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日本が、経済的に・・・。
日本経済について調べています。 そこで、簡略に回答を述べてほしいのでアンケート方式にいたしました。 1・日本は昭和20年代は発展途上国でしたか? 2・仮に発展途上国だとすると、日本はいつ中進国入りしましたか? 3・日本が先進国入りしたのはいつでしょうか? わかりにくい質問だと思いますが、回答をして下さったら幸いです。
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- imp-dsc
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経済については私は無知に近いのですが・・・ 1 経済規模については確かに発展途上国でした。 2 経済については確かに無知ですが先進国はほぼ確実に技術立国です。技術が遅れている国はほぼ発展途上国です。一例を挙げればアフリカ諸国は地下資源に恵まれています。貴金属・宝石・レアメタル等これらは安定して売れる商品です。ではそれらを擁するアフリカ諸国は富んでいる先進国か?そうではないはずです。そうした意味では日本は近代~現代での先進国としての条件は相当に厳しい国です。考えてみれば国土は狭く平野部さらに狭い。人口は1億2千万を数え地下資源にも乏しい。これらの条件は日本が日中・太平洋戦争に突入する理由ともなりました。 技術としての第二次大戦を眺めると面白いことに戦車(陸)、軍艦(海)飛行機(空)と得意分野がほぼ分かれます。 これで分類するとアメリカはそれらの全てに優越しています。数多の空母と零戦を掃討した戦闘機と戦略爆撃を担ったB29.末期にはファイア・フライ戦車等の強力な戦車を投入しています。イギリスもほぼ同様です。やや難を言えば戦車がやや弱かったとも言えます。とは言えこれらは戦車大国ソ連と比較した場合の話。日本やドイツを圧倒して見せています。ソ連はやはりT-34を始めとした強力な戦車を多数擁してました。意外と知られていませんが戦闘機も優秀な物を保有しています。 ドイツは完璧に戦車と戦闘機や急降下爆撃機が名物です。タイガー・パンターと言った戦車は有名ですしBf109やスツーカといった航空機も強力です。海軍では潜水艦のUボートが活躍が目立つ程度です。日本は零戦に代表される航空機と大和に代表される軍艦の技術に長けていましたまぁ個人的には技術的に色々とつっこみたい部分があるのですが長くなるので省略します。偏りはあれど優秀な技術が使われています。戦車は目も当てられません末期にはアメリカの戦車とカタログスペックでは互角の勝負ができる戦車も開発されたようですが量産と実践投入されていないのでカウントできません。 余計な事と思われるかもしれませんがこれらの国は戦後も引き続き先進国として或いは復興して先進国となった国々です。技術は金になるのです。戦後これらの技術は民生用に転換されているのはご存知でしょうから書きません。 そうした意味では1と回答が被りますが経済規模では後進国でしたが先進国に戻れる条件は揃った後進国と位置付けられるでしょう。 3 そうした意味で戦前・戦中・戦後を連結すると日露戦争から第一次大戦頃までには先進国に仲間入りしています。ワシントン海軍軍縮条約やロンドン海軍軍縮条約 は明らかに大国間を対象とした条約でありその当時の兵器が今で言う宇宙開発と比肩できるほどの技術を各国が結集していたか分かります。
- tanuki4u
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3:日本の先進国入り 1964年のOECD入りが一般的には先進国入りとされています。 1,2に関して 昭和20年代には発展途上国という概念がなかったので、発展途上国に入れることができない。 中進国という概念も1979年までなかったので、中進国に入れることもできない。 木で鼻をくくったような説明ですが、これには先進国概念の変更があったためです。 第一次世界大戦までは、欧米の列強の感覚では あ)列強、植民地を持つ国 い)列強と対等な条約を結べる国、欧州国家、南米など欧州由来の国家 う)不平等条約でよい国、中国、トルコなど え)植民地、インドや東南アジア、アフリカなど 以上の四つのカテゴリーであり、い)とう)の間には、超えられない壁があるものとされました。唯一の例外が日本となります。 第二次世界大戦後も、基本的にはこの理解であり、あ)い)が先進国であり、う)え)が後進国であるとされました。この分類には、やがて発展して先進国になるという概念、つまり「発展途上国」という理解はありません。経済面で、ふと気づいたら先進国になったのが日本と言うことになります。第二次世界対戦後、一人あたりGNPで アメリカから独立した フィリピン>日本であり、戦後もこの位置関係は変わらない、フィリピンも日本も後進国のままであると予想されていました。 この予想、先進国=後進国の固定を打ち破って後進国から先進国になってしまったのが日本のみであり、その後に続いた東アジア・東南アジア(いわゆるNIEs)という中進国が生まれてから中進国という概念が生まれ、後進国として留まる事が既定の事実ではない、発展する可能性があるということで、発展途上国という概念が生まれたわけです。