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南北問題への疑問。
私はこの分野で専門的な知識はありませんが、南北問題について個人的な意見があります。 発展途上国は自分たちに債務があるのは、先進国の責任だとしています。 個人的な意見では、発展途上国は経済を発展させる能力と政治を確立させる意欲がないからいつまでも発展途上国のままではないのか・・・と思うのです。 ですが、実際先進国は発展途上国に援助をしたりしています。 そこで質問です。 なぜ発展途上国にそこまでするのでしょうか?何か負い目を感じることがあるのか、それとも直接的な先進国の利益になることがあるのでしょうか? この質問に対しての回答を少しでも分かる方、書き込み下さい!
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何度も失礼します。 再び No.2 です。 > なぜ、日本がそんな立場になってしまったのですか? 歴史上での日本のしてきた行為が大きな原因でしょうか? ここから先は国際政治の専門分野という範疇に入るので明確なお答えは難しいですが、どのような政策にも原因や歴史的経緯というものがあります。 従って、今の日本の外交のあり方にも過去の戦争が影響しているものも多いように思われます。 対米、対中、対露、対韓国、対アジア諸国 ・・ 明治から終戦に至るまでの関係が今の外交に大きな影響を与えているようです。 過去の戦争の反省から今の平和憲法が作成されました。 第9条があるため、いかなる場合でも 「自衛権」 以外の武力行使が禁止されているのは衆知の事実です。 賛否両論あると思いますが、日本の外交が 「武力の裏付け」 無しに進めざるを得ないのはそのためです。 全て 「諸外国の善意を信じて話合いで解決」 するという事ですね。 洋の東西を問わず、どの国も右手で握手しながら左手でナイフを握って外国と交渉してきました。 今でも同じだと思います。 その中で日本は世界で唯一、握手だけで問題解決する事を義務づけられた国です。 ところが世の中には善意の諸外国ばかりではなく、「悪意を持った」 あるいは 「悪意を持っているかも知れない」 外国がいる事も事実です。 日本はこの厳しい現実と憲法上の規定の狭間をくぐり抜けてきたように思います。 今後、アメリカと今までどおりの同盟関係を維持するのか、あるいはアメリカとは距離を置いて中国に重心を移し最後には日中安保を構築するまでに至るのか、はたまたどの国とも等距離外交を展開し自力で生き延びる事を模索するのか、その場合、軍事力はどうするのか、エネルギー戦略はどうするのか ・・ 問題は山積しています。 今までのように 「アメリカの核の傘の下」 でノホホンと出来た時代はもう来ないと思います。 日本人が自ら考えて、自ら決定するしかありません。
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再び No.2 です。 > 自国と仲の良い国がターゲットにされていたら、アドバイスどころか、防衛したり中止させるよう動きますよね ・・ 国際政治も結局は損得勘定の世界ですから、もし自分が支援しているグループが自国と同盟関係にある国に対して何らかのテロ活動を行なう予兆がある場合には、事前に通知したり、あるいはそのグループに対して説得を行なうなどの防止対策を行なうでしょうね。 そしで同盟国に貸しを作る ・・ ただ現実には、グループにとってスポンサーと同じ側に立っている国に対して軍事行動を取る事は考えにくいかなと思います。 どこの国も同じような価値観、同じような国家体制、同じような損得関係にある国どうしが同盟関係を構築して自国の利益確保を互いに図っているからです。 然しながら、冷戦当時と違って現在の国家関係は極めて複雑多岐に渡っており、同盟関係にあるといっても、必ずしも強固な関係には無いように思います。 例えば日米安保という軍事同盟を結んだアメリカでも、北朝鮮をめぐる昨今の動きをみると一体どこまで信用していいのかという疑問が生じています。 日米安保にしても日本が攻撃された時、(日本は憲法の規定で自衛の行動しかとれないため) 本当に米軍が日本の代わりに敵国と戦ってくれるのかという疑念が以前から指摘されています。 日米安保の条文には 「米国は適切な対応を取る」 としか明文化されていません。 「米国は日本を攻撃した相手国に反撃する」 とは、どこを見ても書いていないからです。 日本のために米軍の兵士が犠牲になる事をアメリカの有権者がどこまで納得し支持するか、これは疑問ですよね。 またアメリカの対中政策においても、日本の存在がどこまで重要視しているのか、不透明な部分があるように思います。 1972年の電撃の米中国交樹立の際は、日本は蚊帳の外におかれ、「日本の頭越しの交渉」 と批判されたものです。 話は脱線しましたが、日本の 「アメリカ頼み」 もそろそろ限界に近づいたかも知れません。 「二階に上げてハシゴを外す」 という喩えがありますが、もしかすると日本だけが世界で孤立してしまう事態も懸念されます。
