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年金に適しているのは?

 国会でうんざりする様な、審議をしているアンマッチの厚生年金。  今後、ますます改悪されそうなやので、リスク・ヘッジを今から、 行っていきたいと思います。   さて、「ゼロ・ク-ポン債」と「外貨建て年金」では、どちらが 公的年金の補完にむいているのでしょうか。   また、それぞれの「メリット・デメリット」も、お教えください。   

質問者が選んだベストアンサー

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  • taka-996
  • ベストアンサー率33% (47/142)
回答No.1

ゼロ・ク-ポン債 (念のため、円建てでの債券ですよね) ・メリット  投資開始の時点で、満期時受取額が確定する(利回り決定) ・デメリット  発行会社の破綻で満期額を受け取れない危険性はある  投資時点で利回りが確定してしまうので、将来的に金利が上がっていたら投資効率は悪くなる 外貨建て年金 ・メリット  急激な円安が進むと、将来的に円ベースでの受取額は増加 ・デメリット  急激な円高が進むと、将来的に円ベースでの受取額は減少 老後資金のための運用は、その人の年齢(運用期間)や、リスク許容度によって大きく変わります。質問文からは、非常に答えにくいです。

noname#36681
質問者

お礼

ありがとうございました。  ところで、下段に記載されていた件ですが、運用期間は15年間。  目標の運用利回りは、6%台で12年で元本が2倍になればと考えておりますので、一定のリスクは取っていくつもりです。  なお、ゼロ・ク-ポン債は外債(アメリカ:4%台)を検討しております。  本来なら、「イギリス・オ-ストラリアの商品」があれば購入をしたかったのですが、個人では買える商品が無い様なので、外貨建ての年金 (ポンドまたは、オ-ストラリフドル建て)について、お尋ねしてみました。 当初は、変額保険を検討していたのですが。 

その他の回答 (2)

