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仮に弁護士になったとしても、やっていくのは大変でしょうか?
弁護士という職業についてお聞きします。 弁護士にあこがれて弁護士を目指しているのですが、 仮になったとしましても、その後がやはり大変なんでしょうか? すなわち、どこかの法律事務所に就職する、しない、にしても、 自分で営業活動をしなくてはなりませんよね。 あと、弁護士がたくさん増えてきているので、顧客の獲得が 熱を帯びそうですし、たくさん弁護士がいるんですから、1人 あたりの収入も減ってきますよね。 それとも、日本ももしかしてアメリカのような訴訟社会に なるのでしょうか?なったら、弁護士がたくさん増えても やっていけるとは思うのですが。。。 どうかよろしくお願いいたします。
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- ta-cky
- ベストアンサー率45% (11/24)
そもそも、弁護士になるための司法試験はかなり難しい試験です。 法科大学院制度で、かなり合格率が上がったようですが、そもそも法科大学院に入ることが簡単じゃありません。 旧司法試験の受験生で、法科大学院に入学的できなかった人も知っています。 それに、法科大学院に入学しても、合格が保証されているわけではありません。 仮に合格率70%としても、30パーセントは不合格です。 受験回数の制限もあります。 10人に3人が不合格となる、合格率70%の試験は、かなり厳しいですよ。(実際は、もっと合格率が低いと見込まれる。) もともと優秀な人が集まっている法科大学院の中からの試験ですから、決して生やさしいものではありません。 こういう厳しい試験をくぐり抜けてきた人であれば、弁護士になってからの厳しい仕事でも、乗り越えられるでしょう。 少なくとも、旧司法試験に合格した弁護士は、「司法試験の厳しさを乗り越えられれば、どんな困難でも乗り越えられる。」という強い自信とプライドを持っています。 厳しい言い方かもしれませんが、「弁護士になってもやっていけるか。」と不安を持つようでは、そもそも司法試験を乗り越えるのが厳しいと思います。 逆に、そういう試験に乗り越えられるひとであれば、これから多少弁護士が増えても、全く問題はないと思います(弁護士が増えると言っても、欧米と比べれば微々たるものですよ。)。
- World_loves_you
- ベストアンサー率63% (179/282)
結論は、大変です。「のき弁」、すでにネットでもヒットします。今年の3月16日付け週間法律新聞の(3)に日弁連が国内主要企業にアンケート形式でインハウスロイヤー雇用意思の有無を尋ねたところ、9割がないと答えているとの報告が出ています。受け皿の可能性ある法テラスも数年で受け入れは限界となります。のき弁より下の弁護士浪人の時代がきます。法テラスのスタッフ弁護士の給与についてはネットでも検索すると出るんじゃなかったでしょうか。 努力と長時間労働に見合う好待遇というのは、まずは一握りの階層に限定されるでしょう。それでも自分の信念をと言われるなら、がんばってください。昔の知識や又聞きで答えている回答はさらっと参考に。 本音や現実問題を聞いても、ここでは絶対に無理です。
お礼
ご返信ありがとうございます。 おっしゃるとおり、本音や現実問題を聞いても絶対無理だと思います。 そこで、回答者様の回答も、絶対無理、の中に入ると思います。 ありがとうございました。
- 3667
- ベストアンサー率57% (16/28)
参考までに その後が大変とのことですが、大変かといわれれば大変です。しかし、その大変さが面白いといえば面白いのであまり苦になりません。 また、人数が増えて競争が激しくなることは予想されますが、まだまだ、弁護士にアクセスできない人、弁護士が関与すべき事件は多数あります。熱心に依頼者相談者の話に耳を傾ければ、ほっといても事件は紹介紹介で増えていきます。 バブルのころは知りませんが、お金持ちになりたいという希望でもない限り、普通以上の収入はきちんと入ってきます。 自分の好きなこと(法律)をやって、それで人並みもしくは若干ながらもそれ以上の収入が稼げるのですから、面白い仕事だと思いますけどね。 ちなみに苦労は、年々事件単価が下がっているので食えはしますが、忙しくなることです。安い事件はやらないというのもどうかと思うので(誠実じゃないですよね)。
お礼
ご返信ありがとうございます。 実際に仕事をなさっている人の話をきくと、参考になります。 弁護士が関与すべき事件はたくさんあるのですね。 なるほど! 参考になりました。 ありがとうございました。
#4です。 かなりネガティブな回答をしておきながらなんですが、質問者さんの意欲に水を差すつもりはまったくありません。 ぜひ頑張って良い法曹になってくださいね!