補足
やはり、どこの国もお金が必要なわけですから、単純な優しさだけではやっていけないのかもしれないですね。 確かに、日本が攻撃されたときアメリカが守ってくれるとは予想しづらいですね。 日本に住んでいたら、日本は経済大国で日本が中心なんだ・・・と思いますが、海外に行ったら、日本てどこ?と聞かれることがあるのでびっくりします。 日本て経済大国らしいね・・・という情報だけ独り歩きして、外国人の方たちは日本にあまり興味がないように思いました。 アメリカ人も同じではないでしょうか。 条約では結ばれていますが、日本のことを知っているアメリカ人はそれほど多くないと思います。 そんな人達が、命を犠牲にしてまで、あまり興味のない他国民のために戦わないですよね。 でも、日本国民としてはそれはかなり困ることですよね。 今は、一応条約でアメリカが応援してくれる?形になっていますが、もしアメリカと手を切ることになってしまったら、日本はどうなってしまうのでしょう・・・。 「二階に上げてハシゴを外す」・・・恐ろしいですね。 なぜ、日本がそんな立場になってしまったのですか? 歴史上での日本のしてきた行為が大きな原因でしょうか? お返事頂ければ助かります!!
No.2 です。 途上国が金も知識も無いのに、どうやって隣国と紛争を起こしたり先進国に対するテロ活動が出来るのかという疑問ですね。 国際政治の専門家ではないのですが、「別の先進国からの武器供与があるから」 というのが、その答えになるように思います。 まず国が金も資源も何も無い貧しい状態にある場合、国内に極端な貧富の差が拡大します。 一部の政府関係者や軍の上層部が国の金を懐に入れるのは古今東西変わる事がありません。 貧しければ貧しいほど、この傾向が強まります。 そうなると貧しさに耐えかねて、国民の一部に反政府運動が自然に湧き上がる事になり、政情は徐々に不安定化の方向に進みます。 一方、大方の隣国にとって、これは美味しい状態になるわけです。 そして急進的な反政府グループに武器を供与しようという申し出が行なわれます。 うまく政府転覆が成功すれば、自分たちの影響力が大きくなり、場合によっては自国の支配下におく事も可能になります。 中には隣国のみならず、欧米先進国から同じような申し出がある場合もあります。 冷戦構造下の国際紛争は大抵このパターンでした。 アメリカとソビエトの代理戦争という形が多かったように思います。 朝鮮戦争やベトナム戦争はその典型でしょうね。 という事で、特に金も資源も無くても武器は手に入るし、戦争の仕方を教えてくれる軍事アドバイザーも派遣してくれます。 但し、これは 「紐付き」 の供与なので、紛争が一段落した後の影響力を無視出来ず、徐々にその支配下に入る道を辿る事になると思われます。 一方、今、起きているテロの問題は貧困に加え、更に深い宗教対立が根底にあるため、かなり複雑な構造になっていると思います。 キリスト教とイスラム教の対立になると思うのですが、この二大宗教は千年以上に渡る相互憎悪関係にあるため、我々日本人の理解を越えるように感じます。
補足
度々のご回答本当に感謝します。 なるほど・・・ 途上国が反乱を起こそうと計画しているところに、先進国が軍事力や資金調達をささやくわけですね。 そして、そのメリットは将来の自国の支配下や軍事力及び交友関係という企みがあるわけですね。 さらに、攻撃のターゲットの国に対して、アドバイスする先進国は恨みや懲らしめてやりたいという気持ちもあるんでしょうね? というのは、自国と仲の良い国がターゲットにされていたら、アドバイスどころか、防衛したり中止させるよう動きますよね? また質問してしまいましたが、ご回答いただけると助かります。
- Ganymede
