- ベストアンサー
大学の先生になるには?
大学2年生の男です。もう就職のことを意識して生活しています。 教職はとっていないのですが、最近「大学の先生もいいなぁ・・・」と授業を受けながら毎日思っています。 そこでなんですが、小・中・高ではなく、大学の先生になるには、頭の良し悪しは別として、どうやったらなれるんですか?やっぱり教職とってないと無理なんでしょうか? 先生になれるまでの流れ、またはそれが記載されているサイトでもかまいません。どなたかご存知の方、よろしくお願いします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
大学の先生は小・中・高の先生とは全く違います。 簡潔言えば、“先生”ではなく“学者”・“研究者”と言ったほうがいいかと思います。(実務家の先生もいらっしゃるのでその限りではありませんが) >教職とってないと無理なんでしょうか? は関係ありません。 では、大学教授へのコースですが。 一般的には大学院に進学し、修士課程、博士課程へと進学します。 博士号を必ず持っていなければならないということはありませんが、最低限修士号は持っていたほうが望ましいでしょう。 ちなみに理系学生の多くは修士課程に進学しますよね。 理系は、研究室に残って大学教授になれる可能性の高い分野だと思います。 私は文系なので、主にその視点から回答させていただきます。 大学院に行けば大学の先生になれるということはありません。 あなた自身の努力、目標とする先生との出会い、運でしょう。 大学講師として採用が決まったとしても、最初は常勤ではなく非常勤(契約)からかもしれません。 助手で採用された場合の契約は2年です。それから講師や助教授になれるという確約はありません。 大学の事務職員として働かせてもらうケースも多いでしょう。 とにかく一般企業と違って、上から言われた仕事をするのではなく、あなた自身の判断や努力、その時の運によって左右されます。 あなたは3年生の研究室・ゼミはもう決めていますか? あなたが在学中の大学の大学院に進む場合は、研究室・ゼミ選びが今後を左右します。 その際、大学院でも教えている常勤教員の研究室・ゼミを選択します。 なおかつ、その研究室から過去に大学院進学者を輩出していること。 そして、あなたが何という学問の何という分野のどれそれという具体的な研究テーマを明確にする必要があります。 それは、あなたがこれから入る研究室・ゼミの研究により今後の方向性が決まることと思いますので、あなたが一番研究したいことを扱っている研究室・ゼミを選択してください。 “学者”・“研究者”に向いているかというミソは、 まず英語が理解できること。 平均以上の学力があること。 学問が好きなこと。学者が好きなこと。あこがれの学者は? 膨大な論文を書く自信があること。 研究者として気長に生きていく覚悟。(大学院での研究生活は数年の年月が必要です。そして、博士号はそう簡単には取れません) 大学院に進学しても文系であれば、有名大学を差し置いても一般企業への就職は厳しいです。(年齢等で) 少子化で、将来の大学生の数も減ってきますので大学教授の職に就くにはこれからは厳しいかもしれません。 以下の本も参考にしてください。 http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw/250-9480348-6497040?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%91%E5%8Aw%8B%B3%8E%F6%82%C9%82%C8%82%E9%95%FB%96@
その他の回答 (5)
他の方も書かれていますが、基本は大学院に進学して文系なら少なくとも修士号、理系なら博士号を取得する必要があります。教員免許は必要ありません。 博士号を取得しても、大学の教員になれるとは限りません。大学の教員や国立の研究所の研究員など、いわゆる、アカデミックポストと言われている職種の就職は一般的な就職とは異なります。自分の研究分野と同じ分野の研究室の希望のポスト(通常、博士号を取得したばかりの若手は、助教(以前は助手と言っていた職)から始めるのが一般的です)の募集を探し、そこに応募します。一つのポストに100人以上の応募が集まることも少なくなく、その中で、研究分野、その分野での研究業績(論文や著書の数)、今後の研究計画の有望性、教育業績、人柄、など優秀が人が選ばれます。通常は、研究業績が一番重視されるので、一流大学の有名研究室の出身であっても、業績が他の人と比べて劣っていれば、採用はされません。 ポストの数に対して、就職を希望する人の数は非常に多く、一流の大学院で博士号を取った方でさえ、大学教員として就職するのは非常に困難であり、あきらめて企業に就職した方以外は、ポスドク研究員(博士号を取得した方が1~3年くらいの任期で勤める非常勤職)や非常勤講師として食いつないでいる方がほとんどです。