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高校と高専
中学2年生の娘を持つ母親です。 娘もそろそろ進路のことを考える時期になってきました。 最近では「理数科のある学校へ行きたい」と言っています。 通学圏内では理数科のある学校が一校あります。また、高等専門学校もあり、こちらにも興味を持っているようです。 私は高専については、5年制の学校で、卒業すると短大卒業と同じ資格が得られる。と言うことぐらいしかわからないので、高校と高専の違いなどを教えてください。 それと、女子生徒は少ないようですが、校内の雰囲気なども教えてもらえたらうれしいです。
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理数科がある高校に行きたいのならば、そちらのほうに行かれることをお勧めします。 高専は、基本的に工学部がやることを勉強するところだと思いますし、最近は、医学部や薬学部以外のところは編入できるとはいえ、取得単位の中身や、単位数の関係で意外と苦労するかもしれないので、理数が好きだという人は高専より他のところにいくべきだと思います。 私は生物応用化学科の生物コースに所属していますが、感覚的に基本的なことしか学ばないようなきがします。私の学科に限ってかもしれませんが、大学の教養課程と同じようなことをやっているけどぜんぜん簡単という感じがします。進むスピードはとてつもなく遅いです。 それと私の高専に限ったことかもしれませんが、入ったときはそれなりにいいと思いますが(大体偏差値65ぐらい)出るときにはあれれ~?という感じになっています。 それと社会的にはどこの高専も似たようなものだと認識されています。したがって、就職は学校ブランドがないので下手すれば試験のでき次第の出たもの勝負になる可能性もあります。それと結構海外に飛ばされるということを聞きました。(高専生共通の弱点は英語なのに!!) また私の高専はあまり校則というものに厳しくありません。はっきりいって自由です。授業にでて、試験でそこそこ取れれば落ちることはないよというようなところです。 後男女の比率ですが女の子は少ないです。私の学科は半分いっていますが、他は少なっと突っ込みたくなるぐらい少ないです。全体の10%ぐらいかな。私の県は3校高専があるのですが、ほかはもう少し多いという話を聞いたことがあります。 それと先生のことですが教え方が下手な場合は無視して自分で勉強すればいいのですが、テストは問題よりも言い回しのほうがはるかに難しいという御仁もいます。私の学校では、社会を反映してか高齢化問題(先生がすでにおじいちゃんの域に入っている)という問題もおきています。 学内の雰囲気は、大学にも普通高校にもいっていないのでどちらに近いかということはわかりませんが、一言で言うと自由!!!!という感じがします。ピアスも茶髪もOK!!制服無視もできるというファッションにはうるさくないのでいいと思います(残念ながら初期のXみたいな髪型には遭遇したことがありませんが…)。 それと私の高専の工場見学(実質修学旅行)先は海外です。さらにオプションで2週間のホームステイつき!!(学生の評判はすこぶる悪かったですけど。。。私も参加したのですがホームステイはよかったんだけどついでに語学スクールに行かされて、ここがどう見ても人をおちょくってるとしか思えない内容だったんですね。さらに言うと工場見学はもっと最悪、自由時間があってそれは最高によかったんですけど)これで30万円以下!!どうですお客さん!海外旅行3週間でこの値段、今なら3単位の単位付き!ちなみに英語圏です。どこの高専かというと日本のかなり西のほうにある高専です。 参考までに。。。
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- pippi-paso
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高校→高専→大学(現在)に編入したものです。 自分の経験からして高校→高専に編入した時、高専は数学などにおいて高校以上のことをやってます。ですので高校よりも高専の方が同じ学年でもレベルは高いと思われます。高専は五年間で大学と同じくらいのレベルと聞いたことがありますがまさにその通りだと思います。大学四年と大きな差はないと思います。高専の五年生(高専によりさまざま)から研究室に配属され研究もします。また高専は大学より単位を落とす確率は少ないと思います。 学校の雰囲気は学科によって男女の比率が違いますが部活等で友達も増えるので悪くはないと思います。 個人的に技大はお勧めしません。講義やレポートがキツイみたいです。
