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現在完了進行形の意味が良くわかりません。
この春からNHKのラジオ英会話入門を始めているものです。 そのダイアログに、 We've been living in a dream world. (私たち、今まで夢の世界に住んでいたの。) という英文がありました。 現在完了進行形の形をとっているのはわかりますが、どうして現在完了進行形を使っているのか良くわかりません。 よろしくお願いします。
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買い物がてら、本屋で確認してきました。 その台詞は、カントリーロックスターを目指す2人の会話ですね。ひとりが自信を失くしかけていて、やる気のない態度をとったのに対して、 What has gotten into you?(君に何があったの) ともう一方が尋ねたのに対する返答です。ですから、やはり「最近の過去」ということでよいと思います。 問いに対して、「今まで夢を見ていたのよ」という「理由」を述べているわけです。話し手の中で「live in a dream world」というのは、「少し前に終わっている」わけです。ただし、話し手もまだ考えが逡巡しており(結局、その後また夢をめざしていますね)、「まだその動作が継続しているように感じられ」ているということだと思います。 ただし、この状況で「We LIVED ~」や「We HAVE LIVED ~」としてはダメというわけではないと思います。「We HAVE BEEN LIVING ~」にすることで、No7で書いたようなニュアンスが表現できる、ということです。 私なりに解釈すると、「(1)現時点では終わっているが、(2)まだ続いているように感じられる」というやや相反する感情を、現在完了進行形は表すことができるということだろうと思います。過去形だと(2)が伝わりにくく、現在完了形だと(1)と(2)のいずれかしか伝わらないのではないでしょうか。 ★個人的なことですが、以前より現在完了進行形がいまひとつ理解しきれない部分があったのですが、質問に回答する段階で理解が深まりました。感謝します。 ★komimasaHさんの日経のコラムの話も面白かったです。結局「アメリカ人」と「イギリス人」の間でも文法的な正当性に関しては争いがあるということですね。実は日経を購読しているのですが、読み飛ばしていました。慌てて読み返しました。WBSによく出ているモルガンスタンレーの人ですね。たしか今週のコメンテーターなのではないでしょうか。
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この現在完了進行形は過去の時点から現在までの継続を表しています。もちろん、現在完了だけでも継続は表せますが、進行形にすることによって明確にしています。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- komimasaH
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ちょっと余談になりますが、ご参考です。時制の話。 昨日日経新聞の朝刊を読んでいたらIMFにいたアメリカ人で、今外資系証券会社の顧問をしている人の体験談が記載されていました。若いころ、ある国でチームで訪問したときのリポートを書いたときに同僚のイギリス人に「君のリポートには時制の間違いがあるぞ」と言われたそうです。どういう間違いかというと、おなじ文中で、主文が過去で、その次にそれより過去の話が出てくる場合はhad やhad beenなどの形にしなければならないというあの文法の決まりです。アメリカ人はhad やhad beenを使わず、同じ過去形を普通に使うので、間違いとはいえないと思うが参ったと書いていました。 学校英語はもともとEnglish Englishを基本にして作られたようですので、たまに今回のような質問に対する回答にある種の差が出てくるのは、上記の話と同じようなものかもしれませんね。
お礼
アドバイスありがとうございます。時制は難しいですね。よく理解できません。ほんとに。特に現在完了が苦手です。一度集中的に勉強しようと思っています。ありがとうございました。
現代英文法講義(安藤貞雄著)によると、現在完了進行形で表現されるものに「最近の過去」というのがあるそうです。それは、 「動作が発話時より少し前に終わっていても、結果が現在に残っていると感じられる場合には使用することができる」そうです。 また、「話し手の意識としては発話時まで動作が継続していたかのように感じられているのだ、と考えられる」そうです。 また、「現在の結果は、通例現在完了進行形を含む文の前に現れ~略~しばし言い訳として利用される」ということです。 テキストを確認したわけではありませんが、「私たち、今まで夢の世界に住んでいたの」という内容から考えて、この「最近の過去」ということではないでしょうか。その文の前に何か「現在の結果」を表す文があるのではないでしょうか。 (もうそろそろお互いの道を進むべきね)⇒「私たち、今まで夢の世界に住んでいたの」 こんな感じではないでしょうか。つまり「夢の世界に住んでいた」のは少し前に終わっているが、その影響が今でも残っていて、話し手はの意識としては、話しているときも、まだ夢の世界に住んでいるように感じられている、ということです。そして、前の文に対して「言い訳」や「理由」を述べているのではないでしょうか。 ★念のため書くと、以上のような「フィーリング」を表現できるということです。 ★「現在完了進行形」はなかなか難しいです。そもそも「現在完了形」との境界線があいまいなのだと思います。無理に境界線を引こうとすると、かえって「現在完了進行形」の意味を掴みそこなうのでは?
