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竹島羽衣「花」の歌詞について
「花」の歌詞を初めて文字で見ました。 その中で、「見ずやあけぼの 露浴びて」 「げに一刻も 千金の」 とありましたが、「見ずや」と「げに一刻も」の意味を教えてください。 文字で見てみると解からないものですね・・・
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#1です。 >「見ず」の「ず」は、打消しの意味ではないのですか? すみません、説明不足でした。 おっしゃるとおり「ず」は打消しの助動詞ですね。したがって、そのまま訳せば「見ないか」になります。 こういう問いかけたり呼びかけたりする形は、現代口語でも 「公園に行かないか」→公園に行こうよ(勧誘) 「手伝ってくれないか」→手伝ってほしい(依頼・願望) などといった形がありますね。 ところで、竹島→武島かな? 記憶曖昧ですが。
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- JW500
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見ずや 「見ないでいられるだろうか? いや、見るべきであろう。」 の意味だと思います。 漢詩の反語的な使い方のような表現ではないでしょうか。 2番の歌詞は 桜木と青柳がでてきますね。 「柳は緑、花は紅」 という禅語でもあります。 春の時期につきものの自然を表す 風流な字句ですが 「自然の、ありのままの色、形、ようす」 を解釈する字句だそうです。 げに以下は #1の回答の通りだと思います。 漢詩の影響が濃い歌詞詩なのですね。
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ありがとうございました。 本当にお恥ずかしいのですが、2番を知らないのです。 「もう少し古典も理解できたらいいな~。」と思うのですが・・・ 文法は、英語より難しい。
- luune21
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「見ずや」 「や」には感動、詠嘆、疑問、問い、反語など意味がありますが、ここは呼びかけ・問いかけの意味でしょう。見なさい、ご覧なさい、というような意味です。 「げに(実に)」 ほんとうに。 ここに「げに」があるのは、裏に「春宵一刻値千金」という蘇軾の詩が想定されているからです。 「本当にあの有名な詩にあるように」という気持ちがこめられています。 「一刻」 時間の単位。または「少しの時間」
お礼
ありがとうございました。 本当のことを言うと「見ず」を「水」だと思って歌っていました。 古文の文法は、全くと言っていいほど解からないのですが、「見ず」の「ず」は、打消しの意味ではないのですか?
お礼
ありがとうございます。 とても解かり易く説明していただきました。 >「公園に行かないか」→公園に行こうよ(勧誘) >「手伝ってくれないか」→手伝ってほしい(依頼・願望) とは、よく言いますものね。 はい、確かに武島でした。 実は、作詞者も初めて知った次第です。