- jing
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某高専(というかdeepsnowさんのよくご存知の高専ですが)の出身者です。 高校と高専の違いについては、みなさん書かれているので割愛して・・。 将来的に工学系の道へ進みたいということでしたら、高専は悪くないと思います。 今は、編入の制度もかなり開けていますから。 (それこそ、文系への編入も可能ですよ。ちょっと大変ですけど) 国立大学を併願できちゃうところも魅力ですね。 ただ、高専にも多少のピンキリはあるようです。 高専の中でも進学校なみのところもあれば、そうでないところもあります。 私の出身校の某高専は最近、ぐっとレベルが落ち、倍率も落ち、学校的には大変そうです。 私が入学した頃は、まだそこまで行ってなかったんですがねぇ・・・。 レベルや倍率は、もちろん学科によって違います。 それから、高専からの就職ですが、これも学科によっては女子には厳しいところもあります。 (とくに建設系とかは厳しいですね) なんだかマイナス面ばかりですが、いいところもあります。 女子の割合は少ないですが、特に問題はないと思います。(少ないところはクラスに3人とかになっちゃいますが) クラスは5年間一緒ですから、男女問わず仲がいいですしね。 あと、校風も自由です。(厳しい校則なんかあったかなぁ・・・?) まだ時間はあります(ただ、受験の時期や内容が違いますからこの辺は注意です)。 体験学習や学校説明会を見つけて、見に行くのもいいと思います。 (特に体験学習は私のオススメです) 最終的に悩んだときは、高校から高専に編入するということもできないことはありません。 (実際に普通科から高専に編入してきた人もいます) でも、理数科に行ったら、ちょっともったいないかな。(笑) 以上、個人的な高専の感想でした。
お礼
ありがとうございます 某高専はレベルが落ちているんですか・・ 私たちのころは学区の規制があって選択の余地が少なかったので、あまり迷うことはなかったのですが、今はいろいろ選べるだけにかえって大変のような気がします。 体験学習、学校説明会、いろいろ活用したいと思います
- tofg
- ベストアンサー率33% (57/172)
こんにちは。 高専及びその上の専攻科を卒業した者です。 前の方々が言われているように、「高専」は「大学」に近く、学科によって男女の比率、雰囲気が違います。 高校は大多数の人が行くので、高校生は高校生という雰囲気を持っていますが、高専は高校に比べて行く人が圧倒的に少ないので高専生という雰囲気を放つようになります。(笑) 僕の居た高専での話ですが、 僕は機械工学科に居ましたが、5学年中僕の学年が一番女子が多くて40人中4人でした。4学年上は女子0人でした。 電気工学科での女子の人数は40人中10人前後。 電子機械工学科、環境都市工学科は40人中15~20位が女子。 建築工学科は40人中20~25位が女子。 という感じだったと思います。 普通で行けば同じクラスで5年間暮らすことになります。ですから、学科だけでなくクラスごとによっても雰囲気が違ってきます。 僕の場合は、1学年上から10人ほど落ちてきた(留年生が出た)ので5年間同じメンバーでは無くなりましたが。(笑) 今は、高専の上に専攻科というモノが各高専に出来始めていると思います。 専攻科を卒業すれば大卒と同じになります。 国立高専で高専から専攻科まで過ごして大学院に入るという安く上がる手も使えます。(笑) 休みは・・・春休み約1ヶ月、夏休み約1ヶ月、秋休み1週間、冬休み2週間 ってな感じでした。 先生に関してですが、高専に居る先生は一応皆その分野を研究している方々なので生徒に分かりやすく教える人は高校より少ないと思います。 ただ、普通と違った経験をしたい場合には大多数がとる高校~大学という道より高専に進んだ方いいかもしれません。 ただ、最近は普通高校に行きそうな人が高専に入ってきているので雰囲気が変わっているかも知れません。 参考になれば幸いです。
- tan777tan
