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(橋の設計思想)「揺らす」のか、「揺れる」のか
工学の部がないので、こちらでお尋ねします。 ここでいう橋とは吊り橋でなく、また単に車道と歩道が並行しているだけでなしに構造上、両者が一体となっていて手摺と段差によって歩道が確保されている形態のものを指します。 何百メートルもある長大な橋の中央に佇つと、トラック等の重量のある大型車両の通過時には上下に揺れるのが判ります。トトンという小刻みな揺れでなく、ゆったりとした周期の長い如何にも酔いそうな揺れです。一輌の通過によって何度も上下するのではなく、ただ一度だけゆっくり上下するのを感じます。気のせいばかりでなく実際に揺れているのだと思います。普通車程度の通過では感じません。 これは、力を分散させたり吸収したりするなどのために意識して揺れるように設計してあるのですか、それとも建設費の節約などの理由から、揺らしたくはないけど実用上差し支えないので揺れるのを許容しているのですか。 専門家志向でなく素人の思いつきみたいな質問ですから詳しい解説は勿体ないです。ざっと教えて下されば十分です。よろしくお願いします。
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noname#40706
回答No.2
お礼
ANo.3、ANo.4も拝見しました。吊り橋であってもなくても原理は変わらないのでしょうから参考になります。 斜張橋で支間を200mにしたとき、2秒周期で強い力が加わると共振してしまうということでしょうか。理論の裏づけは分かりませんが、振動は干渉させて共振を起こさないように設計するのが肝要なのだと理解しました。 どうやら設計者としては揺らしたくないが、揺れてしまうのを一定の範囲で許容しているというところでしょうか。 タコマ橋の事故は凄まじいですね。素人の杞憂でしょうが瀬戸内の長大橋や高層ビルは心配です。 何度も答えを寄せて下さって有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。