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水中AFMと一般的なAFMとの違いについて教えてください
現在、私は一般的なAFM(大気中、コンタクトモード)を用いて、実験を行っています。先日、水中AFMという測定方法があることを知りました。そこで質問なのですが、水中で測定する場合、その測定原理は一般的なAFMと同様、光てこ方式を用いているのでしょうか?初心者の私の考えでは、カンチレバー先端に照射されたレーザー光が水中で散乱してしまうように思えるのですが。もし、水中AFMを用いて実験されている方、またAFMに詳しい方がいらっしゃいましたら、どのようにレーザー光の散乱を防いでいるのか、それとも散乱しないのか教えてください。
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AFMの観察や維持管理をしています。装置導入時の検収の時と、その後2回ほど水中AFMをやりました。 カンチレバーと試料を密封セルに入れ、水に浸してAFM観察をしました。光てこ方式です。カンチレバー背面からのレーザ強度はかなり弱くなり、空気中の3割程でしたが、観察できました。 赤色レーザを使っているから、赤色を吸収するような液中では無理です。また、濁っている液でもできません。あなたが言われるように散乱して、フィードバック制御ができません。 めったに水中観察しないので、あまり詳しくなくて申し訳ありません。