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植物中の元素の測定
原子吸光を使って、植物に含まれる元素を測ることになりました。 サンプルは乾燥させたイネの地上部を、混酸で分解したものです。 実際に測定してみたところ、サンプルの吸光度を測定可能な範囲に入れるために、 元素ごとにサンプルの希釈率を変えなければならないことがわかりました。 例えばKなら2倍希釈、Caなら5倍希釈(私は分解したサンプルを 一度50mlに定容しているので、そこからの希釈という意味です)。 そこでお尋ねしたいのですが、皆さんも元素ごとにサンプルの希釈率を変えているのですか? 感度の低い波長を選んで、希釈なしのサンプルのみを使ってさまざまな元素を 測ってしまおうかとも考えているのですが、そのような方法は可能でしょうか? 初めて使う機械であるため、手探りの状態です。アドバイスよろしくお願いします。
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Caを測定されるということでしたので、標準液とサンプルに添加するLa濃度を合わせるという意味で「マトリックスを合わせる」と書かせて頂きました。 植物中のK、Caを測定する程度であれば共存元素の影響は気にしなくてもいいと思いますよ。
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- madokoro
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以前原子吸光を使っていたときは、カリウムは炎光光度法にしていましたので同じ希釈率でも大丈夫でした。もちろん下の方が書かれているようにカルシウムのためにランタンを1000 mg/Lぶん試料にも標準液にも入れてますが。あと、バーナーが動くタイプならばバーナーの角度である程度感度を調節していました。
お礼
初めはバーナーを動かそうとしたのですが、バーナの角度は変えられませんでした。 確かに、私が読んでいる本にもKは炎光分析で測るほうが良い場合があると書いてありました。 とりあえずは現在の方法で測定してみて、いろいろ工夫をしてみようと思います。 回答ありがとうございました。
- motosei
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サンプルを希釈するのが一般的ではないかと思います。 マトリックス、溶媒が標準液と同じになるように希釈しましょう。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり、希釈するほうが良さそうですね。 もう一つだけお聞きしたいことがあります。 最終的には、サンプルと標準溶液の酸濃度を合わせて、 両方にLaを1000ppmになるように加えようと考えています。 マトリックスを合わせるとは、共存元素の影響を考える という意味ですか? 一般的にはどのようにサンプル調製されていますか? 自分なりに調べていて、元素ごとの説明は分かるのですが、 複数の元素を含む溶液のことが難しくて理解に至っていません。 よろしくお願いします。
お礼
とりあえず現在の方法で測定してみることにしました。 詳しい回答ありがとうございましたm(..)m