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有事関連3法案について質問です。
大学4回生ですが、法学部なので、卒論に憲法九条と自衛権(自衛隊)をテーマにしました。しかし、ここで問題が発生しました。小泉内閣の有事関連3法案です。私一人の意見を書いてしまうと、独りよがりな卒論として完成してしまうのです。できれば、みなさんの意見を参考にしたいので、この有事法案についてのみなさんの意見をお聞かせください。宜しくお願いいたします。
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法律を考える場合に. 公務員の過失を追求できるか 公務員の不作為の過失を追求できるか の2店を考えます。過失を追求できない場合には.国民に変な義務を押し付けるだけですから.憲法に定植します。行政訴訟法の制限で実質的にできない場合も同様でしょう。 保護できなかった国民に対する責任.勝手に財産権を侵害したわけですから.その保証をどのように提示しているか.見てください。
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
こまかいことをいうと、No.2で >日本の国歌は単に末永く平和が続くように、と、純粋に祈るものです。 そういう歌詞はありません。ただ「君」(もともとは天皇家でなく、読み人の主君)の不滅の繁栄をうたったのみ。(不滅のために戦闘をおこなうことはよくあるはなし。「大化の改新」は完全なテロ事件。) 「卒論」って人の意見を参考にして書くものですか? 私の意見は○○である、というのが「論」であって、それが正しいかどうかは検証されるもの。ただし、自分の意見の根拠となるものはちゃんと示すこと。
お礼
ご指摘ありがとうございます。確かに普通は「卒論」と言うものは自分の意見を述べるんですけど、テーマがテーマだけに個人的な意見を「こうである」とは書きたくないっていうのが事実なんです。このテーマについては皆さんの意見を聞き、そのうえで、「結果私はこのように考えている」と締めくくりたいんです(正直言いますと、一般的でありきたりな卒論を仕上げて卒業をしたくないんですね)。
- Bokkemon
- ベストアンサー率52% (403/765)
私が有事法制について問題だと思うのは、国民を保護する視点ではなく、同盟国の軍事行動を支援することに本旨がある点です。主権国家ですから、自国の領土と国民の生命・財産を守ることが当然の責務であり、権利です。総動員法のように国民を犠牲にすることに主眼を置いた法制度で誰を守ろうというのでしょうか。イタリアでプレーする有名な日本人のサッカー選手が11億円とも12億円とも言われる所得がありながら我が国には何ら税金を納めていないと聞きます(事実かどうかは「?」ですが)。それが事実だとすれば、我が国の税金が重いからではないでしょうか(所得税の最高税率は2001年度からイタリアは44%なのに対し、我が国は最高50%です)。そのような先進諸国でけして低くは無い税負担を強いている国の政府が自国民の利益を守ろうとしないことなど、到底理解できません。我が国の国益を他国(同盟国)の国益の下に置くようでは、「政府あって国無し」ではないでしょうか。外務省と同様、主権の放棄を何ら問題だと思っていない証です。 有事の時に必要な法制度は何かと言えば、各種規制の凍結・停止・特例(医療・旅客運送・道路規制・金融・その他諸々)や募兵制度の検討でしょう。防衛作戦行動はシビリアンコントロールが許す限度であれば超法規的活動もやむをえないと思います。自衛隊は災害救助隊ではありません。米国における危機管理庁のような機関の指揮を受けるものでもありません。何のために存在するかと言えば、外国の利益のためではなく、我が国の防衛のために存在するものです。実際の戦闘に直面してなお、悠長に国会審議で牛歩や審議引き延ばしなどされた日には、国が無くなってしまいます。 「仮想敵国が存在しない」かのような反論をする向きもあるようですが、弾道弾技術を持ち、核開発疑惑を交渉の道具にして弄び、国営放送で我が国を攻撃し続け、自国民に我が国に対する敵意・反感を煽っている国がありますし、その国の後ろ盾となって我が国の主権を守るための不審船捜索を妨害しようとする国があります。