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野生動物保護の…
私は現在大学で生物学を学ぶために勉強している浪人生です。 この前、ふと疑問に思ったことがあるのでお聞きします。 現在国内外をとわず野生動物の絶滅を防ぐ努力がなされています。もちろん、私も将来生物を勉強したいと思っているので、野生動物保護は重要なことだと思います。しかし、野生動物保護は倫理的、道徳的に重要だと言われているだけで、そこに科学的な重要性がないように、私には思えます。森林の保護は温暖化の抑制という点で、そして人間の食料となりうる魚などは食糧の安定的供給という点で、重要だと思うのですが…なので、食糧資源となりえない野生動物の保護の科学的重要性、意義について教えてください。よろしくお願いします。
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- kumagerasu
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No.1の方がおっしゃるようにキーワードとしては、「生物多様性」を守る、ということになろうと思います。でもトキが絶滅しても何も困ってないじゃないか、という意見があるのも事実です。よく言われる例えは、地球を吊り橋に、生物の種を吊り橋の部品のビスにたとえるもので、ビスが1本抜けても吊り橋に影響はないが、それではといってどんどんビスを抜いてゆけば最後に吊り橋は落ちてしまう。だから、どのビスも抜けてしまっては困るのだ、ということです。 生物多様性では次のようなサイトも参考になろうかと思います。 http://www2.odn.ne.jp/~had26900/shokubutsu_no_bunrui/about_biodiversity.htm からページ下の方の「3.生物多様性の減少は危機的な地球環境への警鐘である」(すみませんチルダ「~」の後ろがうまくリンクしないようです) http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&ecoword=%C0%B8%CA%AA%C2%BF%CD%CD%C0%AD http://www.wwf.or.jp/activity/wildlife/biodiv/index.htm
- umetoshiso
- ベストアンサー率44% (100/224)
生物学やってる学生です。 野生動物の保護に関してはやはり専門家の間でも否定的な意見と、肯定的な意見に別れますね。 肯定的な方の意見としては、何だか難しい言い方をしていましたが要約すると「将来人間の役に立つ動物・植物が今役立ってないものの中から出てくるかもしれないから、そういったものの遺伝子保存のために保護しときましょうよ」というかんじみたいです。難しく言うと「多様性の保護がなんちゃら…」ですね。 私は「動物が好きなのでいなくなったら悲しいから」という理由で保護してほしいと思っている派ですが、上記の理由はどうも言い訳みたいに聞こえます。結局のところ「好きだから残して」では聞いてもらえないので、人間の役にたつ(かもしれない)ことを主張して保護否定派に納得していただくためにがんばって考えた理由なのではないかというのが私の見解です。
- takuranke
- ベストアンサー率31% (3923/12455)
生物の多様性の保全によるものだとおもいます。 生き物は、「違い」を持つ様々な生物の恩恵なしには生きていくことができないです。 生物間の多様な相互関係の保全を行うことで、地球上で生きることが出来るとおもいます。