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終末期医療

学生です。よろしくお願いします 痛みを出来るだけ無くし、治療を目的とせず患者に最後まで人間らしく生きてもらうために行う医療、終末期医療(ターミナルケア、ホスピスケア)と呼ばれるものがあります。 自宅で最後を迎えたいと言う人は増えてきているようです。 (1)それは、なぜですか? やはり、家の方が落ち着くのでしょうか。自分は医師や看護士がすぐ近くにいる方が、落ち着くと思ってしまいます。 (2)病院は気分が落ち込む、暗い気分になる(絶望感)など、患者さんの意見がよく学校のプリントに書いてあります よく分からないのですが、皆さんは病院という場所は居るだけで暗い気分になりますか?もちろん、末期の患者さんには完治の可能性がないだけにまた気持ちの持ちようは違いがあるのでしょうが・・、そのことも含めてよろしくお願いします。

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  • 1manbou
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回答No.3

看護師です。 これは、私個人の考えです。ご了承ください。 (1)終末期医療を行う方は、すでにたくさんの時間を病院ですごされている方がほとんどです。 がんばって、がんばって、もうとことんがんばり続けた方々です。 先のこともおおよそ(口には出しませんが)見当はついています。 せめて先が短いのなら痛い、苦しいという思いだけを取ってもらえれば 自分の家に帰りたいと思うのは自然なことではないでしょうか。 (身寄りがなかったり、好き勝手下人生で家族に受け入れてもらえない方もおられます) (2)病院には(当然ですが)病人しかいません。 回復して退院していく方ばかりではありません。 お亡くなりになる方もいるのです。 そして、残念な話のほうが人々の耳に入る確率は高くなります。 ワイドショーで楽しい話より、人の不幸の話のほうが多いのに似ている気がします。 末期の患者さんに「明日」は必ず来るとは限りません。 またきたとしても何もすることもなく、同じ風景を見ながら 長い一日を死ぬことだけを考えて時間をつぶす方もいるのです。 どうか、紙上だけでなく、体験をなさってください。 最近では、ボランティアなど多くのチャレンジする方法ができていると聞きます。 病院でなくても良いです。弱い立場に立たされた方々の苦しみを理解しようと考えていただける一助になれば幸いです。

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  • mokopu
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回答No.5

私の父の話をします。 父は今年の4月他界しました。食道がんの末期でした。去年の9月に発覚しました。 それから放射線、抗がん剤治療をしましたが駄目でした。父の場合最初の頃は家に帰りたい気持ちが大きかったです。なぜなら、家族もいる、今までの自分の生活の居場所、テレビも見放題。大部屋だったので、やはり他人と一緒に部屋にいるのはリラックスできないでしょう。でも、状態が悪化してきて臨終間際は家に帰りたくないと言いました。医療スタッフが側にいない時、家で何があったらという不安からでしょう。延命処置はしても2,3日しかもたないとの事だったのでこれ以上苦しませるのは可哀想だったし、父も酸素呼吸していたので会話は出来ませんでしたが、書いて、「早く、実行してくれ」「早く楽になりたい」と言っていたので。看護師の詰め所の隣でしたが、3人位患者さんがいました。どの人もいつ死んでもおかしくない状態です。そんな中、父は真ん中のベットでした。家族、親族も来て、号泣しました。それを考えると隣のベットの人は死についてまじかに感じるだろうし、恐怖を感じずにはいられないと思います。重症な人ほど詰め所の近くにベットは移動しますからね。 あと、父は辛抱強い所があって、大部屋の時も歩くのが精一杯なのに、吐く時は他者に気を使って、トイレに行っていました。一日ベットにいると、音にも温度にも非常に敏感になります。他者の面会者、いびき、せき、など。 一日中ベットにいるのは長期になればなるほど時間をもてあますし、外部から隔離されている事がとても寂しくなってきます。看護師もずっと側にいるわけでなないし、話相手になってくれる訳でもありません。実習生がつけば別ですが....。