どのポストも大体の年齢制限がありますので、通常は、35歳までに助教(助手)になれなければ、アカデミックポストに残ることはあきらめた方がよい、と言われています。基本的には実力の世界ですが、大学院に在学している頃から、その分野の学会に出席し、顔を広めておく、などのコネ作りも必要です。(コネがあるから就職できるわけではありませんが、同じレベルの業績の人が複数いたら、人柄を知っている人の方を選ぶことはあります。) ただし、芸術系(主に創作)や実務系(ビジネス関係)などは、その人の社会での業績が評価されて、学位を持っていなくても、大学教員になれる場合があります。その場合には、助教(助手)から始めなくても済みますが、企業であれば、少なくとも一流企業の部長クラスの実力は必要ですから、まず、そこまで出世するのが大変ですし、教員になる年齢も40代以降が一般的です。 以下は、あるポスドクの方についての新聞記事です。これは例外ではなく、博士号取得者でアカデミックポストを求める方の普通の姿です。 http://www.mainichi-msn.co.jp/science/rikei/news/20051102ddm016070133000c.html 現在は、博士号取得者がもっと増産されているので(国が博士号取得者の増員計画を実行したので)、就職はさらに厳しくなっています。末は、博士かホームレスか、というのが冗談ではない状況になっているのです。 ちなみに、私の知っている方も、博士号を取得して、50回近く、地方大学や短大も含めていろいろな大学に応募しましたが、採用されず、ポスドクを6年続け、30代もそろそろ半ばに近づき、そろそろタイムリミットと思っていた頃、やっと、ある私立大学に採用されました。今でも、彼は、「僕が就職できたのは、運がよかったから」とことあるごとに言っています。上の新聞記事の方の給料は、同年齢の会社員の方に比べて少なくはありませんが、私の知っている方が最初に27歳でポスドクになったときの月給は13万円でした。当時の高卒の方の初任給くらいです。研究が好きで、貧乏でもいいからアカデミックポストで働きたい、という気構えがなければ、続けられない仕事だと思います。 それから、助手には、事務職的な助手と研究職の助手があります。その区別をしっかりするために、今年度から、文部科学省は、研究・教育職である「助手」を「助教」という職位に変え、紛らわしい名前の「助教授」を「准教授」という職位に変えました。No.4さんの書かれている、「秘書兼事務の助手」は研究・教育職の助手ではないので、ただの事務員です。教務課の職員などと変わりはありません。つまり、教員ではないので、授業は担当できませんし(授業の手伝いとして、コピーをとったり、教材を配ったりすることはありますが)、学部卒であれば、その先の職(講師以上)に進む可能性は全くありません。(ちゃんと研究をし、研究者として業績を上げれば別ですが。)そのため、首にならなくても、ずっと助手のままですし、給料体系も教育職ではなく事務職のものを適用されます。 どういう職でも就くのにはそれなりの努力が必要ですが、大学教員は、努力と実力だけでは就職できない職業であることには違いありません。
- Lescault
- ベストアンサー率40% (947/2331)
こんにちは。学部によっても違うと思いますが。私が在籍した薬学部系では、 学部卒業→大学院(出来れば博士課程卒がベスト)→教授に能力を高く評価され、かつその研究室の職員定員枠に空きがあれそのまま雇って貰えるか、空きがなければアルバイト的に勤務して人事異動の際に定員枠に空きが出来れば雇って貰える。あるいは他大学同学部の就職を紹介して貰える。という感じだったと思います。但し女子の場合ですと、学部卒で秘書的業務を兼ねて助手として雇って貰える場合もありますね。私の場合は私大でしたが、国公立系でも多分同じような感じでしょう。 いずれにしても教職は必要ないです。
- TKC83
- ベストアンサー率20% (2/10)
はじめまして、私は現在大学4年生です。 「大学の先生」になるにはとのことですが。文系、理系によっても違います。私は文系なので、そのことを踏まえて参考にしてください。 文系の場合、大学院に進学して論文を書くことが求められます。 なので、3年か、4年になったら、専門科目のゼミナールには入ってください。もし大好きな先生や、授業があるならそのゼミに入ってください。そして、先生に大学院に行きたい旨を伝えることです。 ちなみに大学院に行き、教授になるには、半端無い読書量、専門書を読む英語力、目上の人(教授など)に対しての礼儀です。 *この回答は、私のゼミの教授に聞いたものなので、それを踏まえて参考にしてください。
- sdfsdfsdfs
- ベストアンサー率19% (514/2703)
ずーっと研究室に残る…。 いつか目がでるかも。
- joih
- ベストアンサー率35% (37/105)
一般教養の講師であれば、大学に雇ってもらいます。 専門科目であれば、研究室に残り、大学院へ進みます。 助手からスタートし、講師→助教授→教授となります。 その間、博士号を取得したりします。