お礼
ご回答ありがとうございます。「(もうそろそろお互いの道を進むべきね)⇒「私たち、今まで夢の世界に住んでいたの」」そのとおりです。最近の過去なのですね。大変よくわかりました。ありがとうございました。
- Ganbatteruyo
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アメリカに38年半住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 まず、もうそろそろ品詞分けはやめにして、状態動詞なんていう用語は捨てる事です。 進行形にならない動詞を「状態を示しているから」状態動詞なんていう名前をつけた昔の文法学者さんのお陰でどれだけの学生がこの件で苦労した事でしょう。 進行形になるものはなるのです。 その動詞がどんな分類分けをされたとしても、なのです。 We've been living in a dream world.と言う表現が「別に文法に反しているわけではない」し、ただ「学校文法に反している」と言う事に過ぎないのです。 根本的にはちゃんと中学のときに習った、進行形と言う形は何を意味するのか、つまり、どんなフィーリングを出そうとしているときに使うか、を知ればいいだけの事です。 進行形とは、今起こっている、と言いたいときに使う表現ですね。 これが根本的なフィーリングなのです。 では、完了形はどうでしょうか。 そうでしたね、これも学校文法が引っかかってきていますね。 経験、完了、継続を示す、と。 こう考えてください。 完了形の多くは、経験と完了のフィーリングを示すときに使われやすい表現方法、と。 つまり、両方とも、「完了してしまった状態」を示すわけです。 お分かりでしょうか。 このフィーリングが非常に強い表現なのです。 (完了した状態を「持っている」「経験を持っている」と言うhaveのフィーリングの解釈は私も同じく持っていますが、今回の説明には「不適当」「混乱をもたらしてしまう」ので無視してください) この、経験なりが完了してしまっている、と言うフィーリングを出しがちな表現方法で「今なお続いている」と言うフィーリングの「継続」が出にくくなっている、と言う解釈はご理解できますね。 完了してしまっているんだから継続なんてしていない、と言うフィーリングです。 ですから、アメリカではこの「過去のある時点から今の今まで」継続を示すときには、have been xxxingと言う表現をする事で「その経験が今なお起こっている」「完了と言う作業が今なお続いている」と言う事実「継続」のフィーリングを出したいときにこの現在完了進行形、と言う表現方法を使うわけです。 何か、すんなり理解できると感じませんか? なぜなら、こちらの人はそういうフィーリングを持っているときに事実使う、からなのです。 状態動詞なんていう分類作業をして、更に、状態動詞は進行形には「なれない」と教えられた「犠牲者」の人たちは、英語になれてくるにつれて「ちょっと待ってよ、have been living、もam lovingの実際に使われているじゃないか。 それも、教養のない人がみっともないと言われなくても使っているじゃないか。 それも、世界のマクドナルドでさえ。 どういうこっちゃ????」と言う事になり、ひとつの「自己満足方法」として1)動作をしていると解釈される、2)例外もある、3) 間違った使い方をしている、と言うような、いまだ「状態動詞」と言う分類作業の結果である品詞分けを認めている、あるいは、認めざるを得ない、と言う事になってしまうわけです。 私のまったく個人主張からですと、そういう解釈をして学校文法をを批判せずにきれいに自分に理解させそして使えるようにする、と言う面ではいい方法だと思います。 しかし、学校文法にこだわらないで(試験のために勉強するのではなく自分のために勉強すると言うのであれば)この考えは捨てる事が「手っ取り早い」はずです。 livingもlovingも進行中のフィーリングを出したいからそういうんだと、身に着けるか洗脳しなおすわけですね。 もし、品詞分けだと理解しやすいし覚えやすいし、身につけやすいだろう、と言うのであれば、これらは現在分詞のひとつの変形である「形容詞的用法」として、livingを「住んでいる(状態)」としてしまうのです。 これによって、I have been livingという表現をして、「住んでいる状態」がhave beenなんだ、つまり、have been busy, have been interested in xxx,と同じ形なんだ、と解釈してもいいわけです。 