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現状に不満を持つと右翼的になりやすいんですか?

とあるマンガで、ナチスのコスプレをした右翼団体がマーチを合唱しているのを見て、あるキャラクターが 「趣味の悪いマーチだな」 と腐した時、その相棒が 「てめぇが無能なくせにそれを棚に上げて楽しく生きようとしたら、あっという間にマーチ好きの馬鹿が一匹出来上がる。どこの国でも一緒さ。」 というような事を言ってました。 そういわれてみたら、昔何かで「ネット右翼の集団」の画像を見た時や、そういった「ネット右翼」と呼ばれる人々の主張を聞いた時にも、彼らに確固たる政治意識を感じる事は無く、ノンポリのくせにただひたすら現状への不満のハケ口として右翼的な主張を声高に叫んでいるだけのようにしか思えませんでした。 現状に不満を持った人というのは、右翼的な思考に陥りやすいのでしょうか。 また、そうだとするなら、その心理的な背景は何なんでしょう? 詳しい心理学云々の事は分からないのですが、興味本位でお聞きしたいと思います。

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noname#140971
noname#140971
回答No.2

現状に不満を持てば、既成の体制や概念に対しての反発心が生じるでしょう。 ところで、不平・不満を持ったからと言って、個々人の認識レベルが深化するわけでもないです。 そうであれば、安直に、流行りの概念を繋ぎ合わせて不平・不満を表現せざるをえません。 そうであれば、安直に、聞き齧りの概念を繋ぎ合わせて不平・不満を表現せざるをえません。 1970年代であれば、左翼的な言辞での不平・不満の表現が主流。 1990年代以降は、右翼的な言辞での不平・不満の表現が主流。 北朝鮮による拉致、靖国問題と絡めてナショナリズムを鼓舞する風潮が蔓延しています。 聞き齧るに十分な右翼的言辞が飛び交い、それを後押しする空気もあります。 >現状に不満を持つと右翼的になりやすいんですか? という状況が現出しても不思議ではありません。 ところで、ネット右翼も1970年代の<新左翼>も兄弟姉妹みたいなものです。 どちらも、流行りの概念と聞き齧りの概念で、単に、自らの不平・不満を合理化しているだけです。 新左翼がエセ左翼であったように、ネット右翼もまたエセ右翼でしょう。 まあ、時代の単なる鬼っ子ということです。

hide-bk
質問者

お礼

ありがとうございます。 新左翼とネット右翼。 確かに言われてみれば似てますね。 思想というよりも、ある種「流行」あるいは「ファッション」としての右翼的、左翼的思考といったところですか。 ところで、新左翼についてウィキペディアで調べてみたんですが、何と言うか・・・当時の学生は本気になって「革命」をしようと必死だったんですね。 海外に拠点を設け、国内では警察署等を襲撃し、諸外国の共産組織と連絡を密にとり、最終的には国家転覆を図ってたなんて・・・。 その大胆かつ無謀な野望には、いい悪いは別にして敬服しますね。 今の若者たちにここまでの(無謀ながらも)ビジョンと行動力は無いでしょうね。 まぁ、それだけ日本が平和って事でしょうが。

その他の回答 (3)

  • shift-2007
  • ベストアンサー率14% (143/1013)
回答No.4

不満の原因が外部、つまり自分以外にあると考えるからです。 他人や社会が変われば問題が解決すると思っているから常に外部に対して変化を求めるわけです。 これは右翼だけではなく、学校や会社の中で日常的に行われていることです。 あいつが悪い、会社が悪い、政治が悪い、等々です。

hide-bk
質問者

お礼

ありがとうございます。 外部に対して変革を求める・・・と言うのは、逆を返せば自分自身を変革したくないという事なのかも知れませんね。 不満はあれど、考え方一つを変えればもっと楽に生きられるんでしょうが・・・。 所詮は「甘え」なんでしょうがね。 尾崎豊が歌ったような「信じられぬ大人との争い」も、その典型なんでしょうかね。 自分たちではなく、教師や親といった「信じられぬ大人」に変革を求めていると言うか。 自分はあんまり共感はしなかったですが(体制派だったんでw)。

  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.3

現状に不満をもつと反体制の志向になるけれども、それが 即右翼となることはないですね。 ヒトラーは当時の不満分子をファッショに駆り立てたし、 毛沢東は社会の不満を解消するためにマルクス・レーニン 主義を掲げた。 年金に不満を持つ若者は、そのどちらにも傾かない。いま の日本はどうしようもない虚無感に襲われている。

hide-bk
質問者

お礼

ありがとうございます。 不満を持つと反体制になる・・・と言うのは確かに真実でしょうね。 だって、そんな「体制」に不満を持つわけですから。 今の若者がどちらにも傾かないのは、不満はあれど生活に困窮することが基本的に無いからでしょうね。 それは「虚無」ではなく、それだけ今の日本が(いい、悪いは別にして)恵まれてるって事でしょう。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.1

現状に不満をもつと、現在の社会で主流の思想と反対方向に流れるというのが正解でしょう。 日本の政治は1970年代くらいから、左派よりの政治となっていました。(例外は1980年代の中曽根政権) 世代でいうと、全共闘世代≒団塊の世代は、ほぼ左翼。 今の安倍政権は右よりですが、それ以外は政府の官僚も多くも実は真中から左に寄ってるのが実情です。 今の若者の親が左派なのですから、その子供の世代が現状に満足しなければ、右よりになるのはほぼ必然でしょう。

hide-bk
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに、今の若者の親は学園闘争時代の人間で、思考が左寄りになるのはいたし方のないことでしょう。 で、そんな「親世代」に不満を持つと、その真逆に行くから右翼的になりがちなんでしょうね。 それは丁度、親世代がそのさらに親世代の、丁度戦争を経験した位の右寄りな思考を持った世代の真逆である「左翼的」思考に行ったように。 こうやって、歴史は左右のバランスを保ってるんですかね。

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