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柔道とレスリングは同じもの?
はじめまして20台から町道場で柔道を習い始めたものです。今年で2年目になります。よろしくお願いします。 前々から疑問に思っていたのですが、柔道とレスリングはよく似ていると思いませんか。 たとえば (1) 同じようなルールである。 相手を投げればポイントになる。特に背中から落とせばポイントが高い。押さえ込みが決まれば一本になる。レスリングは両肩をつければフォール、柔道は相手の上半身を決めれば押さえ込み。 (2) 同じ技術が数多く存在する。 立ち技だけでも、巻き投げ(一本背負い)、飛行機投げ(肩車)、首投げ(腰車)、両足タックル(双手刈り)、片足タックル(朽木倒し、踵返し)、バックドロップ(裏投げ)などなど数えればきりがありません。 寝技では、袈裟固め、横四方、ローリングなどなど (3) 構えがそっくり(特に軽量級) 脇をしめ腰を落とし、頭を突き出しまっすぐを相手を睨む。さっき、国体の柔道とレスリングの試合をネット放送で見てきたのですが、軽量級の構えはほとんど同じように見えました。ただ、柔道の選手は重心を後ろに置いていましたが、レスリングの選手は前に前に出ようとしているように見えました。 もしかして柔道とレスリングは元々同じものだったのではないでしょうか。返答よろしくお願いします。
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- buck
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>1)なるほど、レスリングルールを参考に講道館ルールが作られた可能性があるということですか。 レスリングのポイント制を参考にしたのは事実ですが、講道館ルールがつくられたというのは、ちょっと違います。 国際柔道連盟試合審判規定がレスリングを参考にしたということです。
- 101daa
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(1)柔道が日本の武道から世界のオリンピックスポーツ競技Judoになるまでの過程(競技面の重視,国際化)でルールを作る際に既にオリンピック競技になっていた同じ組み技格闘技のレスリングのポイント制を参考にした可能性が高い。 (2)肩車や双手刈は柔道がレスリングから取り入れた技だったような気が… ところでローリングは柔道でやっても有効取れるんですかね… (3)構えが似ているのは組み手の取り合いになるとおっしゃられるような体勢になるような気がします。 重心が前,後ろの違いは戦い方が消極的であると審判に見なされた場合のルールの差ではないでしょうか。 柔道は”指導”として”効果”と同じポイントをとってから立った状態で試合を続けますが、対してレスリングは”パッシブ(消極性)”として”パーテールポジション”(四つんばいのような格好)になり一方的に不利な寝技の状態になってしまいます。ですからレスリングのほうが積極的に”前へ前へ”が必要なのだと思われます。 またレスリングは下手に重心を後ろにして体勢が高くなると軽量級の場合特にタックルの餌食になってしまいます。 (柔道でも国際試合でサンボやレスリングあがりの選手が双手刈りを使うシーンが良く見られるようです) 柔道とレスリングは元々同じものとは歴史的な成立から呼べないと思います。 当身を使わない組み技競技として柔道がスポーツの道を歩んだ結果、同じ組み技のアマチュアレスリングとルールが似たため、競技の様子も似てしまったのでは。 <関係ない話> 国際試合の柔道で一本とる投げって結構(゜д゜)エーッこれで一本?みたいなこと多くないですか?外国人審判が柔道を服を着るレスリングと勘違いしてるんじゃないかと思ったりしてます。
私は、野球(メインの経験者です。)ソフトボールも経験ありです。その関係は柔道、レスリングの関係とまったく同じような気がします。つまり、やることは似ていても、ルール、道具がちょっと違えば、相当違うものです。イチロー、城島、松井、あるいは、清原、金本など、どんなプロの大物がかかっても、日本女子ソフトのエース上野は簡単に打てません。練習しないと、極論すれば、打率1割さえ、打てないと思います。逆に松坂、上原、川上、また高校でたての楽天の田中など、一軍クラスのピッチャーは女子ソフト選手では絶対、打てません。つまり、モチはモチ屋!フィールド(世界)が違えば、素人同然!!柔道とレスリングは東洋、西洋の代表の格闘技ですが、お互いの世界を知らないと、『井の中の蛙』と同じ状況になります(^。^) ボクシングVS空手、K1VSプライドも同じような例えだと思いますよ。
お礼
なるほど、競技が違うと別物なのですね。 回答ありがとうございました。
- hunaskin
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柔道とレスリンの源流が同じ、というより、組討の格闘技そのものが人類共通のものなのではないでしょうか。 ヒトに限らず、クマやネコ、サルのように前足が比較的自由に動く動物は子供の頃から組み合って遊びますよね。 そういう遊びまたは戦いをルール化したものが柔道であり、レスリングであるのだと思います。 柔道の歴史はせいぜい100年です。 柔術諸派のある側面を嘉納治五郎が競技として抽出したものが柔道です。 では、柔術とは何かというと、戦の際に敵と組討になった時に相手を組み伏せ刺し殺すまたは絞め殺すための技術で、諸派あったようです。 一方、レスリングも現在行われているルールは主に2種類で下半身を攻防に使えないグレコローマンは古代ローマから行われたルール、フリースタイルはおよそ200年前の英国で始まったルールと言われています。 世界には、柔道とレスリング以外にも相手の背中を地面につけたら勝ちというルールの格闘技はたくさんあります。 モンゴル相撲、日本の相撲、中東で行われるオイルレスリングのほかスイスやスペインにもそのような格闘技は存在します。 ただ、レスリング(オイルレスリング含む)と柔道、柔術、相撲には決定的な違いがあります。 それは何かと言うと、レスリングは裸体格闘技であり、相手の着衣を掴むことができない競技であるということです。 便宜的にコスチュームは着ていますが、それを掴むことは反則ですし仮に全裸でも技術的な変化はありえないルールです。 一方の柔道や相撲は掴むことができる着衣があることが競技の前提にあります。 まわしや柔道着が無ければ発揮できない(応用はできますが)技術が大部分です。
お礼
なるほど、世界中にはレスリングや柔道のような競技がたくさんあるのですね。てっきり、この二つとサンボぐらいしかないと思っていました。動物たちが争う時も、言われてみえばレスリングみたいにバックを取るような仕草を見たことがありますね。 的確な回答ありがとうございました。
お礼
(1)なるほど、レスリングルールを参考に講道館ルールが作られた可能性があるということですか。たしかにそうかもしれませんね。柔道が誕生した当時はまだオリンピックがなかった可能性があるので、その当時の柔道ルールとかも気になります。 (2)双手刈りと肩車はレスリングから取り入れたものだったのですね。似ているわけです。ローリングですが、ポイントは入りませんが亀の相手を回して上を取る技術がローリングに似ているような感じがしまして同じものかと思いました。 (3)指導とパッシブの違いですか。うちの道場にはOBにレスリング経験者が数人いるのですが、みな、パッシブさえなければってよく言ってました。あれのせいで、けっきょく力勝負になると。 脱線しますが、レスリングの前に前に出る姿勢は低い一本背負いの餌食になるような気がしてたまりません。実際、OBの人たちもレスリングの選手は背負いに弱いと言ってました。 そうですね。特に内柴選手の試合(オリンピック決勝、世界選手権決勝)みているとあれはないだろうと思いました。