我が国の国民を拉致し、テロリストを匿い、領海侵犯を繰り返し、不法入国の工作員を送り続ける国に対して、これらの侵犯行動を敵対行為とみなすことに消極的な我が国政府は誰を守るのでしょうか。それらの事実に白を切りとおそうとする無神経な国に対して、良識など考えられないものと思います。 余談ですが、他の方の回答で触れられている政党も自衛隊を「事実として承認する」と言っていたと思います。世界の実情を見れば、大衆の独占欲(市場経済・自由主義)を否定し、為政者の意のままに管理するには、自国内の規律・秩序を外国のノイズから遮断し、統制的・強権的にならざるを得ない宿命を負っているものと思います。身勝手極まりない、自己中心的な価値観が罷り通っている我が国で管理統制型の政権をイメージすれば相当強力な管理をしないと維持できませんが、そうなれば有事法制どころか日常的に監視され、統制されるような社会になりかねません。その意味では、その政党が自衛隊容認に傾いたことに若干の不安を抱いたものです(政権に就くことは考えにくいことですから「若干」です)。 政府は国民の鏡です。我が国の国民の大多数が公共の利益より私的利益を優先するということなのか、長い物に巻かれることを良しとする気質なのか、はたまた自己責任を免れることに汲々としているのかはわかりませんが、何が自分の責任でどう果たすべきなのかを理解していない為政者に国の舵取りを任せて安穏としているようでは、国民の生命・財産を守るという政府の基本的存在意義に抵触します。
お礼
そうですね。ありがとうございます。有事法案には現行憲法から考えても無理のある法律ですね。
訂正:驚異→脅威 補足:法律の内容は検討の上、常に改善して行けば良いと思います。
有事関連法案について思うこと。 戦争行為が絶対良くないのは当たり前。 でも、未成熟な現代の世界には、侵略の驚異が現実にあります。 法治国家というのは法律に基づいて機能するわけで、想定される事態に対し、法整備が行われていない状態は問題です。 憲法9条の意味を、「他国に主権を侵害されても、武力に置いては一切抵抗しない。」と解釈しなければならないなら、現行憲法は改正する必要があると思います。そもそも50年も昔の憲法なんか古すぎです。 共産党さんの論理で行くと、例えば警察は必要なくなり、ましてピストルを所持する必要もなくなりませんか? 正当防衛の条項も不要ですよね。 そもそも国歌の歌詞を比べてみても、アメリカ・フランス・イギリス・ロシアなどは、流血の戦いの末の勝利を賛美しているような色調なのに比べ、日本の国歌は単に末永く平和が続くように、と、純粋に祈るものです。もっと日本古来の平和愛好の精神に自信を持ってはいかがでしょうか。 最後に、武力を用いて身を守らねばならない状況になる前に、そうならないようにあらゆる手を尽くすことは当然の前提とした上で、有事法制が議論されていることを確認しておきたいと思います。 質問に対して答えが少しズレてしまったことをお詫びします。 世界に平和あれ! 唯物論者と原理主義者に、神の愛を。
お礼
そのようにも考えられますね…ありがとうございます。他人の意見が聞けると独りよがりさがなくなると思います。参考にさせていただきます。
- tatomiver2
- ベストアンサー率4% (6/140)
有事法制というのは、戦前の「国家総動員法」のソフト版だと思えばいいです。 「指定公共機関」(大学、特殊法人、独立行政法人、運輸、通信業者など) の労働者を強制徴用したり、私有地を取り上げたりできる法律です。 (有事)の定義も杯マイです。 無論、憲法第9条に違反しています。 よって、この法案の成立は、断固として阻止する必要があります。 法案の批判的分析は、共産党のページに乗っています。 以上、反対派として、回答しました。 お役に立てると幸いです。
お礼
早々のお返事ありがとうございました。共産党のページを参考にさせていただきます。
お礼
なんだか論点がずれているような気がしますが、そのように考えられる場合もあるのですね。ありがとうございました。参考にさせていただきます。