英文学じゃない話ばかりで恐縮ですが(汗)#1の方の表になさそうなところで知っている話をいくつか。
・プルーストの『失われた時を求めて』(集英社)は外せないのでは。ただものすごく量が多いです(汗)
・A.ストーの『性の逸脱』(岩波新書)という本、これ自体は文学などはほとんど絡まない内容(精神医学方面ですかね・・・)だったと思うのですが、中にギリシャあたりの伝承として載っている話があります。
「太古、人間は男・女・半陰陽があり、何れにせよ一人で完璧な存在であった。それゆえに傲慢になった人間に怒った神が、すべての人間を二つに引き裂いた。以来人は失われた半身を求めてさまようようになった」
・・・というような話で、「どれほど当時同性愛が多く行われたか」を示すものとして引いているのですが。手元にこの本がないのもありまして大元の出典は判りません(汗)すみません。
・丹尾 安典「男色の花」という論文が「早稲田大学大学院文学研究科紀要 第3分冊」(通号44、1998年)に載っています。日本画モチーフなどが研究対象になっていたりするので、アール・ヌーヴォーあたりの日本趣味と関連させられなくもない・・・ような気はしますが・・・
お礼
詳細ページありがとうございます。参考にさせて頂きます。