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決闘について

授業で決闘について調べています。 決闘の歴史、方法、どんな人たち(階級)がしていたのかが知りたいです。 よろしくお願いします。

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noname#4470
noname#4470
回答No.4

songbookさんの言われる決闘はかなり近世に入ってからで、中世では手袋を投げることはしませんでした。西欧でも、日本でも、アフリカ、アメリカ大陸先住民でも決闘は戦士階級が特におこないました。それは職業的に殺人技術を持っていること。名誉を大事にする事などが上げられます。  特に名誉のための決闘は近世ヨーロッパでは流行のようにはやり、多くの文人までもが決闘で命を落としています。 この時期の有名ホテルには決闘用拳銃が常備され、お客様の必要に応じて使われましたが、弾道はわざとゆがむように作られました。フェンシングのエペは決闘剣術がその基本となっていますが、これはわずかでも先に血を流した方を負けとする。当時のルールがそのまま生かされています。大事なのは相手を殺すことではなく「命をかけて名誉を守る気概」がある人間であるかどうかでした。 これは暴走族などがする「チキン・ラン」に近い物があります。 決闘の原則は決闘を申し込まれた方が、武器、時間、場所を選ぶ権利があります。通常は剣もしくはピストルですが、それ以外の武器も使われました。 中世においては、問題解決を裁く手段として法の下に行われました。これは「神は正しい物に勝利を与える」と言う考えがあったからです。 この時代においても決闘をしたのは主に騎士でした。柵に囲まれた中で戦いますが、他の法的執行と同じように見せ物として観客見守る中で行われました。 時には男女が戦うこともあり、見た資料では男が地面に掘られた胸までの穴に入り、女は地上に立ってメイスとフレキシブルメイスで戦う。と言うのもあります。 やり方は時代、分化によって様々で、お互いの足首や腕を紐で縛って離れないようにして剣やナイフで戦う。方法がよく見られます。

その他の回答 (3)

  • forlent
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回答No.3

 直接の回答にはならないかも知れませんが参考までに次の本がヒントになるかも知れませんので挙げておきます。  講談社現代新書『決闘裁判 ヨーロッパ法精神の原風景』山内進 680円 2000年08月発売  この本によれば、決闘は紛争当事者の紛争解決手段として行われていたようです。それが発展して現代の裁判制度のもとになったようです。  決闘の方法としては、一対一の対決が原則であり、勝った方が生き残って事故の正当性を主張できたというもので、負けることは死を意味していたからまさしく「死闘」であったということです。争いのある者同士の戦いが原則ですが、若者と老人や女性との対決のような体力差があるような場合には、代理人を立てることも許されたみたいです。また、一族を代表するような代闘士による決闘なども認められていたようです。詳しくは、本文を読んでください。薄い文庫本ですので、数日で読み切れると思います(早ければ1日でも読める量です)。  この本には決闘そのものだけでなく、周辺事情として歴史(西洋史)や裁判制度に関する内容も記述されておりますので、是非一読されることをお勧めします。  あと、この本の後ろの方に参考文献表がありますので、そこで採り上げられている文献にあたられるとさらに詳しく調べられると思います。  なお、日本の決闘は「仇討ち」か「他流試合」(宮本武蔵と佐々木小次郎のような場合)に当たると思われますが、こちらはそれぞれ調べてください。ちなみに日本では、決闘は1889年に禁止令が出てます。

noname#24736
noname#24736
回答No.2

こんな書籍があります。 [図説] 決闘全書  ISBN4-562-03256-1 マルタン・モネスティエ著 大塚宏子訳 原書房 4800円 C1M0L2I2 図説とはいうものの図解されているわけでもなく、挿し絵が多いだけで、決闘についての歴史を時代毎にまとめた、気楽に読む本です。

imo-mizu
質問者

お礼

気楽に読める方が良かったんで、助かりました。 明日さっそく探しに行ってみます。 マルタン・モネスティエの他の本も面白そうなので、 読んでみようと思います。 ありがとうございました。

  • songbook
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回答No.1

決闘の、詳しいことについては、ほとんど忘れてしまいましたが、その中心的な意味について、述べておくべきかと思い、回答させていただきます。 もちろん行われていたのは、中世のヨーロッパ。 相手に手袋を投げつけて行う、というのは有名ですが、実際には、本当の決闘の行われるまでには、様々な「儀式」を通過しないといけなかったそうです。 驚いたことに、これは、現在の裁判にあたる、れっきとした法的解決法の一つだったのだそうです。その発想の元は、「もともとの自分の所有するものを奪われたため、取り返す」でありました。 それは、大本は、きっと、領地などであったことでしょう。その後、自分の尊厳(プライド)であったり、今で言う人権であったり、その他もろもろ、「自分の領域である」と意識していたものが、相手に奪われたと感じた場合、決闘によって相手から取り戻す、という解決法を取ったといわれています。 よく映画などでは、恋人の取り合いで決闘になったりしますが、あれも、一種の「所有物の取り戻し」という発想なのです。 よって、決闘のときには、いろんな儀式の中で、立会人から、奪われたものが何であると、本人たちは主張しているのか、などの声明文を読み上げられたあと、決闘本番となったといわれます。 所有意識、人権意識、取られたら取り返す。法律の文には頼らず、その場にいるみんなで、「こちらが正しいと考えるのがふさわしいのではないかな?」と、法を見つけ出す考え方。これが、現在まで続く、西洋人のものの考え方の根本といえそうです。 アメリカの裁判などでは、陪審員がいて、それぞれの主張を聞きながら、この人たちが、法律の文に頼らず、「うーん、なら、この人が無罪っぽい感じ~~!」という雰囲気になってしまうと、本当に無罪になってしまうという、日本では考えられないような、とんでもない判決がよく出てくるのは、上にあげたような血を引いているからであります。大昔のアテネの衆愚政治も、そのようなものかもしれません。(全ての人が裁判官たれ…って、なんだそりゃ!?) …ちょっと話がそれてしまいましたが、決闘の根本は、「取られたものを、正当な裁判という形で取り返す」という考え方であり、その解決法の一つでした。

imo-mizu
質問者

お礼

返答ありがとうございます。 決闘は今で言う裁判だったんですか。 その「儀式」とはどんなのだったんでしょう… 果たし状??を出すとか。 私の中では銃をつかったイメージなんですが、先生の話では剣も使ったとか。 主に貴族階級で行われていたのでしょうか、市民階級では行われたのか。 こんな感じのコトも調べています。 その辺のことの資料があったら知りたいです。

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