  • tiuhti
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回答No.3

結論から言うと、No.2の方の回答と一部被りますが…、 「公的年金の補完」という事は、「ご自身で年金運用をする」という趣旨だと理解します。 年金運用の最大の特徴は、投資期間が長い、という事です。その特徴から、「株を主な投資対象にする」のが、投資理論の中でも、基礎中の基礎の考え方です。 「株はハイリスク・ハイリターン」とよく言われます。投資理論でいうリスクとは、リターンのばらつきが大きい、という意味です。例えば、株が1年で25%上がる可能性が10%、15%上がる可能性が20%、5%上がる可能性が40%、5%下がる可能性が20%、15%下がる可能性が10%だと仮定します。(リターンの期待値は、25%×0.1+15%×0.2+5%×0.4…=5%になります) この場合、リターンは、25%から-15%の範囲で、それぞれ両極端でも10%の確率がありますから、感覚的にリターンのばらつきが多い、というのがお解かりいただけると思います。一方、1年満期で1%の利回りの国債があったとすると、政府が債務不履行にならない限りは、1%のリターンです。債務不履行になれば、紙屑あるいは元本の一部しか返ってこない、という事になりますが、その確率は非常に低いので、1%のリターンになる確率は非常に高いです。こういうのを、リターンのばらつきが小さい=リスクが小さい、と言います。 上記の株のリターンのばらつきは全くテキトーに数字を置いただけですが、とにかく「株はリターンのばらつきは大きいが、期待値としてのリターンは高く、国債はリターンのばらつきは小さいが期待値としてのリターンも低い」というのは、「たぶん、そうなんだろうな」ぐらいは、思っていただけると思います。これがよく言われる「リスクの高いものほど、(期待)リターンも高い」というものです。 株のリスクの高さを軽減する一つの方法は、投資期間を長くする事です。投資期間を長くすればするほど、買った時のタイミングの良し悪しの影響が小さくなり、リターンは株の長期トレンドに近づいていきます。(因みに、参考URLに入れたサイトによれば、20世紀の100年間の世界の株式市場の平均では、インフレ調整後で5.6%のリターンだったそうです。過去100年のインフレ率は知りませんが、おそらくインフレ率調整前であれば、10%前後にはなるのでしょう。) こういう理由から「年金運用は株が主体」という事になります。ただ、銘柄ごとのリスクや、手数料を考えると、個人で運用する場合は、インデックス投信やETFが対象になると思います。 次に、為替リスクを考えます。先ほど「リスクの高いものほどリターンも高い」(言い換えれば、「リスクをとれば、確率的には、その勇気は報われるはず」)と書きましたが、実は為替リスクには、この「原則」は当て嵌まりません。為替リスクは、確率的には、リスクをとった分、リターンがあがるとは言えません。アメリカ人が円の債券を買うのと、日本人がドルの債券を買うのとで考えて見ます。日本人からすれば、「為替リスクをとったのだから、円債よりも儲かってほしい」と思うのは自然です。具体的に言えば、例えばドル債が4%で円債が1%だったら、ドル債を買った日本人は「3%以上の円高にはならないで欲しい」と考える、という事です。一方、円債を買ったアメリカ人は、為替リスクをとったのだから、ドル債以上に儲かって欲しい、と思うのも自然で、同じ例で言えば「3%以上の円高になって欲しい」という事です。つまり、日本人がドルのリスクをとった事が報われる(=3%以上の円高にはならなかった)状況では、アメリカ人は報われていないはずなので、一般論としては「株のリスクは報われると期待していいが、為替リスクは、そういう期待はできない」という事になります。 年金運用は、「投資期間の長さから、リスクをとる事でリターンをあげる事ができる」という事が特徴なので、為替リスクは、せっかくの特徴を生かさない、という事になります。だから、「ゼロ・ク-ポン債と外貨建て年金では、どちらが公的年金の補完にむいているか」という質問には、基礎的な理論に従えば、「どっちも向いてない」という事になります。(但し、質問者ご自身の相場観に基づいて買う分には一向に構いません。また、日本でのインフレリスクのヘッジとして、一部外貨建資産を持とう、というのは、金投資を一部入れておこう、というのと同じ意味で、それなりの合理性はあります。あくまで、主要な投資対象としては適さない、という意味です。) 但し、「為替リスクが報われる期待が確率的にはできない」というのは、具体的には「金利差を相殺するぐらい為替は動くだろう」という仮定を意味します。ですから、リスクをとる価値がないだけで、損する訳ではありません。また金利差の理由の大半は、インフレ率の差から来ていますが、「株は長い目で見ればインフレリスクは無い」と考えられています。ですから、「外国株は、為替リスクは意味がないが、株そのものとしてのリスクは取る意味はある」と言えます。つまり、外国株は年金運用の対象として適格です。 外貨年金は、私の理解するところでは、最近はやっているのは「実質的な投資対象は国債などの信用度の高い債券で、外貨ベースでは事実上利回りが決まっている」というものなので、外貨建ゼロクーポン債と同様に考えるべきだと思いますが、もし外国株を投資対象にしているものであれば、話は違ってきます。

参考URL:
http://www.watsonwyatt.co.jp/publications/wwreview/wwr22/2205/index.html
  • atumaro
  • ベストアンサー率50% (5/10)
回答No.2

>さて、「ゼロ・ク-ポン債」と「外貨建て年金」では、どちらが >公的年金の補完にむいているのでしょうか。 比較ではゼロクーポン債が優位と考えています。 理由は変額(投資型)年金だと手数料が非常に高いです。 ゼロクーポンだと投資額にもよりますが、 300万くらいあれば、 年率0.5%以下の手数料で運用できると思います。 数十万円のクーポン債をいくつか買って、 償還タイミングを変えると税金も低く抑えれます。 また、ポンドはともかく、豪ドルのようなマイナー通貨は 為替変動が大きいと言われています。 特に豪ドル相場は日本の個人投資家の影響が強いそうです。 >目標の運用利回りは、6%台で12年で元本が2倍になればと考えておりますので、一定のリスクは取っていくつもりです。 >運用期間は15年間。 外債で運用利回り6%は厳しいと思います。 過去の債券利回りの歴史を考えても、 3%程度の目標が妥当ではないでしょうか。 ここ数年間は為替が追い風になっていましたが、 これがこのまま続く保証はないばかりか、 円高で逆風というリスクもあります。 本気で6%を狙うなら、 株式でETFを購入することが ベストだと思います。 株式の平均リターンは 歴史的にみて6~7%と言われています。 債券よりもリターンは上回る傾向にあります。 ただし、大きな相場変動リスクがありますが、 15年間という期間で運用できるのは大きな強みです。 銘柄変動リスクは指数に投資するETFを購入することで 吸収できます。 と言っても、株式だけだとリスクが高いので、 株式と債券の比率を考えて分けて運用すると、 資産全体のリスクが低下します。 個人の見解に基づいた意見ですので、 ご参考まで。

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