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全期型定期保険と更新型定期保険について
定期保険には全期型と更新型があるのは存じておりますが、具体的な商品面などご紹介いただけますか。 たとえば、保険ではありませんが都民共済の「総合保障型」などは全期型になると存じております。
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商品性については既に良答がありますので、補足までに。 都民共済は全期型ですね。保障期間の満了までの中途に更新がないのが「全期型」です。 商品としてはどちらが得かとも言い切れませんが(加入時の掛け金は更新型が安く、総払込額では全期型が安い)、都民共済の商品性としては、年齢別料表を用いていないので、「若い人ほど割高であり、高齢加入ほど有利」となります。これは全期型の共済の特長で、「若い=割高」だが「保障期間は長い」、高齢加入なら「保障期間が短い=掛け金も安い」となります。 ちなみに蛇足ですが、全期型定期保険には通常解約金があり(最近では「無解約金型」等もある)、中には中途解約した際にそれまでの払込み掛け金以上の解約金が貯まっているものもあります。その特性を応用した保険加入は一般ではあまりないですが、覚えておいて損はありません。 30歳加入で60歳満了、という全期型の場合の掛け金は、30歳加入15年更新型という場合での45歳時点での更新掛け金に近くなります。つまり30歳からの15年では払い過ぎ、その分を残り15年で費やす、という仕組みです。ですから、その過大部分が中途解約金として一時期積み立っているわけです。が、これも45歳以降満了までに徐々に切り崩され、60歳時までくると全て使い切ってしまって、返戻金は結局「0」となります(掛け捨て)。しかし、この、中途での解約金率の高さを応用して終身保険よりは安く、しかも掛け捨てではない大型保障を実現させることができる技術もあります。
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- Ryo-Hey
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定期保険とはその名の通り保険期間を「いつからいつまで」と限定した保険です。 よく定期預金などの「定期」と勘違いされがちですが、電車などの「定期券」と同じ感覚で捉えて下さい。 予め定めた保険期間を過ぎると、その後の保障は消滅します。 保険期間が過ぎた後で死亡・入院などがあったとしても、保険金は当然1円も支払われません。 また、満期に受け取る保険金が無く、途中で解約してもごくわずかな解約返戻金しかないため「掛け捨て保険」と呼ばれる事もあります。 その代わり、非常に安い保険料(掛け金)で非常に高い保障額を得る事ができるため「一番保険らしい保険」であるとも言えます。 【更新型定期保険】 保険期間が5年・10年・15年などと決められているもので、基本的に契約者から解約の申し出が無い限り、定められた保険期間(年数)に達すると自動的に更新されます。(事前に保険会社から通達があります。) 更新時した場合、その時の年齢に応じた保険料に値上がりします。 更新には70歳・80歳など年齢上限が設けられており、自動的に更新されたとしても、上限の年齢に達するとそれ以降の更新はできなくなります。 【全期型定期保険】 保険期間の終期を予め70歳・80歳などに設定し、途中の更新を無くした定期保険です。 加入時の保険料(掛け金)は一見すると更新型定期保険に比べて高く感じますが、更新が無いため途中での値上がりがありません。 保険期間中の保険料(掛け金)は一定です。 予め定めた終期に達すると契約は消滅します。更新はできません。 例えば、30歳時に定期保険に加入する場合、 A【更新型で80歳まで更新し続けた場合】 B【80歳までの全期型に加入した場合】 では、Bの方が保険料(掛け金)の総額は小さくなります。
お礼
ありがとうございました。
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