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高専と高校、価値観のことなるものがぶつかり合うところです。抽象的な言い方をしましたが、まず、高専については社会一般に妥当な評価がなされていません、単に高卒後の専門学校のように見る企業もあります。まず、高専では専門の工学系の学科を十分に教えられます。これは、高校で受験のための勉強とは根本的の異なるものです。 親御さんとしてお子さんの将来を心配されるのは当然ですが、ご本人に任せたら、自分で責任をもって考える力を信頼されたら、 高専の勉強は厳しいですよ、高校のように3年いたら卒業出来るとは決まっていませんから。 短大卒と同じ待遇ですから、大学の3年編入の資格があります。それを生かしている方、多いですよ。学校も勧めています。 女子生徒少ないですね、化学系統はまだ多いですが、電子とかそれに近いところは一クラス4から6人かな、もっとかもしれませんが、でも少ない方がよりしっかりした女性が育てられていますよ。
- verypop
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初めまして。 地域や学校によって様々変わると思いますが、某高専生だった私の経験上でのお話をしたいと思います。 理系の学部でしたので、やはり理系の授業が多く、文系の授業は一年の時から比較的少なかったです。 ただ、英語の授業は一年から三年までは普通の高校と同程度(少し少ないけど)ありました。四年以降は減りましたが…。 高校も高専も単位を元に進級が決まりますが、高専の方がより単位が細かく”落とす”率が高い様な気がします(成績が悪いと容赦無く単位を貰えなかったりします)。 あと、特定の単位を取る事によって卒業時に資格を得られる学校もあります。 そういう資格は普通に試験を受けてもなかなか取れないものらしいです。 授業は高専の先生は教授や助教授が先生をするので、「先生」として優れていない人も居ます。(教えるのが下手って事です。) そう言う点では少し戸惑うかも知れません。 校内の雰囲気は「高校」というより「大学」に近いです。 悠悠自適なキャンパスライフって感じです。 女子生徒は確かに少ないですけど、その分優遇(先輩とかにやさしくされたり)します。 高専って言う学校は高校とも大学とも違って一種独特な雰囲気を持っています。 五年制という事で、普通より多くの先輩と多くの後輩を持つことができます。 無論、全てが順調に行くとは限りませんが、私自身は色んな年代の人と話し合った事で得たものは多いような気がします。 deepsnowさんのお嬢さんがどの様な道を選択するか分かりませんが、良い努力と良い先輩後輩に巡り逢える様にお祈りします。
- mtkame
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「高校の理数科」と「高専」はちょっと性格が違います。理数科はその名の通り「理科」「数学」に力を入れて、理系の大学に進学するのが普通ですがその「理系の大学」の中には工学部の他に、理学部や農学部など、さまざまな学部があります。 これに対し、高専は最初から「工学」を目指す人のための学校で、1年生のうちから専門科目(製図や実験、実習など)を学んで、5年間で工学部4年までの知識と技能を習得させてしまいます(もちろん普通の高校と同じように、国語や英語もちゃんとあります)。 ですので、高専を5年で卒業してすぐに就職しても大卒と同程度の技能を持っているということで企業からは重宝がられています。 ただ最近は、高専を卒業して大学に編入学(普通は大学3年生になる)というコースも開けてきて、最初から工学分野を目指す中学生が高専に入って、高専→大学編入→大学院という進み方をすることも珍しくなくなっています。しかも、高専からの編入試験というのはほぼすべての国立大学(もちろん東大、京大も)が実施しており、その場合にはセンター試験なども必要ないので、3つ以上の国立大学が併願可能というおいしい(?)一面もあります。 高専が女子が少ないというのは事実ですが、クラス(学科)によってかなりばらつきがあります。機械系の学科はほとんど男子ですが、情報、化学、建築などは「女性上位」のところも多いです。 今は、ほとんどの高校や高専で「学校見学」や「一日入学」などの行事をやっていますので、興味のあるところへ電話して聞いてみれば親切に教えてくれますよ。 高専について詳しいことは参考URLをご覧ください。
お礼
皆さん早速答えてくださりありがとうございます。 私たちの地域では、古くから長岡高専があり、今は長岡技術化学大学も出来たので、中学>高専>技大というコースはわりと一般的で、私たちが中学生のころから「成績のいい男子生徒は高専に」というイメージがあったのですが、全国的には珍しいのですね。 本人は今のところ、食品の成分分析などの仕事に興味を持っているようです。 まあ、まだまだ本人の意思もしっかりしていないことですし、あと一年かけて考えたいと思います。