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私も専門知識はありませんが、誰でも知ってることわざ、「ただより高いものはない」を使って説明してみようと思います。 > そこで質問です。 > なぜ発展途上国にそこまでするのでしょうか? > 何か負い目を感じることがあるのか、それとも > 直接的な先進国の利益になることがあるのでしょうか? 「援助」には、無償と有償がある。無償はもらったまま返さなくてよいが、有償は借金に他ならない。利子をつけて返すのである。その利子が比較的低く、返済期限が長めなので、「援助」と呼ぶことになっている。国によっても異なるが、無償援助はわずかで、ほとんど有償援助の場合もある。 (1) まず、無償援助について見よう。たとえばヨーロッパ諸国などは、アフリカ諸国などに対して多少、無償援助している。これは、旧植民地に対する罪滅ぼしの意味もあると言われている。1960年、国際連合総会(つまり、先進国も途上国も含めて)は、「外国による人民の征服、支配および搾取は、基本的人権の否認である」と宣言した。長年にわたり暴威を振るった植民地主義は、ついに公式に否定された。 しかし、旧宗主国が旧植民地に賠償しようとしたら、恐るべき金額になるだろう。そこで、「賠償代わりの援助」でお茶を濁そうとする。旧植民地はそんな欺瞞を許さずに、「あくまで賠償金を要求する」と、突っ返したいところだろう。だが、金欠なので、受け取ってしまう。こんな「はした金」で、植民地主義の罪業を帳消しにしようってのか? でも、ただでお金をくれるって言うし……ああ、ただより高いものはない。 (2) 日本は、中華人民共和国に累計3兆円くらい援助しているそうだ。ただし、無償はわずか千数百億円で、あとは有償らしい。さきの大戦で、日本は中国に土足で踏み込み、大殺戮して甚大な損害を及ぼした。その挙句、無条件降伏した。それなのに、賠償金は払ってない。 第1次大戦の戦後処理の失敗(ドイツに天文学的な賠償金を課した)に学び、第2次大戦の戦後処理では、賠償金は免除されることが多かった。確か、米国も中国(中華民国も中華人民共和国)も、日本から賠償金を取ってない(現物の接収はあったが)。しかし、その昔、日清戦争に勝利した日本は、清から大金を巻き上げたではないか。日露戦争では賠償金を取れなかったけれど、それは日本の継戦能力がもう限界だったからで、当時日本人は「賠償金なし」に激昂して、焼き打ち事件まで起こした。 千数百億円の無償援助を賠償金代わりと考えれば、桁が二つ違うんじゃないかと思えるほど安い。ただ同然だ……しかし、ただより高いものはない。いまだに何かにつけて、中国は日本にグチグチ言ってくる。その原因を中国の「国民性」などに帰すのが、日本では流行りだが、別の角度から「しょせんこの世は(色と)金」と考えてみよう。 日本人は邪悪で凶暴だから、中国を侵略したのではあるまい。世界不況で金に困り、外国に強盗しに行ったとも考えられる。そして、その後始末を安く済ませたから、意趣返しをくらい、かえって高くつくことになった。中国や日本の国民性がどうこうよりも、お金が物事を左右するのだ。 (3) 敗戦後の数十年間は日本も発展途上国だったことを、知らない子供が増えているそうだ。東海道新幹線も東名高速も、資金の一部を(世界銀行など)外国から援助してもらって作った。 さて、当時の先進国は、なぜ発展途上国にそこまでしてやったのか? 大戦争を引き起こし、こてんぱんに負けた日本ごときに、何か負い目を感じることがあったのか? これが愚問であることは、歴史が証明している。その後、日本は援助される側から、援助する側に出世した。今や、立派な世界の金づるだ。誇りつつ苦笑するしかない。 似たようなことは、(2)の対中国有償援助についても言えるだろう。借りた金で、中国は社会的インフラなどを整備した。それらが、のちに日本の資本・企業などが中国に進出するとき、大いに役立った。 もう、日本から中国への新規ODAは、ほぼ終了している。日本政府から中国に貸すお金より、中国から返済してくるお金の方が、はるかに多い時代になった。最近、日本政府はお金に困っているから、助かる。ただで中国にくれてやったように言う人もいたが、政治的にはともかく経済的には、相乗効果を生んで戻ってきた。 (4) 日本のODAは、中国を除くと例えばインドネシアが多いが、これは産油国で、ご機嫌を損ねてはいけないからである。さて、ご質問者は「そういう、いわく付きの援助じゃなくて、ごく一般的な援助については?」と、お聞きになりたいのかも知れない。しかし先進国は、とくに負い目もなく、利益にもつながらないような途上国に対しては、「お付き合い」「慈善」程度の援助が通例ではなかろうか。また、「ひも付き」援助については、すでに他の回答者がお書きになっているので、省略する。 以上、通俗的な話ばかり書いた(私にその程度の知識しかないから)。より正確には、外務省のODA関連のサイトや、その他の解説書などをごらんになってみてください。
お礼
