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日本の鉄鋼メーカーのこの10年の躍進はなぜ?

新日鉄やJFEなど日本の製鉄メーカーは最近こそ物凄い収益をあげ好調ですが、 10年前など業界として未来がないなどと言われてましたよね? 例えば海外の鉄鋼メーカーの値段に勝てない、 質のいいものを作っても大口の市場である新興国は質より値段、量が大事だから 日本の鉄は売れない、など。 これらの予測を覆して、株価にしてみても10倍になるほど躍進を遂げたのはなぜなのでしょう?

みんなの回答

  • apachiro
  • ベストアンサー率20% (13/62)
回答No.3

(1)自動車鋼板の技術力:日本人の緻密さがいきた、トヨタの指導<?:技術・価格>(君津;関東地区、名古屋:トヨタ中心/製鉄所がとまれば、幹部が来て、再開を即す、人脈)⇒自動車の燃費低減、コスト削減には、圧延技術がかかせない。といった理由があります。 (2)かしこがいなくなった:昔は東大から20人/年程度採用し、知識はあるが、実行力がなかった。20年前のリストラで、その連中が去り、意思決定が単純化された。 (3)鉄鋼の世界構造変化:今 世界一は インドの会社;合併をくりかえし、小が大を食べる構造になってきた。株価の上昇はそのため、何も収益が評価されているわけでは無い。 素材の場合、高炉⇒製鋼⇒圧延 と脚が長く、固定費が大きいので、国家単位の事業と考えられてきたが、小が大を食べることが状態となったため、資本の論理がくづれたと思う。この傾向は、化学:製紙:アルミなどの素材系にみられる現象:素材はその使用形態に大きく影響をうけるので、品質をかこいこめれば生き残れる;それが景気の影響をうけると思います。

  • katsup
  • ベストアンサー率48% (22/45)
回答No.2

やはり中国の鉄鋼需要が急激に拡大したことが最大の要因です。 最近では中国も自国生産に躍起になっていますが、 それをはるかに上回る需要があるため、 輸入、とりわけ日本からの輸入に頼らざるを得ないというのが現状のようです。 また、日本国内の自動車産業が堅調に推移していることや 造船業が回復基調に転じつつあることも、鉄鋼業界を後押ししていると思います。 詳しいことがこちらに載っていますので、参考にしてください。 http://www.fukoku-life.co.jp/download/report36_12.pdf

flatmp
質問者

お礼

昔はこういう状況がきても日本の鉄は高すぎるって指摘されてましたが、 先の事は誰にも分かりませんね(汗 世界同時株安のトリガーにしろこれからは中国の存在感がますます増すのでしょうね。 ご丁寧な回答ありがとうございました。

noname#37448
noname#37448
回答No.1

経済に詳しくない一般人ですが、 単純に中国の建設ラッシュに支えられてると思うけど・・・

flatmp
質問者

お礼

やはりそれが一番の理由ですよね。 ありがとうございました。