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動物愛護団体の考え方とは?

以前、この欄に捕鯨問題の矛盾点についての質問があるのをみつけ、興味深く読ませて頂きました。 そこで私にも疑問を感じることがあるのですが、グリーンピースや国際動物福祉基金など、動物愛護を謳う団体が世界中に多くありますが、彼らは、牛や豚などの屠殺について、どういった考え方をもっているのか、公表されているHPなどがあったら教えて下さい。 個人的には、いってみれば、ステーキを頬張りながら動物愛護を主張するなんて、すごく偽善的と感じております。 だって、家畜にも生命があるわけですから ・・ それと、たとえば鹿などの野生動物の保護が行過ぎて大量に生殖し、こんどは森林などの自然破壊の原因になっている場合が日本でも結構あると思うんですが、自治体がそれを是正しようと捕獲したときなんか、かならず動物保護団体が抗議の運動を起こしたりしますが、かれらの考え方としては、野生動物のためには自然環境なんてクソクラエ、という原則になっているんでしょうか? どうも新聞記事を読むと、そうとしか思いようがない、と感じております。 このような団体に所属しておられる方の御意見があれば是非お聞きしたい。

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回答No.1

残念ながら動物愛護関連団体のものではないですが・・・。 さまざまな団体にはさまざまなバックボーンがあると思います。たとえば、グリーンピースとかだったらキリスト教がベースになってるんじゃないですか? キリスト教では牛・豚は人間の食べ物として神が認めてるから、食べていい。ただ、鯨は食べ物として認められていないから食べてはいけない。 ヒンズー教では牛は神聖な動物だから食べてはいけない。 イスラム教では豚は不浄の動物だから食べてはいけない。 ちなみに仏教では「不殺生戒」のため、どんな動物も食べてはいけません(正確には食べたらいけないわけではないんですけどね。殺したらいけないだけで)。 いずれも何らかの宗教的バックボーンに基づいています。その中で唯一浮いているのが、日本人主催の動物愛護団体でしょう。日本人は宗教を持ちません(葬式仏教は宗教ではありません)。ですので、食べることに対するモラルがありません。キリスト教圏では、ものを食べるときに音を立ててはいけませんが、これは「食べられるものに対して失礼だから」です。 モラルがないから「命はすべて尊い」などという大バカな考えにいたります。ならば何も食べずに餓死しなければいけない。はっきり言って、このような動物愛護団体は「アホ」だと思います。 ちょっと、宗教的側面からも考察されてはいかがでしょうか。 もっとも、グリーンピースなど自分たちの宗教的モラルを他国人に押し付けるのは傲慢の限りでしょう。アメリカ人が、世界中の人が英語をマスターするのが当然と思ってるのと同じことで、欧米人の悪いところです。 ヒンズー教の人は牛を食べませんが、アメリカ人に牛を食べるなとは言いません。宗教は、あくまで個人の問題だからです。 ladybegoodさんは、どの動物は食べてよくて、どの動物は食べてはいけないというポリシーは持っておられますか? 当然、人間は食べたらいけないと思っておられると思うのですが、鯨を食べたらいけないということについてのバックボーンには ・鯨は賢い ・捕鯨は鯨を非常に苦しませる、残虐な行為だ というのもあると思います。「賢かったら何で食べたらダメなんだ」と思うかもしれませんが、少し前の日本人は犬を食べたそうです。今だったら少し「うっ」という感じですよね。犬ではなくサルでもやっぱり「うっ」ですよね。これって「人間に近いから」でしょう? 欧米人(おもに米国人)は鯨に対して同じような感じを抱くんでしょうね。 なお、私は捕鯨賛成派ですので誤解なきよう。

noname#8234
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 欧米の動物保護団体は、ある意味で宗教団体と考えるべきなんでしょうねえ。 つまり、科学的合理性をもとに論議するのではなく、自分たちが信ずる宗教の教義に合致するかどうかが運動のベースになっているのでしょうね。 そうすると、以前、捕鯨反対運動についての質問にあったように、いくら論議をつくしても何の結論も見出さないものになりますね。 個人的な意見では、捕鯨なり動物保護の運動に宗教をもちこむのは、卑怯だと考えております。 そこで、おっしゃるような日本人主催の団体があるようですから、もし家畜の屠殺や、増えすぎた野生動物による自然破壊に対する、彼ら日本人の回答なり説明がされているHPがあればお願いしたいと思います。 とても興味があります。

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その他の回答 (1)

  • ozisan
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回答No.2

無所属の、通りすがりの一般人です。 食の文化と言う物は、異国の方には理解しがたい事です。 フランスは、焼き鳥(すずめ?の姿焼き)は残酷だと抗議した事が有りました。 小鳥は、可愛がる、鑑賞するために有るそうです。 「豚、牛は食する為にある」と言い放っています。 漫画「おいしんぼう」のなかで、捕鯨に関する事が有りました。 作者の取材が正しければ、 愛護団体を巨大化し、名を売り、大統領選挙に出馬する。 鯨を捕って食するエスキモーは、アメリカ人ではない。 等の描写がありました。 最初は数人の若者の地道な活動から始まり、支持者やスポンサーを獲得していった。 と言う描写も有ります。 コアラが増えすぎたオーストラリア(ニュージーランド?)では、駆除すると言っていますが、どうなるのでしょうね?

noname#8234
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 豚・牛は食するためにある、なんて一体ダレが決めたんでしょうねえ。 多分、白人社会の価値観からでているんでしょうが、自分たちの価値観をひとに押し付ける姿勢は、ほとんどビョーキに近いものがあるように感じます。 中東で米英が嫌われているのは、そういうところに原因があるんでしょうねえ。 自然保護や野生動物保護に関する議論の場に宗教 (それも都合のよい部分を拡大解釈して) を持ち込むのは、決して許してはならないように思っております。 お互い、感情的になって何の結論も得られないでしょうし、それこそ宗教を冒涜する事になると思います。

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