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最近の建築・土木技術について
近年 東京のウォーターフロントに高層建造物が増えました。 長年、地盤(地質)の関係で建設不可能と言われて来たので、この技術の進歩には驚くばかりです。 ところで、同じ理由で「原発」の建設も不可能と言われ続けてきましたが、 今も建設不可能なのでしょうか? 専門家、実務者、学者の方よろしくお願いします。
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近年では、地盤と建物の相互的な関係についての研究が進み、軟弱地盤でも割と普通に超高層ビルを建てることが出来ます。通常、軟弱地盤に建つ超高層建物の基礎は杭基礎です これに対し、原子力発電所は、国の指導で第三紀層と呼ばれる岩盤に直接建物をくっつけなければならないとされています(←杭基礎は不可)。したがって、東京のウォーターフロントなどのように沖積層が分厚く、第三紀層が深い場所では、地下を30~40m以上掘り下げて原子炉建屋を造らなければならなくなるため、コスト的にも施工技術的にも現実的ではありません。
お礼
ありがとうございました。 >「国の指導で第三紀層と呼ばれる岩盤に直接建物をくっつけなければならない」 「建築・土木技術が進歩しても首都圏に原発を作らせない。」 という国の意図かもしれませんね。