noname#60992
noname#60992
回答No.4

個人的な意見ですが、 (1)経済的な観念を無視するなら、私は麻薬を使っていても、ある程度自分で動けるうちは自宅にいたいと思います。 全介助となった段階では、家族にそこまでの負担を強いたくありませんので介助できる施設に入りたいと思います。 病態にもよりますが、最後の瞬間を自宅で迎えるのには少し抵抗があります。  経済的な観点から見ると、病院に入院すると自宅にいる何倍もの医療費がかかります。 今後、終末期を迎えるかたがたをすべて病院で面倒を見る余裕は、今の日本にはありません。 本当に必要な人だけを入院させるというのが必須の仕組みになっており、それに対するPRもされているのが現状です。 (2)病院は、必ずしも気分が落ち込む暗い気分になる場所であるとは、思っておりません。 末期医療を行っておられる方は共通して、気分が落ち込む、暗い気分になる(絶望感)などに悩まされるときがあると思います。 逆に医療機関のほうが気分がまぎれることが多いような気もします。

  • tmpu2000
  • ベストアンサー率38% (15/39)
回答No.2

私は医学生ですが、根本的にこういうものは人の感情の問題ですので画一的な回答は内と思います。ということで、以下は私個人の意見です。 (1)医療者側の立場から そもそも病院というところは病気を治すところです。治る見込みのない患者さんがいつまででもベッドを占有するのは、社会全体から見ればマイナスであるといわざるをえません(もちろん個人の意思は尊重してしかるべきですが)。また、治る見込みのない患者さんに対して莫大な医療費(これは皆さんの税金でまかなわれています)をかけてただ生命活動を維持するのみの治療を行うことは、医師としてはやりきれない気持ちがあります。さらに、ただ生命を維持する、病状を安定させるのにも多くの労働力が必要となります。今述べたことがすべての理由とはいえませんがそういう理由もありまして、終末期医療は専門の病院、もしくは自宅で行われるべきという考え方が医療者側の主流ではないでしょうか。 こういう背景もあり、一部の(本当に一部ですよ)医療者には終末期の患者さんの治療に当たるにおいて、税金の無駄遣いだとか早くベッドを開けてくれといった気持ちが、口には出さないにしても態度に出てしまい、患者さんおよびその家族に不快な印象を与えてしまうということがあります。そういう態度をとられた場合、やはり病院より家で最後を…という考えに落ち着いてしまうと思います。 (2)患者さんの立場から 人の心理として行動の自由を制限される、または制限されざるを得ない状況になると暗い気持ち(鬱状態に近いかな)になるものです。また行動に意味がない(この場合治療が意味をなさない)行動を続けるということは、ストレスの原因となります。意味のない行動をやめ、さらに制限された自由を少しでも取り戻すといった意味では、自宅に帰って治療は最小限に留めるという選択が心理的にはベスト(つまり落ち着く)になるのでは。ただ、家に帰っても一人暮らしで誰もいない、家族もいない、といった状況であれば逆に孤独感を味わう羽目になってしまいこの限りでは有りませんが…結論としてはその人の状況(価値観や人生観、環境)によりますになってしまいます。 今読み返してみると(2)の回答になってませんね ということで(2)の回答 病院に来る=非日常的な状態であるといえます。つまりいつもと違う状況であるわけです。人は潜在的に安定を求めようとするものです。非日常的な状況(=不安定)な状況にあると不安を感じるというのは人としてまったく正常な反応です(もちろん個人差はありますが)。非日常の象徴である病院という場所に不安感を感じるのはある種仕方の無いことです。 で、私はというと職業柄(といってもまだ学生ですけど)病院が怖くては仕事はやってられません。むしろ違う意味で憂鬱になります。

回答No.1

(1) 家の方が落ち着くということもあるでしょう。また、末期の患者さんの中には、医療機器につながれた生活を病院で送るよりも、家で好きなことをして死を迎えたいという人もいるようです。その場合にも、痛みをやわらげるなどの処置は受けていると思います。最期の時間を医師や看護士といった他人と過ごすよりも身内の人と過ごしたいという気持ちもあるのではないでしょうか。 (2) 病院は居るだけで暗い気分になるかどうかは個人の気の持ちようで、人それぞれだと思います。完治の可能性の無い場合、病院に閉じ込められるよりも、死ぬまでの時間を自分の好きなように暮らしたいと思う人もいるのではないか、と思います。 参考にしてください。

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