とてもご丁寧な解説ありがとうございました。 援助に有償や無償がある・・・それは知りませんでした。 それは、途上国に対して援助を行う前に「今から行う援助活動はいくらいくらで行います。」などと書面で契約して行われるものなのですか?具体的な返済期限などはないのですかね。 それに対して、途上国は無償でも有償でも受けてしまうわけでしょうか? 結果的にその有償によって行われた援助活動が、今の先進国の債務になってるわけですか? 植民地時代の罪滅ぼしをお金というモノに代えて援助をしているということですね。 ですが、植民地時代に起こったことは、植民地にされた国民の精神的苦痛だけではないのでしょうか?(空腹や過剰な労働、差別など) 実際、お金を巻きあげてたわけではなく、こき使ってたわけですよね。 それに対しての罪滅ぼしのための給料が援助という形で、支払われてるということでしょうか。 日本と外国間の間に賠償金でのそういった関係があったんですか。 だから、一部の中国人は日本人を良く思っていないんですね。なるほど。 日本は控えめなイメージがあったので、そんな歴史上の金銭問題があったことは驚きました。 たしかに今の日本の若い世代では、歴史はあくまでも勉強で実際起こっていたことと考える傾向が比較的少ないと思います。 だから、中国人や韓国人に歴史の話題を持ち出されて意見を聞かれてもわかりません。なぜ中国人は日本人に怒りをもっているのか・・・なんて予想もつきません。 日本も少し前までは、途上国だったんですもんね。 今では想像も難しいほどの経済大国になりましたね。 以前に援助をしていたアメリカはどういう気持ちで日本を見ているのでしょうか? 我々が育て上げた・・・、日本に援助していたおかげで米国の日本進出が容易に行うことができた・・・こんな風に思っているのでしょうか。 援助金は日本独特のお中元やお歳暮のような役割もあるのですね。 それは、よく理解できました。 詳しいご説明ありがとうございます。 上記の質問で再度ご回答いただけたら助かります。 ありがとうございました!!
- cse_ri2
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発展途上国は、発展させる能力がないから発展途上国のままだというのは、一面の事実です。 なぜなら、発展途上国が発展すれば、新興国と分類が変わるからです。 インド、そして中国も少し昔は発展途上国に分類されていましたが、経済発展が著しい中、分類が新興国に変わってきています。 じゃあ、その発展途上国を放っておいてよいかというと、そういうわけにもいきません。 なぜなら、発展途上国を国際社会が放っておいた結果、その国で起きた動乱が世界秩序に悪影響を及ぼすことがあるからです。 近年では、国際社会が放置したアフガニスタンにアルカイダが拠点を築き、アメリカを始めとして全世界にテロを行ったことは記憶に新しいかと思います。 その他、ルワンダやダルフールでのジェノサイドなどもあります。 自国のことではないとはいえ、さすがに数十万単位で人が死ぬような事件に発展すれば、放置するのは人道上の問題となるでしょう。 かといって、何でもかんでも先進国が援助すればよいかというと、それはまたそれで弊害があります。 悪い言い方をすると、物乞いに物を与え続けた結果、物乞いが物乞いから脱出しようという意欲を削ぐことになりかねないからであり、事実一部の国では国際社会からの援助が、権力者の賄賂の温床となっているような事例もあったりします。 発展途上国の自立を促すような支援が望ましいと私は思うのですが、欧米諸国はとかく金や物だけを与える無償援助に傾きやすく、相手の自立を促すために有償援助を行う日本などは、いろいろと批判を受けやすいのが今の実情です。
お礼
具体的なご説明感謝します。 ということは、野放しにしておくと途上国が不安定な心理になり、トラブルを起こす可能性がある・・・ということですね。 ですが、途上国のテロ計画や軍事資金はどう調達できるのですか? 私の意見では、途上国には計画性がなく政治力も比較的ないと思います。 なのに、それをどう実行でき、先進国をこらしめれたのでしょう? 極端なことを例にして言えば、先進国を優秀な生徒とし、途上国をそうでない生徒とします。 そうでない生徒たちが優秀な生徒に不満を抱き、何かしてやろうとたくらんだとします。 たとえ団結力があっても、計画がずさんで失敗に終わってしまうだろうと予想できます。 さらに、優秀な生徒たちはそれを防御するだけの、体制があると予想します。 なのに、なぜこのようなことが起こったのか・・・。 cse_ri2さんはどう思われますか? 現状の援助実態についてですが、欧米の援助活動に関しては無知なのですが、金やモノを直接渡すという形の援助方法なのですね。 それと比べて、日本はただ渡すだけではなく技術などを援助して、しっかりと日本の基盤も固めていこうというちゃっかりした考え方だということでしょうか? 上記の質問で再度お返事頂けましたら助かります! ありがとうございました!!
