• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:MOS-FET出力スルーレート)

MOS-FET出力のスルーレート計算方法とは?

このQ&Aのポイント
  • MOS-FETのゲートに抵抗を付けてON/OFFすると、外付けゲート抵抗とゲート容量によって、出力(ドレイン)電圧のスルーレートが遅れることがあります。
  • スルーレートの計算方法は、波形を観測してゲート電圧が一定になった時に、ドレインが立ち上がったり立ち下がったりする時間を測定し、それをゲート電圧の変化量で割ることで求めることができます。
  • MOS-FET出力のスルーレートには外付けゲート抵抗とゲート容量の影響があり、計算方法によって遅れ具合が分かります。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.1

出力スルーレートを決めるのは確かにゲート容量ですが、 ゲート~ソースの容量ではありません。ゲート~ドレインの 容量です。(Crssと呼びます) ゲート電圧がフラットになっている期間は、ゲートへのドライブが 全部Crssを充放電することに使われます。いわゆるミラー効果です。 したがって、出力スルーレートはこのCrssのスルーレートとほぼ 同じです。ゲートドライブ源の電圧とゲート電圧の差が ゲート抵抗に加わるので、ゲート抵抗に流れる電流は簡単に 計算できると思います。(たいていの場合直流) この電流でCrssを充放電したときにCrssの端子間電圧が どうなるかを計算すると出力スルーレートが求まります。 V = (I * t)/C ですからI/Cがスルーレート(V/t)となります。 なお、ゲート電圧がフラットになっている期間はゲート~ソース 容量の電圧がほとんど変化していないのですから、この容量へは 電流は流れません。(Cissは充電も放電もされていない=電流0) 入力された電流は全部Crssに流れるわけです。

noname#230358
質問者

お礼

詳細で、分かり易いご回答を頂き、有難うございます。 Crssへの充電スルーレートが出力スルーレートとなるから、出力の電圧変動は計算に考慮しなくても良いと言うことですね。 → 使用回路で計算してみます。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

回答(1)さんの回答内容は完璧です。 FETが電流を遮断する際、ドレイン-ソース電圧が上昇することで、Crssを 介してゲートに電流が流れることが原因ですが、半導体素子を高周波でスイ ッチングさせる設計に親しんでいる方でないと、判りにくい現象のように 想像します。 単純には、ゲート回路の時定数と思えますが、実はドレイン回路の電圧が 直接的な影響を与えることにご留意下さい。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 回路設計は多少携わっていますが、スイッチング設計は未経験の為、判りにくい現象でした。 → 今後経験を積んで行きたいと思います。

関連するQ&A