の際にはそういうことはしてはダメでしょう. 内部抵抗の低い安物のアナログテスターだと,そんな細かい配慮は無用ですが(もともと無校正だし).
静電容量の0位置ですけど、 開放、ショートでもあんまし変わんない。 但し、 こすったり、握った後ショートさせると容量がプラスして残ります。 これを開放させると0になりますので、 開放させた方がいかも。(デジタルの場合ですけど。)
お礼
お忙しいところ、実際に試していただいたようでありがとうございます。
静電容量については、デジタルなんでごめんなさい。 アナログの方には付いてません。 m(_ _)m やっぱ、デジタルマルチメーターだと Vレンジで 開放では60mVが出ちゃう。 ショートでようやく0になった。^_^ Aレンジでは、 ショートでも、開放でもμA単位で振れなかったよ。^_^
- Denkigishi
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アナログテスターの電圧電流のゼロ調 テスターの指示計には可動コイル型の電流計が使われています。この電流計のゼロ調は、OFFの状態で、指示針の指示がゼロからずれている場合には、回転中心の辺りにあるネジをマイナスドライバで右か左に回してゼロに合わせます。電圧/電流レンジとか、電気回路には全く関係有りません。単純に指示計単体の機械的な修正です。 歪波交流 一番身近なものは、インバータ、特にモータ駆動用のVVVFインバータの出力電圧があります。高調波を沢山含んでいます。 また、低周波発信器の三角波や方形波も身近なものです。
お礼
ありがとうございます。 電流と電圧はOFFで0調整するんですね。 そうすると、レンジの切り替えのたびに調整する必要はないと言うことですね。
- toyohi
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私、小学3~4年生頃からテスタ-を使いました。3年生の時、並3ラジオを作ってからです。サンワP-2型という、質問者さんより簡単(単純)なテスタ-です。 このテスタ-は、指針を駆動させる電源はなく、抵抗をはかる1.5Vだけありました。したがって、針の0調節は、全面のネジで行いました。 2代目に買ったのが少し大型で指針の駆動用電源と抵抗の測定用電源があります。これが質問者さんと同じ型?と思いますが、この頃はめっきり使う機会がなく少し忘れかけましたが、電源を入れて解放してやって、次に短絡してやって針が指定の位置に来るようにする?のではなかったかな?と。(逆かも?説明書を見ながらやらなければ・・) 静電容量やインダクタンスを計る換算目盛りがありますね。コンデンサは交流分を通す性質を使って交流の電圧を測って・・・。また、グロ-ブを使って14型白黒テレビの高圧電圧(1万5千V?)も計れます。 歪波交流は、テスタ-よりもオシロスコ-プですね。 懐かしい質問にいい加減なことを書いてしまい大変失礼しました。まだ、真空管時代の50年も昔の話でした。
お礼
ありがとうございます。 offで0調整するということは、一度調整すると問題ないですね。 滅多なことでずれるコトはないようですが、基本として見につけるとしたら、測定するたびというか、レンジを替える場合には0調整はした方がいいのでしょうか。その場合はやはりoffにして行うべきですか。 御回答にありました 「OFFのレンジがあるならOFFで、無いテスターなら電流レンジでショートさせた状態で行えばいいでしょう。僕は、面倒なのでテスター棒を指さない状態(開放)でやっちゃいますが。」についてですが、このoffがない時、電流レンジでなぜショートさせるのでしょうか。御回答者様は開放でやられるようですが、これは矛盾するのではないでしょうか? また電圧レンジでの調整はよくないのでしょうか。 また、デジタルテスタでは方法に違いがありますでしょうか。