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鹸化について
たぶん小説だったの思うのですが、 水死体は鹸化する という文章を見たような気がします。 これって、水死体で手が洗えるというような ことなんでしょうか。 昔読んだ「悪魔の飽食」でも、人間の脂を 使って石鹸を作ったというようなことが 書かれてあったような気がするんですが、 同じようなことなんでしょうか。
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水死体の場合、水中の微生物などにより人体組織の分解は十分考えられます。 微生物や酵素は水中で活発に増加しますから。 小説での表現は、このような人体組織の分解の過程で起こる鹸化反応を総称しているのだと思います。 人体組織中のアミノ酸や脂肪酸は水中のカルシュームやマグネシュームと反応しますから、結果的に鹸化反応が起こったのと同様なのです。 この場合生成する金属石鹸は水不溶性ですから水死体で手を洗う事は不可能です。 人間の脂肪で石鹸を作る事は理論的に可能です。 この場合は普通の石鹸のように使用することが可能です。
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- angrox
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鹸化という反応はエステル(酸とアルコールの化合物)をアルカリで加水分解させる反応です。 水のPHが高くないとこの反応はおこらないと思います。 人間の死体で出来た石鹸では、不純物などが多くて使えない。むしろ使うのはいやだと思います。 参考程度にとどめて置いてください。
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- mayan99
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↓鹸化 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%B8%E5%8C%96 人間の油成分が水中で化学反応を起こしたのでしょう。 石鹸は油から作ります。動物性、植物性を問いません。 よって、人体の油からも石鹸を作ることができます。 >水死体で手が洗えるというような ことなんでしょうか。 これは流石に無理ですね。 鹸化は部分的なものですし、自然界では少量です。 死後の日数算出などに有効と思われますので、そういう表現 をするのだと思います。
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ご回答くださいまして、 ありがとうございました。
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