本人に 「やる気」 が無いから、いつまでたっても発展途上国だ、放っておけば? ・・・ たしかに、そう思えるところはありますよね。 ただ先進国からすると、途上国での貧困や貧富の差がテロや紛争の原因になり、世界の不安定要素につながる、そして余計なトラブルが頻発する ・・・ こういった事が心配になりますよね。 そのため途上国に経済支援や技術協力をして政情の安定を図り、秩序ある世界を目指す。 まずこれがひとつ。 そして第二に、一旦、そのような支援が決定されると自国の産業界にも大きなビジネスチャンスが訪れます。 有償・無償を問わず、支援する事が決定される段階で、ほとんどが 「ひも付き」 になります。 つまり支援した国の企業に工事を発注するという事ですね。 そのため、例えばODAをもとにダムや発電所の建設を行なう場合、ほとんど場合、日本の建設業者が受注するシステムになっています (ここが不正の温床になっているという指摘もありますが ・・)。 先日ベトナムでODAによる建設現場で橋が落下する事故がありましたが、これも日本の大成建設が主な企業体になっていました。 また韓国の浦項製鉄や中国上海の宝山製鉄も、新日本製鉄が 「手取り足取り」 の協力をしたのは有名な話です。 その他にも途上国のインフラが整備され、外資の導入が促進されるようになると、先進国側も安い人件費を利用する事が可能となります。 また、今の中国のように、将来大きな市場になる可能性もあります。 このように政治的にも経済的にも途上国が発展してくれる事が先進国にとっても大きなメリットとなるわけです。 一石三鳥という事ですね。 というわけで、先進諸国が途上国に対する支援に積極的になるのです。
お礼
そういうことですか・・・。 やはり先進国側に大きなメリットがあって動いてるわけですね。 1つ目のご回答に対して質問なのですが、 >ただ先進国からすると、途上国での貧困や貧富の差がテロや紛争の原因になり、世界の不安定要素につながる、そして余計なトラブルが頻発する ・・・ こういった事が心配になりますよね。 そのため途上国に経済支援や技術協力をして政情の安定を図り、秩序ある世界を目指す。 まずこれがひとつ。 これは、先進国によってのトラブル及びテロなどを指しているのでしょうか? それとも、途上国が先進国に対して行う可能性があるトラブルなのでしょうか? もし、途上国側から行うのであれば、そんな軍事力や資金はないですよね。 確かに、途上国に労働力を求めた方が、豊かですし賃金も安いし、これから大きな市場になる可能性はありますもんね。 援助いうのは仮の姿で、実際は見返りがちゃんとあるんですね。 上記の質問に対して再度お返事頂ければ助かります!! ご丁寧な回答ありがとうございました!!
- sotom
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日本においても同様ですが、安い労働力を得るためですね。 発展途上という事は、市場の成長も見込めます。停滞している日本から 見れば、ある種羨ましい限りではないでしょうか。
お礼
なるほど!そうですよね。 日本などの先進国は安い労働力を得るために外国に工場を設けたりしますもんね。 それと同じことなのですね。 発展途上ということは、逆視点から見れば、あらゆる分野での開発が可能ということで、そこにお金の匂いがする・・・という狙いがあるのですね。 迅速にご回答ありがとうございました!!感謝いたします!!
補足
お返事ありがとうございました!! やはり、歴史的なものはもちろん絡んでくるわけですね。 日本の第9条的な法律は他国にはないのですか! それは、知りませんでした!だから、日本は平和主義といっているのですね。 平和を主張するが、他国はまた違う意思を持っているから、いつ攻撃されてもおかしくないわけですよね。 いくら、アメリカに頼っていても、万が一のことを考えて、日本でも軍事に対することは放ってはおけないですよね。 戦後から今の経済大国までやっと辿り着いたのに、また潰されたら大変ですよね。 そのためにも、日本はサポーター(アメリカ)はもちろん、自国でも軍事力は、実は、避けて通れないかもしれないですね。 国民からすれば、第9条の法律と矛盾すると批判がでるのは当たり前ですが、もしものためにとせっせと軍事力に資金を廻したりする政府の考えも理解できる気がします。 日本は9条で法律に定めてしまったばかりに、建て前では戦争はしないと主張しているわけですから、他国にも比較的無防備に見えるのでしょうか。 他の国も第9条のような法律を作れば、世界は少しづつ平和になっていくのではないでしょうか。 でも、第九条を作ってしまったばかりに、日本は、もう後戻りはできないぞ!今更、戦争します!軍事力強化します!とは言えないぞ!・・・と少し後悔しているようにも感じてしまいます。