こんにちは。 65才の男性です。
理数系が全くダメですか? 私が40数年前に社会人になって赴任した部署の上司に聞いた話がとても印象的でした。
上司のお兄さんは湘南で生まれ、一生湘南の地で働き、今もお住まいです。 五十数年前、或る少年の家庭教師をされました。 ところが、この子、数学がまるでダメ。 いくら教えても、寝てばかり、、、、、。 英語や歌は当時から、玄人はだし。 そんな子だったそうです。
それが、数十年後、この少年も大人になって、立派な社会人。 一念発起して、東京大学の理学部の聴講生となり、数学を猛勉強されました。 子供の時には、寝てばかりいた数学が、大好きになり、今では数学のかなりの専門家になられたと聞いています。
誰でも知っている、加山雄三さんの少年時代と今のお話です。
数学はものの考え方を養うための訓練の一つです。 『たかが数学』ですが、『されど数学』でもあるのです。
同じように弁護士の勉強をするにも、数学をしっかり勉強した人間とそうでない人間とでは、ものの見方、考え方が大きく違います。 ご子息が将来、会社の社長になられても、数学をやって、『論理的な思考』をマスターされているのと、そうでないのとでは、解決方法がまったくといっていいほどに違って来ます。
女性に対する接し方、子育て、そして一生の過ごし方まで違って来ると思います。 私は法学部の出身ですが、数学はしっかりやりました。 数学はとても面白い学問ですよ。 わからない問題を何百題でも頭の中に飼っておけるのです。 その時、解けなくても、気にしないで時々出してきたやっていると、ある日突然纏めて解けるのです。
数学は、『徳川家康』に似ています。 鳴かぬなら、鳴くまで待とう、ホトトギス。 解けるまで、のんびり待てる子が、数学の天才になるのです。 頭の良し悪しは、まったく関係ありません。
お子さんが数学が苦手なのは、単に気が短いだけのことではありませんか。 あの加山雄三さんにだって、数学が出来るんですよ。
お礼
そうですね。そういえば、私の父も82歳にもなって、毎日、歴史の実録本を読んでます。これも勉強ですよね。若い頃から毎日読んでます。父と子供は仲が良く歴史の話を良くするんで、もっと詳しく知りたい,,爺ちゃんより物知りになりたい...そこから、歴史好きになったんだと思います。子供は中学から、毎日部活(テニス)で大会に追われて過ごしてますが、先生の薦めもあって、2年への進級で スポーツクラス?進学クラス?進学や就職について 全く無知だったもので 参考になりました。ゆっくり自分で選ばせます。有難うございました。