言葉とは、自分が使い方を納得し、ほかの人とのコミュニケーションでトラブルにならなければいいのです。 これを自己文法と言って生まれてきてから自分が自分で作り上げた文法なのです。 これを日本人一人一人が日本語を使う時にしている事なのです。 この自己文法に疎い人は敬語が使えなかったり、いってはいけない表現を行けない状況で言ってしまったりするわけです。 初対面の恋人との両親に婚約と認めてもらおうとするときに「俺よ、このやろうが好きなんだよな、結婚するぜ、いいだろう?」という社会文法に反した(不完全もいいところの自己文法に基づいた)表現をする人はまずいないでしょう? これと同じなのです。 今から英語を使おうとするのであれば、使えるようにするためなら、どんな解釈でも結局はいいのです。 その解釈のお陰で認められない表現を使わないぞ、と言う自己文法ができればいいのです。 ちょっと横道にそれた感がありますが、自分のための自分による「立証されている)英語習得方法のひとつを紹介しつつ回答させていただきました。 これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
ご回答ありがとうございます。大変よくわかりました。自分のための自分による「立証されている)英語習得方法なのですね。ありがとうございました。
- go_urn
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こんにちは! live という動詞が普通は進行形を取らないというのは これまでの回答者の方々の御説明通りです。 Where are you living? よりは、Where do you live?が普通。 ところが、現在完了になると話しは別で、今も住んでいるのであれば I have been living here for 10 years. という形は普通です。 I have lived here for 10 years. とこれまでの実績を 述べる形もあると思います。(これだと、今住んでいてもいいし、ちょうど移ったばかりで住んでいなくてもいいわけです。) I lived here for 10 years. ですと、もう住んでいなくて、過去の話しとして言っていることになります。 ただ御質問の、We've been living in a dream world. (私たち、今まで夢の世界に住んでいたの。) の場合、何となく、No. 1のお方のおっしゃっていることが的を射ているように感じられます。 We are living in a dream world! という「つかのま」の感じを、現在完了にして、一定の時間の幅の感覚を持たせた表現と思えます。
お礼
ご回答ありがとうございます。それぞれの比較大変よくわかりました。「We are living in a dream world! という「つかのま」の感じを、現在完了にして、一定の時間の幅の感覚を持たせた表現と思えます。」とてもよくわかりました。ありがとうございました。
- seegrammar
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We've been living in a dream world. We've lived ln a dream world. この二つの完了形は意味に違いはありません。 フィーリングに違いがあります。 最初の文は、「継続性」を強調しているので、聞き手はイメージを持ちやすいです。animated と表現できます。本来、進行形を使わない場合でも、進行形を使っているケースは、スピーカーがその動詞の部分をより強調しているわけです。 ピーターバラカンという人はロンドンの人で、日本に30年以上住んでいますが、よく、I've been living in Japan for over 30 years.といってます。これも have lived というよりは、「30年も住んでいる」というフィーリングが相手に伝わりやすいわけです。動詞の現在進行形から聞き手は動的なイメージを持つわけです。
お礼
ご回答ありがとうございます。継続性を表しているのですね。ありがとうございました。
