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オリンピックの柔道を見ていて感じたのですが

柔道の専門家の方にお聞きしたいです。 今日の鈴木選手が初戦で負けた技は何というのでしょうか?朽木倒しとかいう技の名前で良かったでしょうか?私はラグビー経験者なのですが、ラグビーのタックルと同じだなと思いました。鈴木選手の初戦の相手はモンゴルの選手でしたっけ?鈴木選手とまともに組み合っても難しいと思ってあのような技に出たのではないでしょうか?私は柔道は素人ですが、ラグビーのタックルを狙えばけっこう勝てるんじゃないのかな?と思ってしまったのですがどうでしょう?谷亮子選手の負けた試合は、相手がなかなか組ませてくれなかったみたいですが、それならばラグビーのタックルみたいな技を狙っていったらいいんじゃないかと思ったのですが、そんなのは邪道なんでしょうか?あるいはそういう発想をする柔道選手はいないのでしょうか?

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  • new_hope
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回答No.2

専門家じゃないのですが、柔道、ラグビー経験者です。 諸手刈りはまさに両手で相手にタックルする技、朽木倒しは片手で脚を刈ってバランスを崩させもう一方の手で押し倒す技です。ぜんぜん邪道ではありませんが、組み手争いを避けているという点で見るとややつまらん技ですね^^; しかも滅多に成功する技ではありません。開始の合図後すぐに不意打ちで狙うと反則を取られます。また、柔道ってのはどの技も基本的に力で押すのではなく、引き手と吊り手で相手を崩し、押すよりも引く力と相手の押す力を利用して投げるのが最も美しく決まるもの。諸手刈りにそういうのはありませんし、そういう意味では不意打ちでちょっと邪道感があるかもしれませんね。 日本人があまり出さないのは自然だと思います。というのは、組んでしまったほうが確実に投げるチャンスが多くなるわけで、わざわざうまく行くかどうかわからないタックルで時間を使うなら、早く襟を掴んで自分の組み手に持って行こうと考えるでしょう。実際、崩してもいない相手を倒すってのはなかなか出来るもんでもありません。失敗率多いですし。それだけにやられると悔しいですね。 柔道というのはただ技を掛け合ってるように見えるかもしれませんが、組んで+崩して+投げる(崩す)+投げるという連絡技(例えばボクシングのコンビネーションやワンツーのようなもの)を使いこなすし、確実に崩した相手から1本取るのが基本。熟練した人ほど、単発で倒すような技を出そうという発想は生まれにくいと思います。 日本人選手は組み手争いに長けているので、外国人選手はまともに組み合って相手に有利な組み方になるのを恐れ、組まずに倒そうとこういう技をいっぱい出します。相手が崩れていようがいまいがお構い無しに・・・。ジャケットレスリングなんて呼ばれてるとかいいますが、ちょっと柔道の発想と違うので寂しいですね。 鈴木選手が敗れたのは、本当にもうなんというか・・・・。ただの注意力不足です。間合いが離れていて、捕まえていない以上、いつくるかと常に警戒しておくべきものです。諸手刈りというのは自分のバランスも崩して脚に飛びつく技ですから、かわせばその時点で次に寝技に引き込むチャンスも生まれるし、絶対やられちゃいけない技です。

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  • nidonen
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回答No.1

 両腕で脚を抱えていたので「 両手( もろて )刈り 」です。 片腕だけで倒すと朽木倒しになります。  タックルについては、レスリングを想像するとわかりやすいと 思います。ご存知のようにレスリングではタックルは基礎の基礎 ですが、タックルで倒すのは至難の技です。つまり、相手を倒す ことで勝敗が決まる競技では、タックルは確実に警戒されます。  またラグビーのタックルは正面側からよりも、側方や後ろ側から 掛けることが多いですよね。つまり、名称こそ同じタックルですが、 その質はまったく違うということになります。  実際、ラグビー風のタックルを柔道で使ったら、左右に上手く いなされて、体落としや内股で一本を取られる可能性が高いです。 押したり引いたりというバランスが大事な柔道において、タック ルで押すだけの攻撃なら簡単に捌かれてしまうでしょう。  鈴木選手があっさり両手刈りにやられたのは、あのタイミングで いきなり突っ込んでくるとは思っていなかった油断、そして確実に 相手を正面に捕らえたモンゴル選手の上手さですね。外国人選手は 下半身を狙う技を好むので、普通なら左右に捌いていたはずです。

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