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振動によるAFMの影響
今、研究でAFMを使っています。 光てこ方式でコンタクトモードで走査しております。 床振動と装置を準備した時にでる振動によるAFM像の影響を 教えてください。あと、時間がたつと測定がうまくいくのは何故なのか教えて ください。
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- bipolaron
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回答No.1
装置を準備した・・というのが良く分からないし、どのような床振動に悩まされているのか良く分かりませんが、床振動がSPM像に影響を与える場合、周波数を持った振動がある場合は像に斜めの縞がかかったように現れます。大体低周波です。30Hz、60Hz、が多いです。像からどうやって見積もるかというと、ノイズかな?と思われる周期があれば、スキャンのスピードから逆算してそのノイズの周波数を知ることが出来ます。高周波であればその他の電磁波等や回路の発振等を疑います。 数Hzで建物がゆれている場合もあり、これは横縞で現れてくるでしょう。でも測定中にドンと床を蹴ってみてあまり像に影響が無ければ除振はできてると思っていいと思いますよ。どのくらいの範囲でどのくらいの凹凸の表面の像を取りたいかによって求められる除ノイズのレベルも変ってきます。 時間が経つ(ずっとスキャンをし続けてという意味ですよね?)と上手くいく例として 1.電気回路が安定する 2.ドリフトが収まる 3.カンチレバーの先が安定する 4.表面をどんどん削りとっていって、それ以上削れないところでやっと安定する。 が考えられます。普通3.の可能性が高いかなとは思います。ちなみに私の使っているAFMのうちの一つは使う前に数時間電源を入れておかないとなかなか安定しません。理由は1.のようです。