お礼
ご返信ありがとうございます。 こちらで一緒に回答をさせていただきます。 信念があって法曹を目指す人って、周りを見るとあまり いないですね。。^^;だいたいが、正直言いますと 名誉とかお金のためにやっていると思いますよ。 たしかに、就職先は苦労するでしょうね。。 若くて高学歴でかつ成績がいい人が順繰りに採用されていく、、 てな感じになるとは思います。 とはいっても、専門分野を身につければ、法律事務所に就職しなくても大丈夫な感じがしないでもないですし。。 就職先の法律事務所がない可能性があるというのは痛い感じがたしかにあるのですが、逆にみれば法律事務所で自分を殺してやるよりも自分で一から荒波にもまれてやっていくのも、なんだか楽しいような感じもします。 まぁ、とにかく実際に体験してみて初めて分かることがほとんど だと思いますし、とにかくなってみて、それで駄目だったら なんか別のことを考えようと思います。 聞いた話しですが、司法書士の人で株トレーダーに転身した 人とかいるみたいですし。。。 ネガティブは好きではないのですが、しかし現実を みすえなくてはならないので、まぁ、参考になりました。 ありがとうございました。
大変という依然の問題として、司法修習を終えても就職先のない弁護士が続出するとニュースになっています。 よほど信念があって法曹を目指す人は別にして、弁護士になる労力とお金があるのなら大企業に就職したり公務員にでもなった遥かに賢いんじゃないでしょうか。 それでも法曹になりたい人だけが目指せば良いのでしょうけど、法科大学院制度にしたところで弁護士が大量に就職先すら確保できない状況になっては本末転倒だと思います。 必死に勉強して、多額の授業料・予備校代を費やした挙句にこの惨状では弁護士になる人が浮かばれないと思います。 残念ながら、収入が少ない・安定しないという以前に、経験を積める就職先すら多くの人が確保できないような現状では先行きはかなり暗いと思います。 参考にならなくてすみません。
- apple-man
- ベストアンサー率31% (923/2913)
追加情報です >田舎の弁護士さんでも、今も普通のサラリーマン以上に 稼いでいる人もいるようです。 日本の弁護士の約半分は東京にいて、残りの半分(つまり全体の 1/4)は大阪にいます。そしてその残りが全国に散らばって いて、1つの県に弁護士が2,3人くらいで、無医村ならぬ 無弁護士県がいくつかあります。 ど田舎で裁判起こすやつなんて、そういるわけがないと 思って、その知り合いの弁護士さんに聞いたことがあるのですが、 財産がそうなくても、親が死ねば相続という問題が出てきますし、 自分がぼけかかっているので後見人の選任をしたいとか、 何かと法律相談が必要になるわけなんだそうです。 そこで、地方自治体によっては、弁護士さんを 募集する場合もあるそうで、10年か20年くらい 前の話だと、家と車付きで、年収2000万くらい といった話がよくあったそうですが、バブル期など その5~10倍稼いでいる弁護士さんも珍しく なかったので、当時としてはあまり美味しい話では なかったようですが。 現在も弁護士の東京集中の状況は変わっていません。
お礼
ご返信ありがとうございます。 再度ありがとうございます。 こちらで一緒に回答させていただきます。 裁判所に国選弁護で列を作って並んでいる。。。 初めて聞きました。 たぶんですが、大都市の弁護士の多い裁判所じゃぁ ないですかね。 増加傾向になる前から食べれない弁護士がいる。。 これも、聞いたことはあるんですが、そういう人は よっぽど勉強しかしていないとか人間的に 偏りがある人だと思います。 普通に弁護士やっている人は、たぶんですが、 きちんとご飯が食べられたと思いますよ。 今後はどうなるかはほんとわかんないんですが、 けっこう弁護士の職業も大変だとは思います。 ただ、難関試験であることには変わりないですし、 仕事の幅も広いのが弁護士の特徴です。 やりようによっては、まぁそれなりには稼げるとは 思うので、あんまり将来のことを気にしないで、 とにかく今自分にできることを精一杯やっていこうと 思います。 2度もご回答いただき、本当にありがとうございました。
