一般的にはベールマン漏斗法,その装置を「ベールマン装置」「ベールマン漏斗」と呼びます。漏斗の口にゴム管をつけピンチコックで止め,漏斗に金網を敷き,その上に和紙フィルターに土壌を入れ,土壌の底が水に浸るくらい水を入れ,乾燥したら水を足しながら1~3日放置します。装置と方法については土壌動物関係の書籍には普通に載っている装置です。
原理は,土壌動物は乾燥と光を嫌います。ダニ等の分離に使用する「ツルグレン装置」と原理は同じです。線虫は乾燥しますと動けなくなりますから水に浸し移動可能とした物です。分離効率は100%ではありません。私の経験では90%程度が限度でした。
まずは成書を当たりましょう。センチュウを観察するだけならこんなサイトで聞いても良いことですが,定量化するには,成書や文献を当たらないとまずいのでは…老人の独り言でした。
お礼
ベルマンではなくベールマンでしたか。 原理、方法ともに理解できました。 ありがとうございました。