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フランス語の演説とかアナウンスで語尾を上げる
タイトルのようなことって、結構ありますよね。 あれはなんでああいう習慣ができたのでしょうか。 日本語で仮にやったとすると、そうとうおかしなことになると思います。個人的には、フランス語でもやりすぎると嫌らしい気がします。 なにか、必要あっての習慣化と思います。
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- Parismadam
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現在フランスでは大統領選に向けて、各候補者がそういった語尾上げ演説の真っ最中です。 フランス人の主人によると、「仏語にアクセントがあるとは思わないけど、語尾を強く発声するのは、聞き手にもっと印象づけようとする意向から」「選挙に限って言えば、有権者に政策を強く打ち出している姿勢を強調するため」とありきたりの返事が返ってきました。 もともとフランス語は英語のように、アクセントのイントネーションの高低がはっきりしない言語ですから、言葉やフレーズを強く・長く読むことで「アクセント」としているようです。フランス語のアクセント記号を見ても、英語のようにアクセントはついていません。長母音は勿論、短母音でさえ強調する時は長く無理やり伸ばそうとしています(*J’aimeの[e]でさえ、強調すれば[m]の発音の後にはっきり聞こえます)。 アクセントのイントネーションの少ないフランス語で、必死に強調する方法、それが語尾や強調する語を強く読むという、bossamba様のおっしゃる通り、必要あっての習慣化ではないでしょうか。
- toulouse
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結構あるかどうかは分かりませんけれど、あることはあると私も思います。これは仏単語で2音節以上の音節を持つ単語の場合、一番最後にアクサンが来る単語があることによるのでは、と思います。 例えば次の単語をちょっと発音してみて下さい。 “nuit” “Aujourd'hui” ね、単語自体語尾が上がってるでしょ。こういうアクセントを持つ英単語を私は知りません。英単語では最初か2番目にアクセントがあるからだと思います(実際には最後の音節にアクセントがある単語があるのかもしれませんが…)。 で、こういう単語が文章の一番最後にきたら、当然語尾が上がる。まあ、だから平叙文でも語尾が上がるんじゃないか、というのが、フランス語学習歴1ヶ月の私の考えです。
お礼
後にアクセントが付いているということは特にないと思います。しかし、最初に来るわけではないので、後につけても一向構わないという事情はありますね。
詩の朗読からの伝統かなとも思いましたが、普通は行ごとに語尾を下げますから、関係なさそうですね。 この種のものを聞いていますと、語尾を上げるのは、文章の途中で意味の一区切りが付いて、まだ後があるというところです。フランス語のアナウンスは、日本のものに比べて、かなり長い文を言い切ってしまうような傾向がある。そのために息が足りない、自然と一息つくときに、やはり「まだ続きがあるよ!」という無意識的な表明が習慣化したのではないでしょうかね。異常全くの想像ですので、責任はもてません。 日本語でもこのようなときあげても別におかしくないですね。あまりアナウンスで聞かないのは、「放送は荘厳であるべきだ!」という無意識の抑圧みみたいなものがあるのでは。
お礼
やはり、心理的操作でしょうか。
お礼
単語自体にアクセントがないということが効いているのでしょうね。その抑揚を得るために、そういう補助的習慣が付いたのですかね。現地人も、無意識的にやっている行為のようです。参考になりました。