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MOS形のFETについて
MOS-FETには、ゲート電圧がゼロの時にも電流が流れるデプリーション形、ゲート電圧がゼロの時には電流が流れずに電圧を加えるに従い電流が流れるエンハンスメント形があるというのは分かったのですが、その融合形のデプリーション・エンハンスメント形とか、四極MOS形というのは、先の2つと比べるとどのような特長があるのですか? つなぎ方によって(電圧の順方向と逆方向によって)デプリーション形にもエンハンスメント形にもなり得るというだけではないですよね?
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エンハンスメントタイプは主にゲートバイアスが+の領域で、デプレッションタイプはゲートバイアスが-の領域で使用されます。一方MOSのFETの場合にはゲート入力電圧が0ボルトの両側で動作させることができるものもあります。これがデプレッションエンハンスメントタイプと呼ばれます。このタイプは交流を増幅するときにゲートバイアスが不要になり、高インピーダンスの入力回路を実現できます。4極MOSはゲートが2つあるデュアルゲート構造になっているMOSFETのことを指します。
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- saikoro
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回答No.2
はずしているかもしれませんが、 4端子デバイスとかニューロンMOSとかνMOSと呼ばれているものでしょうか。 これだとしたら、フローティングゲートに二つの電極を容量結合させ、一方を普通のゲート端子(信号)、もう一方を閾値制御用端子として用いるものです。見かけ上デプレッション、エンハンスメントにできます。 (バックゲートを数えて普通のMOSFETを4端子デバイスという場合もありますが(これも閾値を変えるんですが)、この場合は違います。) あまり良いURLがなかったのですが、とりあえず開発者に関連した所を載せます。