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契約書の補充契約について
現在、税理士事務所の開業準備を行っておりまして、 契約書を作成しております。 そこで、契約書の「報酬の額」の条項について質問 させて頂きます。 今のところ、契約書の「報酬の額」については、 以下のような記載を考えています。 --------------------------------- 第三条 甲が乙に支払う報酬の額は、以下の通りとする。 (1)税務会計の顧問業務に係る報酬の額 ・・・1万円 (2)税務会計のその他の業務に係る報酬の額 ・・・別紙料金表に〇印のある業務 --------------------------------- 別紙料金表では、例えばですが、以下のようになっています。 --------------------------------- -業務内容- -選択欄- -報酬の額- ・税務調査万円 2万円 ・議事録の作成 〇 3万円 ・届出書の作成 4万円 --------------------------------- 上記契約書の内容に従えば、契約期間が1年だった場合、 その1年間は、 (1)税務会計の顧問業務に係る報酬の額 ・・・1万円 (2)税務会計のその他の業務に係る報酬の額 ・・・3万円 が契約金額になると思います。 そこで質問なのですが、お客様の要望で、年の中途に 別紙料金表にある「届出書の作成 4万円」の業務を 行うことになった場合、どのように契約書を修正・更新 すればよいでしょうか。 例えば、 (1)新しい別紙料金表を作成し(「届出書の作成」に〇を付ける) 新しい契約を1年結ぶ (2)既存の契約書はそのままで、覚書のような書類を別途作成する などを行えば良いのかと考えておりますが、実務的にはどのように 処理すべきでしょうか。 お手数ですが、宜しくお願い致します。
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開業前から契約内容の変更が想定されるようでは、頻繁に発生するものと思われます。 以下のようにしてはいかがでしょうか。 ・基本契約書には契約締結期間、支払い条件とその他の基本的な事項だけを掲載する。 念のために他の文書に基本契約書と重複する事項があれば、後から締結した文書の効力が上位であることを記載。 (法的には書かなくてもいいのですが、誤解を招かないように記載しておきます) また、契約番号をつける(年度がわかるように、「2009-00001」等が良い)。 双方の捺印またはサインで締結します。 以降は2パターンの方法があります。 -パターン1 ・作業範囲記述書を作成します。 作業範囲記述書番号を、基本契約書番号に枝番を付けて記載します(「2009-00001-01」等)。 期間や納期、金額を記載します。 双方の捺印やサインで締結します。 ※作業範囲記述書は、さらに変更が発生した場合に、変更注文書を発行することで容易に再変更できます(捺印やサインで締結)。 番号は「2009-00001-01-01」と枝番を増やすのが簡単です。 -パターン2 ・作業の見積書を作成します。 期間や納期、金額を記載します。 見積番号をつけます。 ・作業の受注用に作業注文書を作成、契約書の契約番号と見積書の見積番号を記載します。 雛型は受注側で作成して発注者に渡し、発行してもらいます。 ※注文書方式では注文請書を返送するのが商習慣です。 税理士さんとのことで、売上計上については添える必要ないと思いますが、前金の場合は繰り延べになるはずなので、途中の金額変更では繰り延べが正しく行われるよう、また余剰金発生時はプール金にならないように気を付ける必要がありますよね。