こんにちは。
法律の専門家ではありませんが、長い間にわたって営業に携わって来ました。
(1)(2);
どこで改ページをしても原則的に結構です。
重要書類に関しては、後から改ざんを防ぐ意味からも、無駄な空白を作らない
事が肝心です。すなわち例えば最初のページに30行を使っているのなら2ページ目
も30行きっちり使います。
でも、1行余してそのページが終わるけれど文章もお終い、というならそこで終えて
次ページの頭からサイン欄に使う、という程度なら良いと思います。
もしどうしても見栄えを気にされてその頁が数行余るならそこに「この頁、以下余白」
とか「以下余白」などと書けば良いでしょう。
(3);
著名欄が右半分で左半分が白紙? その書類は右から始まりますか左から右に流れて
いる書類なのですか?
いずれにしても1ページ丸まる空白というのは考えにくいですね、というかそのような
無意味な空白を「途中で」作るのは上記の趣旨からも良くありません。
著名の後の残り頁が空白なら特に問題はないと思いますが、念のために次ページの頭に
「以下空白」と書いたような念を入れた契約書を目にしたことはないですけど、
そう書けば禍根は残りませんね。むしろそうした方が良いかもしれません。何故なら
訂正を行う時は、最終行に「何枚目何行目に何字訂正」と書きますから、そうさせない
為にも書くべきかもしれません。
もう一度書きますが、重要書類は改ざんされにくいものにするというのが趣旨で、
見栄えは二の次です。
なお、蛇足ですが、何枚かで出来た書類はページの連続性を証明するためにも
著名者全員の印がつなぎ目に必要です。