- ベストアンサー
粉末X線を用いた有機化合物の結晶構造解析
会社の業務の関係で、粉末X線について勉強しています。 関連の雑誌を見ていた際、表題に関する記事が掲載されていたので興味深く読んでいました。内容は以下の通りです。 ある有機化合物には2種類の結晶多形が存在し、一方だけが単結晶としてとれ、他方は粉末結晶しか得られません。したがって、前者のX線構造解析の知見を生かし、後者については粉末X線のデータから、結晶構造を推定しようということで、実際に結晶系や格子定数まで導き出しています。 私の疑問は、粉末X線の各ピークをどのよにして各格子面に紐付けするかという点です。格子定数が分かっていれば計算で同定することは可能ですが、上記の論文では、格子定数が分かっていない状態から見事に推定しています。おそらく単結晶でとれた方の情報をうまく活用するのだと思いますが、どうもよく分かりません。この辺の学問に詳しい方、是非教えて下さい。 ちなみにこの記事は、「Pharma Tech Japan」という雑誌の本年はじめの号に載っていたと記憶しています(手元にないのですみません)。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
お礼
丁寧なお返事ありがとうございました。 回折指数の求め方がまだ少し分かりませんが、もう少し勉強してみます。 分からなかったらまた質問しますので、その時はお願いします。