水素脆性による粒界破面は疲労破壊(繰り返し応力)…
水素脆性による粒界破面は疲労破壊(繰り返し応力)でも現れるのでしょうか。
熱間圧延鋼板の亜鉛メッキ品の破損品を観察したところ、起点からやや内部に入ったところまで疲労模様(ストライエーション)と混在し、粒界模様が認められました。(場所により6:4の割合)この材料では機械的破壊のみの場合、粒界破面は出ないと考えております。よって、水素吸蔵による水素脆性の影響(粒界の結合力が低下していた。)も考えました。しかし、水素脆性による粒界破面は静的応力(残留応力や静的な引張り力(外力))しか発生せず、疲労のような繰り返し応力では発生しないと聞いたことがあります。本当でしょうか。もし、繰り返し応力でも粒界破面が現れる場合、他に説明できるような開示可能な文献などないでしょうか。わかりましたら教えてください。宜しく御願い致します。