- apple-man
- ベストアンサー率31% (923/2913)
知り合いの弁護士さんから聞いた話ですが、弁護士の増加傾向が 始まる前から、食べていくのがやっとといった弁護士さんは沢山 いたそうです。 国家資格とは言え、公務員と違うわけですから収入は保証 されていないわけですから。 食べていけない弁護士さんは、日銭を稼ぐために国選 弁護人の仕事にありつこうとするので、朝の裁判所には そういった弁護士さんが列をなしていることもあるそうです。 >1人あたりの収入も減ってきますよね。 芸能界と同じだと考えばいいと思います。沢山いたからといって 人数で頭割りするわけじゃないわけで、人気者というか腕のいい 弁護士のところには、口コミで沢山お客さんが集まって くるわけです。 >自分で営業活動をしなくてはなりませんよね。 その知り合いの弁護士さんは、司法修習のとき 「毎晩、違う人と外食するくらいのことは考えておくように。」 と言われたそうです。今のように弁護士業の宣伝、公告が 許されていなかった時代ですから、毎日の営業活動と 仕事の成功からくる口コミが唯一の宣伝手段だったので、 時間外にもいろいろな人と会うというのが、重要な営業 活動の1つだったんですね。 >日本ももしかしてアメリカのような訴訟社会に なるのでしょうか? 弁護士の増加傾向にしても、いろいろな法改正にしても、 アメリカ型の訴訟社会を念頭に置いていると思いますが、 実際どうなるかまだ誰にも分からないところかと思います。 朗報があるとすれば、企業の不祥事が相次ぐ中、法を遵守しようと いう動き(CSR)が企業側からも出ていて、増加する弁護士が、企業内 弁護士として各企業に取り込まれていくような傾向が出始めて きていることです。高収入は期待できませんが、サラリーマン 弁護士として安定した収入を得られる道が広がって いくかもしれません。
- kalze
- ベストアンサー率47% (522/1092)
>仮になったとしましても、その後がやはり大変なんでしょうか? 大変みたいですね。 専門分野持って行くしかないかもしれません。 もしくは行列のできる・・・とかみたいにTVでるとか、大きな訴訟で有名になるとか。 知人は、そんなにたくさん儲けたいということもないから、離婚関係とか中心にやっていくといってましたが。 >日本ももしかしてアメリカのような訴訟社会になるのでしょうか? 法律が変われば。 日本はアメリカのように懲罰的な金銭補償はなく、実質損害分しか支払いがないので。 懲罰認められれば、実質損害よりも多くの金額がもらえますから、アメリカのようにお金儲けのために訴訟するってことも盛んになるでしょうね。 それが日本に合っているかどうかは別ですが。 弁護士に限らず法律家(裁判官、検察官、弁護士)がもう少し増えて、法律が身近になる必要はあるとおもいますが、必要以上に増えても意味ないからなぁと個人的には思います。
お礼
ご返信ありがとうございます。 大変とのことですが、いまいち実感がわかないのです。 田舎の弁護士さんでも、今も普通のサラリーマン以上に 稼いでいる人もいるようです。 訴訟社会は、法律が関係あるんでしょうか? よくわかんないです。 私も、何で法律家そんなに増やすの?と思っています。 増えても、訴訟が増えなくちゃぁ、法律家やっていけないんじゃない?と思うんですが。。。 ありがとうございました。
お礼
ご返信ありがとうございます。 年々合格者数が増えていますよね。 去年の旧試なんか、論文合格点が130点ちょっとと ひどい点数でした。 新試も合格者数が増えているので、これよりひどい点数が予想されます。 旧試に合格した弁護士も、時期が過ぎるとだんだん堕落してくると 思います。過去の栄光にしがみついて?「俺は旧試に合格したんだぞ!だから、どんな困難も乗り越えられる」とはちょっと おもわないんじゃぁないでしょうか。 ただ、新試合格を目指す私にとっては、大変励まされた文面でした。 ありがとうございました。