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機械設計屋の将来
機械(自動車)の設計をして2年なのですが、この業界は地道にのぼって行くしかないのでしょうか? 機械関係ではIT系と違い、「若くして」みたいなことはほとんど無いように思います。
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若いころ工作機械メーカーにおりました。 確かに経験を積みながらコツコツ登っていく業界ですね。 でも当時私がいた社の工場長は設計で入社、試用期間中にある革新的な構造を考案し それが社に採用され新機構として社の機械のセールスポイントとなり販売に大いに寄与しました。 この功績から即正社員となり数年で役が付き10年ぐらいのうちに工場長となりました。 「大変な能力があったからでしょう」という話も有るかと思いますが 実際彼が考案したのは「コロンブスの卵」的構造で今まで誰も思わなかったのが不思議なくらいというものでした。 設計室の中と言うより現場を歩き回る姿を良く見るタイプの人でした。 参考になるかどうかですがこういう前例もあります。 余談・・・。 現在私はある小さな町工場の経営者ですが顧客は自動車関係でよく設計課の方々と話します。 思うのは画面の前でキーを叩くのはうまい方々が多いですが 一般材料、材質、素材の市場性や現場サイドでの取り扱いなどまったく知らない方々が多いです。 また外部接触が少ない為か打ち合わせ時などミーティングに不慣れな方が多い気もいたします。 その中で光っているのが現場と接点が多く関係メーカーへ視察などもよくしている人達です。 こういった方たちはたいてい判断が早く設計に無駄がありません。 打ち合わせをするにも現車の前で現物を見ながら話し合ったりします。 >>、「若くして」みたいなことはほとんど 質問者様、飛ぼうと思ったら足元を良く確かめることです、そして足元とは現場です。