「We've been~」 この場合の完了形は完了用法又は継続用法と呼ばれるものです。完了用法だと「(以前から~していて)今~してしまった」継続用法だと「(以前から今まで、そしてこれからも)ずっと~している」という意味です。 「be living」 「live」は「住む、住んでいる」という“状態”を表す動詞ですので本来は進行形にしません。しかし「be ~ing」というのは実は“動作の進行”を表すだけでなく“時間の差異”を表します。つまりこの文章の訳のニュアンスは「私たち、今まで夢の世界に住んでいたの。(今はもう夢の世界には住んでいない、これからはもう夢の世界には住めない)」となります。「“今”もしくは“これから”は“今まで”とは違う」という感じです。 上記の回答で完了形の用法や訳がしっかり定まらないのはこの文章だけでは判断しかねるからです。文法上の意味およびこの文章のニュアンスを正確に把握するためにはあとは前後文の文脈から判断するしかありません。 前置きが長くなりましたが「どうして現在完了進行形を使っているのか」という質問に対する回答は「完了形を用いて過去から現在に至るまでのニュアンスを出し、進行形(be ~ing)によって現在もしくは近い将来という時間・時制のニュアンスを出している」からです。 余談ですが「be ~ing」の“時間の差異”を表す好例として、 「im playing in the park now」 「im coming」 があります。前者は「(他の時は別のことをしているが)今は野球をしている」という訳です、これは一般的な“進行形”です。後者は「(今さっきまでここに居たけど)今から向かうよ」という“近い未来”を表しています。ともに“時間の差異”を表していると考えられます。 現在完了進行形というのは決してメジャーな用法ではありません。書き言葉であり、小説などの微妙なニュアンスを出すために用いられますのでおかしな感じを受けます。
お礼
ご回答ありがとうございます。時間の差異を表すという解説が参考になりました。ありがとうございます。
- Parismadam
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はじめまして。 現在完了進行形は現在完了+進行形が合わさった形です。この訳で社「今まで~住んだ」+「住んでいる」が合わさって「ずっと住んでいた」と、現在完了進行形の訳になっています。 ここの現在完了は継続の用法で、過去のある時点から現在まで「ずっと~していた」の意味になります。進行形とは動作の継続を示唆します。ここでは現在完了+進行形で、「継続」の状態を強調しているのです。 Liveは「住んでいる」という状態動詞ですから、本来は進行形をとらない動詞です。しかし、「住む」という動作を意志的な動作ととらえれば、進行形にしても許容範囲なのです。ここでは、夢の世界に(自ら)住もうとしていた「意志」があったものと思われます。 以上ご参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございます。現在完了進行形の意味が良くわかりました。ありがとうございました。
- ichiromari
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まず live という動詞は状態の動詞なので、普通は進行形にしません。進行形になっているときは特別なニュアンスがあるときです。たとえば I live in Osaka. は普通の文です。 I am living in Osaka. は、私は今は(事情があって)大阪に住んでいます というような意味になります。つまり、大阪にずっと住んではいなくて、今はたまたま大阪に住んでいる ということです。進行形で ~しているところです という意味になるのは、動作の動詞のときだけです。 We've been living in a dream world. この文は現在完了進行形です.やはり live を進行形にしているので、特別なニュアンスがあります.今まで夢の世界に住んでいたんだけれども、それもいつまでも続かないもうすぐそれも終わるのだろう というような感じだと思います
お礼
ご回答ありがとうございます。「今まで夢の世界に住んでいたんだけれども、それもいつまでも続かないもうすぐそれも終わるのだろう というような感じだと思います」ダイアログからもそう読み取れます。ありがとうございました。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。また、テキストで確認していただきありがとうございます。感謝します。最近の過去ですね。とてもよくわかりました。ありがとうございました。