- ベストアンサー
炭素鋼の炭素含有量について
炭素鋼の炭素含有量が多くなると硬さは硬くなるというのはわかるのですが、構造的にどう変化するのか教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
炭素量が増えるとセメンタイト(Fe3C)が増えます。このセメンタイトが硬いのです。ちなみにセメンタイトはフェライトとともにパーライトというものをつくり、炭素量が増えるほどパーライトが増えていくわけです。組織観察していただければわかると思いますが、炭素量が多くなりパーライトの割合が増えるとセメンタイトも同様に増えるので結果として硬くなるわけです。
その他の回答 (1)
noname#211914
回答No.1
ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLが参考になりますでしょうか? 「炭素鋼の基底クリープ強度」 ●http://member.nifty.ne.jp/m_sada/COOKING/cook_203.html#WHAT (焼入れって何だ) ●http://users.hoops.ne.jp/ichinohet/column/iron_steel.htm (炭素鋼の炭素量と機械的性質) ●http://www.oyama-ct.ac.jp/M/oyabu/ (日本刀はなぜ切れるか?) これは「焼き入れ」の説明でしょうが、このページの「金属結晶学・・・」にあるように、炭素鋼では炭素含量によって結晶構造が変化するのでは・・・? ご参考まで。
質問者
お礼
ありがとうございます。URL参考になりました。
お礼
簡潔で非常にわかりやすかったです。ありがとうございます。