地主から一般定期借地権の譲渡の許可がもらえません。
地主から一般定期借地権の譲渡の許可がもらえません。
家を別の土地へ新築するにあたり、中古で購入した一般定期借地権の建物を売却したいのですが、地主さんから譲渡承諾を頂く事ができません。
理由は相談に来る時期が遅かったことと、身内に家を建てさせたい為に更地にして返して欲しいとのことです。もちろん、契約書には譲渡が可能な文言や承諾料の請求をしない等の一般的な契約文書の記載はあります。
何ヶ月か毎にお宅へ伺ったり、電話等で相談させて頂いておりますが、2年程経つ今も一向に変化がなく、承諾が頂けません。中古で購入した時期は築約3年で現在は築約10年になります。
地代だけは払い続けておりますので、本気でどうしようか思案中です。借地非訟手続で譲渡が可能とのことですが、手続期間が半年から1年くらいを予想しなければならないと聞いておりますので、そのような物件であれば譲受人候補が躊躇若しくはキャンセルすることを懸念しております。譲受人はこれから募集する予定です。
一般定期借地権での承諾料の慣行がよくわかりませんが、そのようなものがあれば第一に検討し承諾して頂きたいのですが、どうしてもダメなようでしたら、裁判所の力を借りようと思っております。賃貸の方法も一応考えておりますが、揉めている現状から考えると売却してスッキリしたいです。
質問の内容としては以下になります。
(1)借地非訟の実際の期間はどれくらいになっているのか?
(2)期間が長期化した場合の、譲受人候補のキャンセルの可能性?
(3)地主が契約書に「譲渡を受ける第三者が暴力団又は、これに類する団体の構成員である場合や、地代の支払能力に著しい不安がある場合を除いて、譲渡を承諾しなければなりません。」と記載があることについて、承諾をしなかったことにより譲受人候補のキャンセルが出たこと又は承諾をしないことが理由となり売却代金を低下させたこと、その他機会損失を与えたこと等に対して、訴える手段があるのか?
(4)その他このようなケースでのよい解決方法
以上、長文で恐縮ですが、お知恵を貸してください。よろしくお願いいたします。
お礼
迅速な回答ありがとうございます。 双方に適用されるとわかり、ほっとしました。